エコバニの「やまあらし」です。

一曲目の鬼のような疾走感およびやけくそな超名曲"THE CUTTER"から彼らがいる凍てついた氷の世界へと一気に持って行かれます。その後もそのスピード感をまったく失わないイアンマカロックのやはりやけくそ感も炸裂の"BACK OF LOVE"へと、でも3曲目マリンバを叩きまくる"MY WHITE DEVIL"で多少クールダウン、しかし凍てついた感触は失われません。カッティングギターが特徴的な"CLAY"でまたテンポアップ、少しバウハウス的ポジティブパンクな本物ストリングス&ミドルテンポの"PORCUPINE"にてA面終了。

メロディーライン&アレンジまでもが"THE CUTTER"そっくりな"HEAD WILL ROLL"のやはり疾走感にてB面開始、縦ノリ&こちらもカッティングギターが特徴の"RIPENESS"、B面でも3曲目"HIGHER HELL"のポジパン調にてクールダウン、その後"GODS WILL BE GODS"の速さで終演へ向かって上げていき、しかしすっとぼけていながらドラマチックでもあるという変な曲"IN BLUER SKIES"にて終曲。

という総じてA&B面同じような曲の構成と、特にその緩急の妙が見事な傑作アルバムです。

♪THE CUTTER / ECHO & THE BUNNYMEN