KEMPIRE

How deep is your Love?

2014年05月

Tumble / Biota

tumble
レコメンの数ある武闘派の一組?バイオタのそこからの3枚目の模様です。やはり書いておいて武闘派でイイのか分からなくなってますが、なにせ強者揃いのレコメン、というか全てが強者か…などと。それでもこのバンドというよりも米国芸術家集団ニーモニスツの中の舞踏(字が変わっとる)音楽面担当者達による音楽は、絵画担当班による絵なのかこのモワ〜としたジャケ画にもふさわしいような何ともアブストラクトで時にアヴァンギャルドな雰囲気の基本的にセッション音楽だと思います。おそらく、メンバーの誰か一人が大体音楽らしいフレーズ、場合によってはほとんどノイズのような音を何かの楽器またはガラクタ等で奏で始めたら、そこへその他メンバーが全くの即興的にセッションしていくという音楽なのではないでしょうか。つまりセッション前の下ごしらえの段階というかそういった時点では個人などで何らかの作曲等による準備(仕込み)は行われているかもしれませんが、その素材を軸にはしながらも、そこからどこへ向かって行くのだろうなどは多分メンバーの誰もが予想、予期せぬ展開になって行くような音楽なのだろう、と勝手に想像をめぐらせてます。これは誰にでも面白いだろうか?と思うと甚だ疑問ですが、要は何より演っている本人達が一番面白いのだろうとは少なくとも分かります。何故ならそんな事を言ってしまったら、おそらくほとんど全ての音楽と呼ばれる物はそういう物であろうとは思いますが、そう思うとこのバイオタはもちろん何も特別な存在も特別な事を行ってるのでもなく、例えば幼児の時に無為の状態で奏でたような音楽本来の楽しさをぐっと純化させることによって、まるで高純度のドラッグをやるにも似た、演奏するドラッグを単にやっているかもしれない、などと一層の想像の領域に入ってしまいます。まあ米国のそれも西海岸の前衛芸術家集団なので、やることは一通りやっているのでしょう。しかしこの3枚目は音楽的にかなりまともな物だと思われます。

DISCOGS

No Sense Of Sin / The Lotus Eaters

nosenseofsin
おおこんなネオアコ名盤が我がブログに(笑)しかしネオアコ、未だに今もってわからないジャンルであります。無理に頭を使って考えてるのはあまりフォークっぽさがないアコースティックな雰囲気の音楽+エレポップ風味という物ですが、そんなんでイイのかもわかりません。しかしこのバンドにはまさにそんな感じだと独断的に思っており、そういった意味では個人的ネオアコの代表的なほどのバンドです。だいたいジャンル自体あまり信用してない(語弊がありそうなので補足ですが、例えばその時の気分でこういった雰囲気の音楽が聴きたいななどという場合に、便利な物だとは思ってます)筆者は聴いて気持ちよければそれでエエねん(関西弁すみません)に時々尽きるなと思ったりします。そしてこのバンドはそういった点でもぴったりフィットするような素晴らしいバンドだなと今思ってます。まあ回りくどくなく簡単に言うと今聴いてて気持ちイイってことです。

ここから蛇足をすると例えばどことなくB-Movieと共通点がありそうですが、B-Movieが時々覗かせるような毒気のような物がほとんど感じられない所が大きな違いでしょうか。まあ聴く人(ネオアコ専門家?)に言わせれば「おまえ全然違うよ」とか言われるんでしょうな(笑)それにしても毒気もなく岩清水の清流のような清々しさだ。ちなみに"It Hurts"という曲の12"にカップリングされていたらしい7"のAB面曲だった模様の2曲がCherry Redからの再発盤から外されてしまいました!問題でしょう。まあ代わりにその"It Hurts"の12"バージョンが収録されたようですが、邦盤「青春のアルバム」は透かし素材の(下敷きみたいなやつ(笑)ジャケなど装丁もずっとイイと思います。再発盤等外盤にはないのでしょう。

