KEMPIRE

How deep is your Love?

2014年02月

Nei Mari Del Sud. Musica In Secca / Walter Marchetti

neimari
時々やってくる現代音楽の夕べです。ワルターマルケッティ氏、ほとんど知りません、なのでDISCOGSだけでも参照にしようと見ても(他まで検索するのはめんどくさいのです)三行なのでやはりほぼ分かりませんし、本盤のブックレットには同じく現代音学家であるRichard Ashley氏などによるあまり長くはないライナーノーツが載ってはいますが、今その微長英文も読む気にはなりません。何度か言ってる気もしますが(笑)要は音楽でしょう、ということで早速聴いてみます。なるほど、現代音楽でも言うなればよりダウナーな雰囲気で、場合によっては、じつはジャズやロックの文脈さえ感じられるいわゆるアヴァンギャルドな雰囲気のしかし現代音楽なのでしょう。具体的には怪しげな打楽器群なのか(何を叩いているのか分かりませんので)、それら打ち鳴らされている音へエフェクターのリヴァーブをかけているだけのようにも聴こえてくる、というのが第一印象です。と言いますか結局どこまで行ってもそれだけの61分全一曲のような気がします。録音を見ると1999年収録と言わば極最近だと思われます。結局取っ掛りもないのですが、そこでDISCOGS情報では、Jケージとの繋がりがあるようで彼が提唱した音楽におけるダダイズムに触発された所謂ミュージックコンクレートの作家とのこと。しかし知っている筆者の狭量な知識上で言うと恐らく、ダダイズムにしてもミュージックコンクレートにしても解かりやすすぎと言うか、かなり具象的な雰囲気の音楽だと思われます。しかしダウナーではあるんですが個人的には故に落ち着ける雰囲気であり、例えば就寝時の睡眠導入効果としては優れた音楽のような気がします。もしかしたら一番秀逸なのは音楽そのものよりも、イタリアの名門現代音楽レーベルAlga Marghenによる装丁等デザインや、ブックレットとは別にマルケッティ氏によるとても音楽の譜面とは思えない地図のようなコンポジションノートのような物が同封されていた所でしょうか。フラクタル図形のようでもあり、やはり音楽そのものよりもダダイズムを感じました。

neimari2DISCOGS

The Collection / Captain Sensible

thecollection
この盤は一家に一台でしょう。正直あまり買う気にならないこのジャケをスルーしてしまっては本当にもったいないほどの氏のベスト盤のようです。1曲目の"Happy Talk"からしてあまりに有名すぎて触れたくないほどですが、名曲を舐めてるしょぼい脱力アレンジとけっこう真面目に歌ってるっぽい氏が逆に怖い、ある意味とんでもない奇曲のような気さえしてきます。続く1stではラストの"Croydon"を始めその後も全て、聴く者ばかりでない世の中を舐めてるような雰囲気を筆者はどうしても感じてしまう名曲ばかりだと思います。いや語弊があるかもしれません、本人はどういうつもりでやっているのか知る由もありませんし、また氏なりに真面目に人生に向き合った結果出来てきたような曲ばかりなのかもしれません。しかし筆者は聴く印象、あまりそうとは思えない。その辺のニュアンスを言葉で伝えるのは難しいので誤解しないでもらいたいのは、悪いことではないということでしょうか、繰り返しですがむしろあまりに真面目に人生と対峙した結果がこのような言ってしまえばふざけたようなコミカルな曲調だったのだとしたら、それは氏による軽やかな処世術の言わば秘術がここには隠されているというか、いやむしろそんな秘伝をこのようなCD一枚を聴くだけで学べるListening Learning Life CD、略して3LCDかもしれません。何が言いたかったと言うと冒頭に戻ります、一家に一台でしょう。

DISCOGS



(映画「南太平洋」から原曲。観てないのでこれどういう状況?なにか怖いのだけど)

