oliviabest
さていよいよ佳境に入ってまいりました「新・夢千代日記」の9。
本日的には、また夢千代さんのベッドシーンより開始。なにか「人が死ぬ時」という、末期患者を見てきた外人医師のその考察&体験談を綴った本を読んでいました。人は、もう治らない病気で死ぬとわかってから、第一段階として「やり場の無い怒りを人&物にやつ当たり気味にぶつける」、第二段階「何か良い事をすれば、もしかしたら、良い方向、下手したら病気が治ってしまうかもしれない、という幻想を抱く」、三、四が無くて(お話の中では語られなかった…)、第五段階として「死を受け入れる」そうな。

その後、孝夫が吹雪の中、床に伏せっている夢千代さんの為に、でかいビニール袋の中に鯉を入れてはる屋へ通ってきました。男ですね〜好き>孝夫、というか、松田優作。それを夢千代母の友達のまかないさんが鯉こくにしていましたよ。

その孝夫の身元が判明中。元ボクサーで、そのマネージャー(セコンド?)&婚約者が湯村に到着→でも会っても孝夫記憶喪失中につき、さっぱりわからない。
金魚さん&造船会社の元御曹司だったが、そこから内緒で逃げ出してきたおっさんが、もう金が無くて旅館には居られなくなり、逢い引き用にボロアパートを借り(金魚さん出費)、同棲生活に突入か?でも明日、心中するはず。。

でもそんなのもロマンですよね。実は僕もそんな事してみたいんですが。イイじゃないですか、ひなびたと言うよりも、過疎化進行中で、人影もまばらなド田舎の廃れた温泉街にて。なんだか木造築20年くらいのアパート、窓から見える風景と言えば、ぴったりと直ぐ隣にあるスナックのみ。その店のチカチカと切れかかっている赤&青のネオンが、曇りガラスを通して真っ暗な部屋の中にさし込んできます。そんな部屋で、君と二人、事の後。君は近くのストリップ小屋で働いていたが、もう来る客も無く言わばお払い箱。僕はと言えば、深夜イカ釣り漁船に乗っていたが、それももう商売あがったりな感じでお払い箱。そんな二人の行く末は、真っ赤な紐(ひも)でお互いの手首と手首をきつく結び、風呂付きなら良かったのだが、そんなもん無し、しょうがないので、大家には迷惑をかけるが、四畳半一間の居間で、お互いの手首と首を鋭利な刃物で切り、その血が、汚く日に焼けて、しかも刷りきれてしまって目もよく分からない畳へと、染み込んでいきます。

そんなとこです。

♪そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン・ジョン