Acupuncture
あまり思い入れのないアーチストのLPやCDなどという物は可哀想なもので、滅多なことでは聴かないのが普通ですが、しかし中には例外もあり、それがこのドルドラムス?です。たしか1stアルバムというよりもEPに毛が生えたような、しかしタイトルが好きな「Secret Life Of Machines」は当時話題だったフライングソーサーアタックと同じVHF Recordsからリリースされ、音もFSAと同傾向でフィードバックノイズギターによるアンビエント空間をその他バンドサウンドが漂うようなプレポストロック(矛盾した言い方ですが)な雰囲気だったため確かこの日本でも少し話題になったと思いますが、この長さ的には実質1stの「Acupuncture」は当時もはやポストロック系の名門Krankyからで「Secret Life Of Machines」の延長線上の内容にも関わらず、人気の方は恐らく日本では今一歩だったのではないでしょうか。内容はやはりフィードバックギターは使っていながらもその割合は「Secret Life Of Machines」よりも少ない印象で、よりオールドスクールなサイケデリックロックに近いのではないでしょうか。DISCOGSのレコメンドにはジェサミンやラブラッドフォードなど載ってますが、個人的には比較的アーシーなジェサミンよりもラブラッドフォードに近い印象ですね。つまり好きな方です。

DISCOGS

On The Green

Late 70's Blue Box