louiseKEMPIRE音楽市場です。
高校生の時、僕には憧れの先輩がいた。
その先輩は2こ上で、華道部に所属していた。
僕の方はと言うとウィンドサーフィン部所属であった。
そんな二人の接点は、地元のキリスト教教会の青年部所属
ということだけだった。

そこでの社会福祉活動的な活動を行っているうちに、
僕はその先輩のその活動に対する一途な姿勢を見て、
いつしか惹かれていった。
けれども、その先輩は、その性格の良さばかりでなく、容姿までも端麗であった。
当然、ライバルも多く、ましてや2こ下の後輩など、本気で相手にしてくれるはずもなく、
とりあえず可愛い弟分、くらいにしか見てくれてなかった、と思う。

一方、僕を好きでいてくれたクラスメートの女の子がいた。
彼女はソフトボール部所属の元気で普通に可愛い子であった。
特に彼女の方から告られたということはないのだが、僕も何となく、
彼女の気持ちがわかり、何となく、付き合ったりしていた。

しかし、恐らく何かと、彼女の前でもその先輩の話を少し自慢げに(自分の事でも無いのに…)、
話す僕を見て、僕が先輩に寄せる気持ちを、嫌がおうにも感づいていたと、今では思う。

そんなある日、その子と街の商店街で手を繋ぎながら歩いていた時、
前のほうから先輩がやって来るのが見えた。僕はとっさに手を離した。
彼女はなぜ急に手を離したのか、直ぐには分からなかったようだったが、
次の瞬間、その全ての理由が飲み込めたようだった。
しかし先輩のほうはこちらに気付いていないようだった。
僕らは先輩に気付かれないように、横道のほうへと入っていった。

僕はその時の彼女の、少し放心したような目を今でも忘れる事ができない。

今日は、そんな彼女の好きだった女性ボーカルグループEternal所属だった
ルーイズの傑作ソロアルバム「ネイキッド」より、ヒット曲"In Walked Love"を。

(以上フィクションです…)

↑ルイーズだす。

♪In Walked Love