DISCOGS


Greatest Hits / Steve Harley + Cockney Rebel

cockneyrebel
スティーヴハーリー率いるコックニーレベルのタイトル通りベストのようです。まずこの人達ほとんど知りません、持ってるのはこのベスト盤一枚きりです。そんな筆者が恐れ多くもあまりに無茶なこのベストだけの印象でレビュってしまいます。先入観として持っていたというか言わば先入情報としてはグラムロックの代表的グループとのこと。グラムロック素人としては、思い浮かぶのはまずTレックスとDボウイとロキシーミュージックなんですが、この誰でも思い浮かびそうな三者自体極端なほどみな各々の個性が違うと思い、もしその三者を三角形の頂点とした場合、このバンドはいったいどの頂点に一番近く、座標的にはどの辺に位置するのだろうか?と素人ならではの論法で考えました。まずよく言われるようにTレックスはエレクトリックブギーらしいんですが、だとするとそういった雰囲気はこのベストでは皆無でした。そこでDボウイですが、あの人の場合アルバム毎に人格から違い(笑)従ってサウンドも全く一筋縄では語れないのだろうとは思うんですが、しかし強いて言うと「ジギースターダスト」か「アラディンセイン」収録曲となんとなく雰囲気が近い曲が多い気がしました。従ってDボウイ頂点に近く、またどこかやさぐれたような雰囲気も感じるので、座標の平野としてはほぼ無理やりですが(笑)Dボウイ〜ロキシーミュージック平野とさせて頂きます。たかがこの程度のWinペイントで時間と労力使いましたのでこの辺で終わりますが(笑)これはグラムロックなのだろうか?と思うところも実はあり、その他テイストとしてはプログレやカントリーなども感じます。ただ別にジャンルはどうでもイイじゃんという気が聴いているとしてくるわりと楽しい音楽だ、と言うのが正直なところです。

CockneyRebelDISCOGS

Pragamatic / Praga Khan

pragamatic
プラガカーンの何枚目なんでしょうか、いや何枚目でもどうでもイイのですが、一応この名義では2枚目みたいですね。まあ当時のベルジャンテクノとかハードコアテクノとかデステクノとか見るからにインチキ臭そうなジャンルであり、日本で言えばバブル期でいわゆるジュリテクなどとも呼ばれていた音楽なのでしょう。でもこのアルバムになるともうデジロック時代なんですね、アルバム全体の印象がデジロックです。DISCOGSレビュー通り、プロディジーの遥か前を行っていた雰囲気ではあります。いずれにしても、ほぼ今聴いてる意味がわからないんですが(笑)しかし、全く聴くべき部分が無いか?ともし問われたとしたら、答えられません。ただ、こういった当時もまた今でもかもしれない単純かつ直情的な印象を受ける音楽というのは、もしかしたら原始人が火を囲んでトランス状態で踊っていたような頃から、またこれから少なくとも人類がいる限り無くならないようなタイプの音楽なんじゃない?と思っただけで書いてみたまでです。そんな代表曲は"Injected With A Poison"のような曲なのかもしれませんね。

DISCOGS

アマリリス名曲大全 (1962-1989) / アマリリス

アマリリス名曲大全
1980年代に関西で活躍したバンドらしいアマリリスのベスト?のようです。うむむ…なるほど…(?)と筆者が唸らされるのも無理はない、これも一種の関西のノリなんでしょうか…そうまず取っかかりとしてサウンドなんですが、基本的にはパンクなのかもしれませんがそれにしては淡白な印象で、言ってしまうと軽音部が遊び半分に超有名曲を替え歌交じりでコピってるような曲と、個人的にはこっちで只者ではないのかもしれないと思わされたしかしやっぱり素人ノリにはなるのかもしれないゆる〜いファンクや素人打ち込みテクノ風と、やはり一筋縄では語れない、大げさに言って1980年代に関西で突如現れた突然変異の奇形的バンド(男女デュオのようですが一応)、という感じでよろしいのでしょうか。そこへ、その辺あまり重視はしたくないんですが(笑)奇を衒ったような主に近親相姦的な歌詞が乗るというスタイルでしょうか。やはり個人的にはサウンド面で時々、こんな事するんだ、と驚かされる瞬間があるという、それだけで聴く価値は十二分程あった言わば全曲集的盤でした。ちなみに2010年の微妙にタイトルが違う再発?盤(↑画像先)ではなく、麹町にあるらしいCaptain Records盤で、2010年盤には未収のカラオケやボーナスビーツなどが入ってる盤です。言うなればインチキ臭さ度ではこっちの方じゃないでしょうか(笑)しかしこれはもうちょっと真面目にレビューしたかったかもしれない…そんな問題作。

DISCOGS(再発盤)


