Book of Dogma
なにかおかしなことになっているな、べつに国粋主義者ではないが、一応国際的領海法で日本の領海内に於いて多国籍船が侵犯だけならまだしも故意かは分からないが衝突した事件に対し、その責任者を拘束し経緯等の事情を聞くというのは、全く真っ当な手順だと思うのだが。対して民間交流にまで干渉しそれを統制するという隣国は少し行きすぎではないのか。天安門事件にまでさかのぼると古過ぎるのかもしれないが(いや世紀単位の問題かもしれない)、やはり民間統制の軋轢は隣国が持つ国家と国民間の問題として根深いもののような気がする。その点どうにかしないと名実共に世界的リーダー格の国家にはなれんのではなかろうか?

思い入れがありすぎる盤やアーチスト(には基本的に思い入れは持たないが例外もある)というのはなかなか書き辛いものだ。ピュアテクノというムーブメントが1980年代の終わりにイギリスで起こり、当時テクノ路線まっしぐらだった筆者は当然食いついたが、多感な10代ということで誰でもそうだと思うがその頃聞いた、というよりも寝食を共にした音楽というのは恐らく一生付いて回るのだろう。このブラックドッグも最初期こそもちろん知らないが、その後その手の大手Warpから初期音源の編集盤「Bites」を聞き、そのあまりのスカスカさ加減に「これはまさにピュアテクノだな」とある意味衝撃を受けたアーチストだったが、この2007年に思い出したように発表された最初期のEP集は「Bites」とほぼ同時期かそれ以前のインディーレーベルGPR等からの音源でやはり当時を思い起こさせる。初期ゆえのレイヴ〜ジャングルに影響されたブレイクビーツの上にMIDIでシンクロしたベース等シンセが乗っているだけ、という楽曲群がなおさら編集盤ゆえに淡々と続いていく。ただそれだけでいいのだ。イギリスの若者3人が20世紀最後の10年に記録した存在証明。

DISCOGS (ほぼ全曲試聴化)