plastics
気づけばウエルカムつながりでプラスチックスのこれ。デビューアルバムなのでしょうか?そんなことも知らず、テキトーに流して舐めて聴いてましたが、これ傑作ですね。

早28年も前の作品ということでさすがに古臭い感触はありますが、しかし名曲"Copy"に代表される日本の特に東京はコピーだらけで何一つオリジナルなモノはない、というような思想面は今でも通用するようで、さすが当時最先端を行ってた連中はさすがだなとびっくりします。また徹底的にブランド物やそれを買えと煽る当時のアンアンやポパイ(ふるっ)等ファッション雑誌などのステータスをすかしたテクノポップに乗せて笑い飛ばしてる所や、さらにそんなことにこだわってる自分たちさえも笑いの対象として消化する様は潔いし、かっこいいですね。つまりあらゆるかっこいいと言われるモノ(上記のようにその中には自分たちも入る)に対して「えーそれってほんとにかっこいいかあ?」という徹底した批評家精神が根底にあるようです。しつこく言うと、そもそも「かっこいい」という価値自体に疑問符が常に付いて回るというか、そんな価値観は最初から信用してないのでしょう。

劣らずサウンドも日本のニューウェーヴの代表格だけあり、たとえば同時代のタキシードムーン(しか思いつかなかったけど)と連続して聴いたとしても、全く遜色ありません。そんなチープなテクノポップに時々ビートルズに影響された、というよりパクったメロディーなども飛び出します。それすらもオマージュではなく、ビートルズに対する一種のツッコミなのですが。

DISCOGS

♪Copy / Plastics