Come Over Here, Baby / Royal House

comeoverherebaby
このユニットの2ndにあたるようです。当然?大傑作は1st「Can You Party?」の方だと思うんですが、イイ加減ながら一応レビュー済みなのでこっちになってます(笑)ユニットとはいえ実質トッドテリーのソロプロジェクトだと思うんですが、「Can You Party?」からのシングルカット曲が主にUKのレイヴシーンで受けたのに対して、この2ndではそんな事は嘘だったように地味になっているというかあまりやる気を感じないサウンドのような気がしますね。音的な違いとしては「Can You Party?」が典型的なほどのトッドテリー節とも言えるフリースタイルのビーツとサンプリングの連打がシンクロするハイパーな感じのフリースタイルハウスだとすると、こっちはずっとヒップホップのブレイクビーツ寄りでしょうか。ただ一曲目では盟友ルイヴェガがミックスで参加で、一応フリースタイルながらサンプリング連打やディープハウス風のベースラインによって変な雰囲気(笑)を醸し出している所や、「Can You Party?」に収録されていても全く問題ない言わば延長線上の6,9(の別バージョンの12)辺りが「Can You Party?」の残り香でしょうか、それらに限らず聴くべき曲もありますし、「Can You Party?」と比べなければ、これ単体ではフリースタイル〜ヒップホップブレイクビーツ的アルバムとして傑作の部類に入るのかもしれません。こんなレビューは置いといて聴かなきゃ損です。

DISCOGS


Fuel For The Fire / Naked Eyes

fuelforthefire
ネイキッドアイズの実質(とは英米などで曲の若干差し替えがある1stは除き)2ndになるようです。恒例どうでも良いことからですが、私的にはCherry Redによる怒涛の再発盤群はなるべく避けたいんですが(笑)この手の大御所さんであるのと、ある意味目玉のボートラ曲のまさにオマケ的ではない収録盤は大目に見ます(笑)それにしても2nd本盤である前半10曲はDISCOGSを見る限り、もしかして初CD化!?なんでしょうか?調べる気もないので保留ですが、しかしだとしたら、これもあっぱれCherry Red!の目出度い再発盤ではないでしょうか。厳密にはCherry Red傘下Cherry Popですが…

アマゾンの人たちも一部書いているように、かわいそうながら傑作1stと比べてしまうと、一曲単位ではなく飽くまでアルバム全体の印象としてはとても及ばないというか、彼ら二人がやりたい事であったろうどこか懐かしいような往年のポップス(50's〜60's?)をエレクトリックな音にて再現したいという事と、それを十分理解したであろう職人プロデューサートニーマンスフィールドによる奇を衒ったほどの大胆なアレンジによるサウンドプロダクションが、がっちりと組んで規則正しく組織だった構造の超金属のように強靭にまとまった印象を受ける1stにやはり比べてしまうと、たしかに今一歩散漫な印象かもしれません。また、この2ndでもトニマンと組んでますがシングルカットとなった一曲目"(What) In The Name Of Love"や3曲目はアーサーベイカーによるプロデュースというような所も上記のようなどこかまとまっていないような印象の一因かもしれません。しかしあの1stと比べるという酷なことをしなければ、あまたの凡百エレポップバンドの遥か頭上を行くようなフルエレポップアルバムの傑作にも違いないとは思います。そんな申し分ない本盤10曲です。

そしてボートラが来ますが、1曲目は上記のようにAベイカーのプロダクションによる"(What) In The Name Of Love"の12"バージョン(ただし引き伸ばし作戦で長いだけ)と同プロデュースによる3曲目"Sacrifice"のやはり12"バージョン(どうやら正規リリースがなさそうなボツテイク?=貴重?)や謎の"(What) In The Name Of Love"別バージョンと来て、すみません調べてませんが恐らく7"のB面曲であろう"Two Heads Together"という曲、これが個人的にツボにはまってしまい、イントロや間奏などでのもろにシーケンサーで走らせてるシンセのフレーズが滑稽というかコミカルな曲でした。思うにこういった曲が2nd本盤や傑作1stにも収録されてれば、アルバム全体の印象も少し変わるほどのある意味強力なトラックかもしれません。2ndだったらいっそうまとまりがないような印象になるかもしれませんが…もろもろでやはりボートラ曲なのでしょう。残念ながらYTには無し。残り3曲はアルバム曲のデモバージョンのようですが、それらも個人的には少し骨組みが見えて興味深いトラックスでした。

オーバーオール(笑)繰り返しですが2nd本盤も1stほどではないにしても単体として見た場合、稀に見るほどのエレポップ傑作アルバムですし、また再発用ボートラも貴重な12"バージョンとB面やデモバージョン集のようですが、全くオマケ的だとは思えません。再発盤かくありなん!とでも言えそうな見事な再発盤の見本のような盤です。これも一家に一台ではないでしょうか。

