kamikaze 1989毎度お世話様です釈迦族の末裔の者です。
昨日はシッダールタがやっつけお仕事でご迷惑をお掛け致しまして…
今日はそれの挽回と言っては何ですが、、気合入れ目でお送りします。
ご存知タンジェリンドリームのリーダーエドガーフローゼ氏が
意欲的にサントラに取り組んだ作品、その名も「Kamikaze 1989」です。

映画「Kamikaze 1989」はもちろん見た事ありませんが、何故なら
ドイツ映画でしかもかなりインディペンデントな作品のようだからです。
映画自体は1982年作品のようです。

しかし、そんな映画を見てみたい!という気持ちにさせてくれるのがこの作品「Kamikaze 1989」です。
そのように非常にイマジネイティブかつヴィジョンを持った収録曲群なのですが、
タイトルも良くて、Viatmin C,Police Disco,Snake Bath,The 31st Floor等
とやはり非常に、一体どんな作品なのか?と映画への興味をそそらせるタイトルです。

肝心の音ですが、一言で申しますと、大作路線のタンジェリンドリーム作品よりも
当たり前なのですが、サントラ作としての小曲的作品群となっており、
しかしそのどれもが、磨けば光る宝石の原石のごとき輝きを持った楽曲群です。

作風的に連想しましたのは、USのドラマ音楽(マイアミバイス等)の作家ヤンハマー氏の作品と
このエドガー氏のサントラ作品は非常に似た部分があるなと思いました。
特にここでアップしましたSnake Bathなどは、マイアミバイスサントラ収録曲にそっくりです。
恐らくヤンハマー氏のほうが、ここら辺のジャーマンロック(主にプログレ)
に影響を受けているのでは?と思います。見識のある方いかがでしょうか?

また、デトロイトテクノの才人カールクレイグ氏は、やはりこの辺の、
こちらはジャーマンエキスペリメンタルミュージック系をデトロイトのクラブ
(恐らくかの有名なミュージックインスティテュートかと思います)で初めて聞いた時、
薄暗いクラブの中なのにも関わらず、目の前が急に開けて広い広い青空を見たようだった、
と後に語っています。

筆者はエドガー作品を聞く前より先にカールクレイグ作品を聞いていたのですが、
初めてこの「Kamikaze 1989」を聞いた時「なんだカールクレイグはこれの真似ではないか…」
と不覚にも思ってしまいました。今となっては、それはまるで見当違いの事であったなと、
後悔しておりますが…

また個人的回顧で申し訳ないのですが、筆者はこの作品が初めて出会ったエドガー作品でしたので、
どなたでもそうかと思うのですが、そのアーチストの世界への入り口としての刷り込みと言いますか、
彼の作品はこういう路線なのだ、と勝手に思い込んでしまった作品でして、
つまり、彼の作品中でも一番と言っていいほど、思い入れのある作品なのです。ですので、
ここからタンジェリンドリームへ入って行った時、逆にその大作主義に面食らってしまいました。

ちなみに、今現在タンジェリンドリームは、なんとエドガー氏とその息子さん2人だけのバンド、
となっているそうです。でも素敵ですね。

♪Snake Bath / Edgar Froese