PILLOWS&PRAYERS’03(紙)
今月収穫のクレプスキュールのコンピ"From Brussels With Love"も良かったので聴き返してみた盤です。あまりにも名盤にして歴史的盤ということで、躊躇するのですが、恐れ多くもざっという感じで…

まず上記コンピと一曲だけダブっているということでKevin Hewick & New Order"Haystack"、Kevin Hewickという人から知らないんですが有名なんでしょうか?しかしこれはその人の投げやりな中に怒りも感じる少し痛々しいボーカルが印象的です。そこへNO流のピロピロとした安っぽい音がまたかっこいいバンドサウンド、というある意味鉄壁、完全無敵の名曲じゃないでしょうか。ちなみにオリジナルリリース盤には未集の邦盤的ボーナストラックのようです。ちなみに持ってるのは2003年リリースのCherry Red25周年記念再発盤なのですが、その16曲目以降〜ラスト25曲目までがPillows & Prayers Vol.2から抜粋収録されたボーナストラック10曲です。

オリジナルリリース盤(Vol.1)だった方はざっと聴き、あまりにも偉大な歴史的元祖ネオアコ曲〜当時提携してたとか知りませんがクレプスキュール的多少おフランスなエレポップ〜ミニマル系アーチスト(Piero Milesiというイタリア人)〜パブロックなどですが、歴史的名盤だけあって捨て曲は無いですね。これはさぞ発表当時大騒ぎになったであろうと想像します。結局これでCherry Redは一般レベルにまで注目される事になったわけですし、未だに輝き、持てはやされる名盤ですものね。

しかし、個人的にはVol.2からの抜粋的ボーナストラックの方がさらにその上を行ってる凄いレベルの楽曲群だと思うんです。

前述"Haystack"〜このコンピではEverything But The Girl系(めんどくさいのでそういうことで…)が大活躍なんですが、トレイシーソーンの方のマリンガールズはスカスカながらもいや故に琴線に触れてくるやはり元祖ネオアコサウンドや、恐怖のアカペラホラー名曲Jane"It's a Fine Day"、今度はKevin Hewickって人のソロ、個人的にはこのコンピでもかなり上位に入るFantastic Somethingというグループのリバプールサウンド風、詳しくないけどモーガンフィッシャーさんによる「男と女」カバー、キタ!フェルトによる染みるブルージー&カントリーなフェルト節や、全部ほめる気はないんですが(笑)これまた名前すら全く聞いたことのないIn Embraceっていうグループの少しファルトに似てる曲で流れもばっちり、ラス前は名曲連続過ぎたので息抜きなのかマリンガールズの分派?Grab Grab The Haddockによる息抜きソング、そしてラストが"Haystatic"に次ぐベタートラックでベンワットと彼が尊敬する御大ロバートワイアットによる深いコラボ曲まで。凄過ぎる。もう言うこと無し…

DISCOGS(は便宜上、2000年発のVol.1&2の2枚組です。こんなに入ってません、でも"Haystack"が入ってません…)

Kevin Hewick & New Order - Haystack