ヘルレイザーやっぱりこわーい…たしかに40年近くも前のホラーということで所々さすがにしょぼいのですが、なんと言うか基本キリスト教圏の琴線に触れるのであろう怖さと言うか、ということは東洋人である私には本当の怖さはまだまだ解からないのかもしれませんが、やっぱり生理的な怖さというのかな、それは暗闇は誰でも怖いと同じ意味での怖さが飛び抜けて分かる、優れたホラー映画であろうとは思えます。そんな事は40年近くも経って誰しもが認めるホラー映画の大金字塔に対して筆者のような者が言うのは不遜な事でした。それでも超個人的印象を言うと、女は強しと一番思ってしまいました。かあちゃんはとんだ美人局&火事場の馬鹿力を発揮、娘はあの状況後でも正気を保っていられるとは…と。あと三浦先生のベルセルクは蝕の時のモチーフやキャラや構図などをかなりパクってますよね…美術はキリスト教的モチーフとSM的要素が大きいのですが美しい映画だとも思います。それは結構重要だと思い、たしかにグロい部分もあるのですが、そればっかりのいわゆるスプラッター系にはない美しさがまた怖さをいっそう引き立ててるやはり重要な事だと思います。

hellraser
さて、映画の方で長くなりました、このコイルが映画に対しておそらく精を込めて作ったであろういくつかの提供曲、中にはHellraser ThemeやMain Titleとまで銘打っていながら、どうやら映画中では全く使われなかったとタイトルから想像でき、また実際確認できなかった愛すべき小佳曲集ともで言うべき本作。たしかに映画内容とは少しズレを感じる彼らコイルなりの叙情性がある作品集ですが、しかし全く無関係の曲としても聴けないという、個人的には難しい作品でもありました。ズレてはいながらもそれはベクトル的な意味ではなく、同類の禍々しさはある小曲たちという感じでしょうか。しかしやはりこれ単体でも頻繁に聴きたいという作品ではないです。それは映画も同じですが。

DISCOGS

(1曲目は関係ない動画のようですがどっちにしてもキモいので苦手な方は2曲めからどうぞ)