續・脱・どん底
最近CSの映画などで宇崎竜童出演作を相当見かけてたこともあり、レコ屋でもこうやって彼らのアルバムと巡りあったので当然買ってます。何枚目とかウィキでも見れば分かるんでしょうが、めんどくさいのでそこまではしません。要は内容なので、しかしまだざっと聴きですが、かなり聴けます。一曲目のグレンミラーのカバーでしたか、そのビッグバンドをバックに武器とブギを掛けた、言うなれば彼らなりのプロテストソングの完成度の高さから度肝を抜かれます。一曲づつ取り上げたいくらい完成度の高い曲が続いてきますが、やはりブギが付いている通り、純粋なロックンロールというよりもファンキーで踊れるサウンドを一貫して目指しているようです。それにしても、ボツ曲が一体どれくらいあったのか、このアルバムに入らなかった曲は相当数あるのではないか、と思うほど、そこから厳選しておそらく泣き泣き11曲に絞り込んだのではないかと、思うほど捨て曲はないんじゃないでしょうか。特に、もう夫婦だったと思う(たぶん)阿木さんの歌詞と曲との連携のスムースさは格別に気持ちよいですね。主に日本のロック〜歌謡曲のファンには避けては通れないほどの名盤のような気がしてきましたよ。内容とは関係ありませんけど、当時の録音機材などが良かったのか?音質も妙にイイです。これは基本的に廃盤ですが、中古で探せばどこでもあると思うので、持ってない人にはおすすめ。当方はこの後もヘビロテで聞き込みます。100円也。

棄てましょブギ


スモーキン’ブギ

港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ (但しロングバージョン)