死の島
某ニュースで即身仏ネタがあったので(笑)このべックリン「死の島」は相当有名な絵だと思うんですが、人間は死んだらやっぱりこんな孤島へ行くんじゃないかと連想です。これは怖いでしょう。一つ一つが無限の距離を隔てて孤立している完全なる無人島、そこに永遠にいなくてはならないとしたら、それは地獄でしょうね。いや天国も地獄もない、ただ島送り。死んだら虚無だという意見もあろうかと思いますが、こんな島だったら同義でしょうね。ということは人間生きてるうちが花、現世での幸せを大切しましょう、と思った。

apple
バレアリックの雄だったというか元祖に近い彼らの1stでも。バレアリック(今も流行ってるものでなく90年代初期の物)はリアルタイムでそれなりに聴きましたが、主にいわゆるレフトフィールド方面が好みだった為、こちら方面のアシッドジャズからの流れとしてのバレアリックは当時はあまり聴いてきませんでした。しかしこのアルバムはその方面のやはり元祖であり、ゆえに今聴くとリズムやベース辺りのドッタドタした雰囲気には古臭さを感じながらも、そんな中にも時折新鮮さをまだ保っているという意味では、奇跡的なバレアリックフルアルバムではないでしょうか。レフトフィールド方面ではテクノなどと融合したアーチスト達がアルバムを多数発表してましたが、アシッドジャズ系としてのフルアルバムは貴重だと思います。後にイビサ系クラブミュージックアーチストからいくつかリミックス依頼を受けたというのも、このアルバムが彼らの音楽に影響したということかもしれません。やはり真の意味でのバレアリックアーチストだったのかもしれませんね。

DISCOGS

Bread, Love And Dreams

Barefoot In The Head