ちょっとというかかーなりめんどくさいんですけど、2個前記事で出ちゃったのでエアウェイヴの今年発表の最新作である圧巻の3枚組みCDアルバム『三部作主義』?でも(ちなみに前作は2枚組みでした)。

いやほんとこれは凄いモノですよ。何と言っても3枚組みですからね。だからと言ってヴェアリアス的なミックス物CDではなく、全てオリジナル楽曲で全30曲という、やはり途方も無いシロモノです。ですからレビューめんどくさいんです(笑。

そうですねまず1枚目が、これまでの彼の作風らしい、プログレッシブ〜ディープトランスな楽曲群収録で、やはり非常にメロウ&流麗な感じで、今までどおりの感じを期待するファンには納得の楽曲群なのかもしれません。逆に悪くいうと、安心出来過ぎで普通&物足りなさも感じてしまうかもしれません、冒険していないので。更に死語でいうと、想定の範囲内過ぎです。しかし、クオリティーは相変わらず高い。それは保証します。

2枚目は、よりプログレハウス寄り作品群で、よりグイグイ&ガッツンガッツンきます。そういった意味で3枚中一番ダンサブルです。しかし、1枚目ほどのメロウさはありませんが、そのハードなビート空間を、時折そこはかと無い叙情的シンセリフ&パッド等が漂う様は、さながら、ダンテの神曲に出てくる地獄門をくぐると、そこは廃退的な雰囲気の完全会員限定性秘密クラブで、そのフロア中央で全身真白き装束の堕天使が舞を舞う時のトラックにふさわしいですね、と我ながら詩人です。つまりサバトですサバト、デビルマン風の。

さて問題児は3枚目なのですが、すでに面倒くささも限界にまで達しているのですが、頑張って言うと、まあ彼流チルアウトトラックスですかね。ロービートの若干古臭さも感じるトリップホップな曲から、なにやらヴァンゲリスチックに大仰なサントラチックな曲や、これまた微妙に古い、ちょっとジャーマントランスの人達が昔やってたようなやはりアルバム消化曲的ダウンビートのトラックや、もちろんアンビエントな曲まで、と正直一番いらない盤なのかもしれませんが、これはこれで利用価値が無い訳では無く、就寝前に最適だったり。つまり何も考えないで聴けそうな盤です。

と全3枚、何はともあれ、これだけのボリューム&クオリティーを伴なう物を持ってくる奴はやはりタダモノでは無いなと。実際これさえあればここしばらく、2週間くらい?問題無く過ごせそうです。

アマゾンメチャ高につき×(↑画像リンク)、HMVの方が良い気がします。(差額3千2百円!)

♪CD1SUNDAY BREAK / AIRWAVE