pleiades
クセナキスはこれともう一枚しか持ってませんが、この一枚は中々好きです。しかし最初聴いた時は「あー二度と聴かないかもな…」というくらいなんじゃこれ?でした。とはいえ買っておいてそれでは勿体無さすぎると思いなおし、せめて寝るときにでも流して聴いてやるかとBGMとして活用した所、案の定寝つきが悪かった、という物です。内容は、メロディー皆無の主にパーカッション群(テンパニーなどでしょうか)ややはりパーカッション化されてるビブラフォンや一部ピアノかと思われる楽器で構成されてる、現代音楽です。それらビブラフォンやピアノのみの曲もメロディーはほとんど無いにも関わらずドリーミーという不思議な曲ですが、特に終盤訪れるまるでアフリカのトーキングドラム版セルジオメンデスのバツカダのような、妙に同期したパーカッション群炸裂の曲が強烈です。そのお蔭で目が覚めましたが、これが一度はまると癖になります。恐らく一生聴いていく盤だと思います。どうでもよいですがDISCOGSの評価☆3.8は低すぎますね。

DISCOGS
Peaux (Excerpt)