メイキング・フェイシズ
チキンリップスの3rdですが、このなんとも淡白なディスコなのか80'sリバイバルなのかという雰囲気はクールなんじゃないでしょうか。この場合のクールはもちろん完全なる肯定ではなく、かなり否定的な意味を含んでいると思ってもらってよいです。やはりあまりに淡白、さらに言うと薄っぺらく聞こえてしまいます。もちろん本人達は必死で音楽製作してるのでしょうが(生業でしょうから)この時代に合ったスタイルということを意識し過ぎてなのか、そんなすかしたスタイルに専念することに必死のようです。少なくとも私にはそう聞こえるのですが、もしファンの方、結構好きだ!という方に逆に説得してもらいたいです。ちなみにこのアルバムで一番よかったのは邦盤ボーナストラックであるジョシュウィンクによるリミックスでした。100円也。

DISCOGS