horse
突然ですが、スポーツ選手にはコンプレックスがあって、彼らのその邪念無しなどの姿勢には頭が下がります。なのでスポーツマンと呼ばれる人との付き合いは皆無ですが、ニュースなどで見るにつけ何か恥ずかしいような気持ちになるときがあります。今日もニュースでやっていた、かつて世界新を出したスケート選手がその後落ち目になり、また冬季オリンピックを目指して頑張ってる姿を見て、何の目的や夢もない自分が恥ずかしくなったりしました。先週は、ラグビー部員達が、試合に出る相撲部員が足りないというクラスメートを助けて、全くの初心者なので怖いにもかかわらず相撲の試合に出てあげたというニュースにも涙が出そうになりましたが出ませんでした。

個人的には躊躇する&恐れ多いアルバムですけど、レビュってみます。コイルによる歴史的インダストリアルアルバムでしょうか。2ndですが、1st"Scatology"のあまりにもチープな音色の上物と薄っぺらいリズム隊の余韻は全くないとは言いませんが、その頃よりだいぶ高い機材が使えたせいか、音色的にはだいぶリッチで語弊がありますがプロっぽくなってます。聴きようによっては、ネガティブな印象や厭世的とすら聴こえる暗くてマイナーな音かもしれません。しかしその根底にある屈折した情熱は変わりません。音楽は結局、パンクだろうがフリージャズだろうがノイズだろうが何だろうが、やっている連中は全員ロマンチストだと思ってますが、この音楽もまたしかり、「何か」に対する情熱に溢れているアルバムです。その程度が大きいのでやはり歴史的傑作なのでしょう。中でも名曲との呼び声も高い4曲目"Ostia (The Death Of Pasolini)"はせむしの男に手を引かれて死者の国へと繋がる地下室に降りていくような名曲。

DISCOGS

Ostia (The Death Of Pasolini)