DISCOGS

Epic Garden Music / Sad Lovers And Giants

epicgarden
このバンドの1stとのこと。といってももちろん再発盤でこれまたもちろんCherry Redが1st〜3rdシングルをボートラとしてアルバム後にではなくアルバム前に収録というなんとなくにくい収録方法をとっていますので、アルバム/シングルどちらがメインか?という、特にファンの人などには当然アルバムは持っていても今となっては入手困難の初期シングルAB面(全曲1stアルバム未収)が丸ごと聴けてしまうこんな再発盤は家宝級の好再発ではないでしょうか。1st、2ndシングルは他レーベルのようですが、3rdシングルと1stアルバムはMidnight Musicからです。もちろんこの後バンドは解散というよりも同レーベル内において言わば後身バンドのスネークコープスに成るわけで、バンド経験の積み重ねによるものなのか、スネークス(略)に至って特に金属的なギターと疾走するリズム隊などにより洗練されたいわゆるネオサイケを奏でてたと思いますが、前身バンドであるこのSLAGのしかもこういった初期にはまだどこか泥臭いような鈍臭いような垢抜けていないながらも、スネークスで奏でるネオサイケへの助走のような雰囲気かもしれません。助走ならではなのかまだローギアの発進したてで疾走感は無い、しかしネオサイケではあろうサウンドであろうと思います。そんな分析もどきはどうでもよい気さえしてくる、初期ならではの極めて魅力的な音楽です。イイすな〜シングル曲も1st本体も!なんというかこのある意味純朴さは心にしみます。

DISCOGS

Bright And Guilty / The Wolfhounds

brightandguilty
なぜかこのバンドの2ndのようです。昔、同じMidnight Musicからのアルバム(CD)を今日の収穫ということで書いてるんですが、探しても見つからず(笑)DISCOGSではそっちが上に載ってるんですが、どうやらMidnight Musicの型番を見ると本作が2nd、昔書いた方が3rdのようです。まあそれはほんとにどうでも良かったんですが、何故ならその3rdはほとんど記憶にも残ってませんので(笑)ただ地味な感じのバンドだな〜とは微かに覚えてますが。そしてこの2ndもたしかに地味な印象です。地味なバンドの地味なアルバム、と言い切っても良いのですが、逆に言えば、どこにも属さない感じと(いや「インディロック」というザルのようなカテゴリーには入るのかもしれません)時代は1980年代後期〜末期、その頃と言えばきっとインディダンスというこれも当時の誰でも引っかかりそうなジャンルなのかしれない実際その頃から存在しだしたいわゆるマンチェスタームーブメントによってほとんどの奴らかそういったグルーヴィーなビートを取り入れようと躍起になっていた頃、そういった色目や浮気心のような物が全く感じられないという、言わば若造の流行り(廃り)には全く与しないいぶし銀の職人親父のような頑固さがあります。そうインディロック職人のごとき佇まいのバンドと音かもしれません。なんというかもっと大げさに言ってしまうと、ほんとに当時のUKバンド?と思ってしまうほど、職人どころか俗世とは縁を絶っているような山にこもった仙人のような印象すら感じる音楽であります。というかMidnight Music自体そういった孤高のごときスタンスを頑ななほどに固持していたレーベルだったのかもしれません。このバンドを聴いているだけでも、そう思えてきます。厳然と史実が語っているので今となっては当たり前のような事かもしれませんが非常にイイレーベルでしたね。このバンドも聴けば聴くほど味が出てくるような気が今してきました(笑)いわゆるスルメ盤。これもイイバンドだったのかもしれない…

DISCOGS


Sheikh Aljama / Esplendor Geometrico

sheikh
↑いきなりアマゾン情報によりますとEGとしては代表作「Mekano-Turbo」の次作で、なんでもエスニック期の作品とのこと。まあジャケ等アートワークもそんな雰囲気ですし(但し再発盤のジャケは酷い…)所々、中近東でしょうかそういったサンプルがなんとなく取って付けたように飛び出してきますが、これを以ってエスニック期と拙速に言ってしまうのは単純ではなかろうか?と思われます。要は「Mekano-Turbo」と基本的に同路線で、違いを言えば単純なエスニック風味を付けたということで、言ってしまうとイタリアンインダストリアルエスニック風というところでしょうか。そんなことを自分で書いてなんですがそれ以上でもそれ以下でもないような気もしてますし、「音楽的に」上等か?と問われると、西洋音楽理論ですが例えばクラシックのような体系立ってアカデミックな音楽理論に基づいている故にテクニックやスキルがあればいつでも誰でも再現可能だったりする揺ぎ無い音楽とはある意味対照的な音楽のような気もしてます。うむ解かり難いですね(笑)これも勝手に言っててなんですが、音楽的に上等とか質の高い音楽ってなんだろう?と考えさせられます。いや歴然としてあるのでしょうが、やはりクラシック音楽のように、しかしそういったポイントやベクトルなどとはまた別に、好き嫌いレベルなのかもしれませんが魅力的な音楽というのも歴然とあるものです。書くまでもない当たり前のことを書いてる気もしてきましたが(笑)そんな何とも言えない魅力的な音楽ではあります。

DISCOGS


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KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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