マージナリア
休日の昼間に観る夢千代日記はまた格別ですね。。
まあ平日の昼下がりに観るのも隠れて吸う煙草に似た気分が味わえますが。
最近はビデオに録るという文明があったという事にやっと気づきました。
でもビデオ壊れてるんですよ…騙し騙し録ってますが…

そんな今日はいよいよ『続・夢千代日記』の最終回です。
毎日だとさすがに早いですね〜終わるのも。しかし夢千代日記って、
最終回とか別に関係なく普通〜に展開して行くんですよね。
あれはあれで面白いって言うか。つまり最終回とか全然関係なく、
普通に始まって普通に終わるって言う。
前置き長くなりそうなのでこの辺で肝心のお話のほうへ。。

そうですねそんな感じですので、取り立ててどうっていう事件も起きないのですが、
夢千代さんに惚れてる石坂浩二演じる元美術教師、今画では生計が立たないので、
イカ釣り漁船に乗っている画家のことを、また床に伏せっている夢千代さんが我がままにも
「もう一度好きって言って欲しい」と、この寒空の下はる屋へ呼びつけるんですが、
またまた我がままで「やっぱり直接会うの止めた」とかで、声だけでふすまを隔てた会話
で始まってました。
画家は「今会えなくてもいいです。あなたの調子が良くなる春まで、僕はこの地で待ちます」
と、結構イイ男ぶりを発揮してました。故にくやしかったり…好敵手現る、という事で。
結局死ぬんですけどね…

その一方で、サブストーリー的に、子供を連れて夫(岸部一徳)の元から逃げて来た、
妻(いしだあゆみ)とその子供vs夫のいざかいストーリーとか、
なにかの組合費を着服して死ぬ気で逃げてきたおっさんに、
樹木希林演じる菊奴さんが見そめられて(本当はおっさん、芸者なら誰でも良かった)、
結婚身受け?話にまで発展したんで、結婚なんてとうに諦めていた菊奴さんは有頂天でしたが、
その後おっさん捕まり、しかしその事情が最後まで菊奴さんには伝わらず終いで、
弟子の小夢ちゃん(中村久美)に「菊奴さんは昼間でもよううたた寝しとるんで、
きっと夢でも見んさったんですよ…」と言われ「きっとそうだらぁ…あれは夢だったに違ぎゃいにゃあ」
と哀しげな結末。

その会話を聞いていた、名優?詳しくないので…ただ当時82年お歳は恐らく70代でしょうが、
とても綺麗な人です。今調べましたが'99年に89歳で(82年は72,3歳)亡くなっているそうです。
でも興味津々です。その夏川静枝演じる、はる屋のまかないであるおスミさんの
諦めたような哀しげな表情が、芸者の哀しみを表わしているようで、ここでは泣きました。

で肝心の夢千代&画家の本ストーリーは、結局石阪浩二、漁中に船転覆遭難→全員死亡→
夢千代さんが書いた返信手紙読まれず→夢千代さん鳥取砂丘(恐らく)にてその手紙を読む、
という最後の場面。手紙がどんな内容だったかもう忘れました…老化現象。
たいした内容でも無かったので…ただ「春まで待てません」的な内容だったかと。。

しかしドラマってストーリー展開の都合上&アクセントとして簡単に人を殺しますけど、
あれってご都合主義の何ものでもないですよね。
どうも「はいここで重要な登場人物の一人が死にます」「はい泣いてください」
って試聴者をちょっとバカにしてる感をいつも感じてしまうのですが。気にしすぎですかね?

さて夢千代第2シーズンも終わり、来年早々1/4からの『新・夢千代日記』までお預けです。
「春まで待てません…」(つう落ち)

♪ウインター/武満徹