sentinel
こんばんは。今日は僕が岬の突端で見張り番を任されました、さっきまで。
とっても寒くて大変だったです。
でも突端の芝生の上で寝っころがりながらできるのでその点は楽です。
見張り番の主なお仕事は、見張りです。
海賊や敵国からの襲来が無いか、目を皿のようにして見張ります。
もしそのような怪しい船がチラッとでも見えた場合は、
狼煙を上げてみんなに知らせます。
あまり意味は無いのですが、錆びた槍のような武器も持たされます。

しかしよりにもよって今日、怪しい船が見えました。さあ大変です。
早速狼煙を上げてみんなに知らせ、自分も村長の所へ直接知らせに行きます。

ところなんですが、その怪しい船?は海の上ではなく空を飛んでいました。
そればかりでなく、何やら人や牛等、動物まで多数、海の上に浮いていました。
推測ですが多分、シースルーのノアの箱舟ではないかと思います。
ノアがまるでボロ切れのような粗末な麻袋のような服を麻ひもで結わいて、
舳先の棒の上に立って舵取りに指示を与えていました。かっこ良かったです。
きっと近いうち、この世を全て飲み込む大洪水が訪れるでしょう。
みなさんも防災対策は今のうちに。

僕はその光景を槍を持ちながら呆然と立ち尽くして見ていました。
今の所、僕しか見てないと思いますが、
近いうち、みなさんもご覧になることでしょう。
ある意味全ての物、森羅万象を乗せた、
しかもそれが全て丸見えな、シースルーのノアの箱舟は、
船内の多数の蝋燭の光で七色のプリズムのように光り輝き、
とっても綺麗かったーなんかだるーい。

♪SENTINEL (ORBULAR BELLS BY THE ORB) / MIKE OLDFIELD