Pelican West (Reis)
アナログ放送終わりでいきなり砂の嵐ですか。容赦ないな(笑)いったいどんだけこれまでお世話になってきたと思ってるんだ。ケネディー大統領暗殺の世界的中継に始まり、東京オリンピック、アポロ11号の月面歩行や、大相撲からプロ野球、紅白歌合戦や昭和の名ドラマの数々、全てアナログ波だったではないか。それが衛星放送やデジタル化でだんだんと肩身が狭くなり、最後は突然のスイッチオフによる死刑ですか。人間により生み出され、また人間の都合により闇へと葬られる、勝手なものだ。ありがとうアナログ波とその技術と周辺機器たち。そういえば東京タワーも来年には東京スカイツリーに取って変わられるのかな。まあ細々と中継局の一つを担うのでしょうが、あれも言わば用無しのお払い箱だな。そう思うとかわいそう…まあ冗談だけどね。

ヘアカット100でも。まあ夏っぽいですし、じっさいこの暑い中ぼーっと何も考えずに聴ける希有な音楽ではないでしょうか。そういった意味ではレゲエに通じるかもしれませんね。それにしてもイイ意味で淡白、ファンカラティーナ代表選手だけにラテンビートベースのリズムに軽いカッティングギターやホーンセクションやこの好青年たちの爽やかなコーラスが乗るなど、まったく文句の付けようもない完璧さです。少し前書いたローマンホリデーと比べてイイかはわかりませんが一応同じファンカラティーナに括られていたという意味で、あちらは少し押し付けがましい感じで暑苦しいのですが、こちらは少しばかり秋風すら連想できる一服の爽やかさで満点ですね。いやーやっぱり夏に聞くと超イイですね(笑)って偏見かもしれませんが、あまり他の季節には似合わないのではないかな…曲タイトルやファッションなどみると彼ら自身は他の季節もターゲットにしてるみたいなんですけどね(笑)とりあえず一家に一枚の名盤。

DISCOGS

Favourite Shirts (Boy Meets Girl)

Love Plus One