As Roses Bow: Collected Airs 1992-2002

久しぶりにまともにCDを買った気がしますが、その内一枚、コナーズ先生のアルバム「Airs」が丸ごと入り、その他はシングルなどから見繕ってCD2枚組にしているアルバムでも。まったく想定内というか、聴く前から音が聴こえてきそうでしたが、エレキ一本による即興的ブルースと、若干CD1では名コンビの♀ボーカリストSuzanne Langilleがまたブルージーに歌っている曲、などですか。率直な話、この手は先生くらいのギター弾きになれば、ほんとにいくらでもまるで練習のように出来上がると思います。実際多作な先生ですが、そのほとんどがこの手のセッション的な曲ではないでしょうか。ゆえにどれを買っても同じ、というある意味ファン泣かせな人ですね。そんなリヴァーヴ等エフェクトを繋げアンプにジャックインし、思いつくままにコードやアルペジオを雰囲気たっぷりに間を置いて爪弾いている、だけ、のような気もしてきますが、それだけなのになぜこうも染みるのか?は分かりません。ブルースってのは本来こういうものなんでしょうか。門外漢なのでそこら辺も分かりませんが、これでイイのだろうか(笑)まあ気持ちよければなんでもイイんですけどね。夜の伊勢佐木町をぶらつきたくなる音。ブルースなのでね。1500円也。

DISCOGS

Airs No. 11