Kompilation / Plastikman

kompilation
なんとなく味もそっけもないような(笑)ご覧の通りのプラスチックマンのコンピレーションだそうです。DISCOGSにも書かれてますが年代を見ると、少し偏ってるような気もしますが一番多いのが1993年産〜このコンピのリリース前年2009年の曲まで、しかし、ざーっと聴いていても全く年代違いが分からないどれもこれもプラスチックマン流アシッドハウスの数々だと思います。結局この人はこの名義でこれがやりたいのだな、と聴いていると半ば強制的、ある意味強迫的なまでに、言わばMachine to Ears的なダイレクトにゴリ押しのアシッドハウスが飛び込んできます。自分のレーベルPlus 8の初期名作コンピに「From Our Minds To Yours」というブツがありましたが、まさにそれ!という所もあります。それくらいしか言うことないですね。聴くしかないという。まあ全ての音楽がそうですが。お時間が余りましたので?プラスチックマンことリッチーホウティンの容姿について思うことです。知ってる最初の頃は、つるっぱげに黒縁っぽいメガネというどう見てもどオタクか大げさに言って危ない人っぽかったと思ったんですが、今回書くにあたってDISCOGSで見たその後の容姿の変遷には驚くべきものがあり、元々整った顔立ちだったのだな、とも思わされました。それもいつの頃かは分かりませんが、最近なのかな?なにかもうイケメンとかチョイワルオヤジとか通り越してウィリアムハートとスティーブジョブスを足して二で割ったような感じになってるんじゃないですか?ほかに例えが浮かばなかったからですが(笑)個人的にはけっこうイケてると思ったんですが、しかし彼もいろいろ揉まれて今に至ったのだろうな〜容姿でも人に歴史ありだな、などと上から目線で思ってしまいましたよ。

plastikman1→∬→∬→∬→∬→∬→plastikman2
DISCOGS

Get Up And Dance / Freedom

getup&dance
どうやら、海外では知名度はともかく評価はあまり高くないように思われる(いわゆるUnderrated(笑)フリーダムの独自邦盤ベストです。それはDISCOGSにも載ってないほどのスルーぶりなんですが、なのでCD化されてる音源も少ない中、こういったベストは個人的には極めて貴重品にも思われます。しかしこの盤自体廃盤化されて入手困難めなのがさらに腹立たしいですね。ただもう一枚の邦盤ベスト、但しボートラの12"バージョンなどは未収ですが、それはアマゾンの中古市場で邦人から買えそうです。とにかくLPアルバムさえCD化されてないという状況で、本盤もシングル集の様相なのですが、このファンクグループの確かに軟派すぎるディスコティークミュージックながら、しかし逆に言えば物凄くキャッチーなライトファンクサウンドの数々はまばゆいミラーボールと同じぐらい輝いていると思います。何故に評価が低いのか?さっぱりわかりません。触れないわけにもいかないので(笑)本盤タイトルにもなっている、またこの曲の一発屋との評価もあるかもしれない、しかしいわゆる大ネタ中の大ネタである"Get Up And Dance"、筆者の狭い情報の中でさえ、Grandmaster Flash & Furious 5,SWV,スチャダラパーなどにそれもモロに使われているので、もしこのグループを知らなかったとしてもほとんどの人が、文字通りどこかでは聴いたことがある曲なのかもしれません。そんな大きな一発曲があると、アーチストによっては不幸かもしれませんが、同時にこうやって?いつまでも語り継がれるチャンスも生まれるわけで、中にはそれだけで食い繋げる人々(アーチスト本人に限らず)もいるのかもしれませんし(笑)さらにもしかしたらアーチストが死んでしまった後でも、再評価される種にもなるのかもしれません。↑こんなことは全部どーでもイイんだ。フリーダム!これ超イイんだけどー!Come on Get Up And Dance!

(DISCOGSないよ…)

Neverland /The dB's

neverland
恒例?レコフ○ン(渋谷店)今日のびっくり値付け。
「Reload ‎– A Collection Of Short Stories」→4,000円!(CD)
「LSG* ‎– Netherworld」→5,500円!!(CDS!)
「X-102 ‎– Rediscovers The Rings Of Saturn」→10,000円!!!(CD)
あせるわ…またアホ価格見つけたら報告しますよ。中古屋巡りが唯一の趣味なので。


このバンドの2ndと1stの2in1CDのようです。ここでの1曲目つまり2ndの1曲目からThe Whoがマージービートを演ってるような実にキャッチーな曲からキャッチされ、その後もぶっ飛ばす2ndの傑作さ加減には何故か腰砕けになりそうなほどです。やはり基本はビートルズだと思うんですが、このバンドの場合はそこにいわゆる美メロが作れるというのが最大の特徴のような強みだと思われますね。3曲目はビートルズというよりもビーチボーイズ風でしょうか、メロディーのキャッチーさはバカラックにも通じるような、そんな偉大な先輩たちからの多大な影響を受けているのか、先輩たちがこのバンドで溶け合ってるとまでは言いませんが、少しギクシャクとはしていながらも握手をしているような気分になるのが2ndです。同じバンドにも関わらずじつは2ndに対するほど違う印象も受けてしまうのが1stの方で、どちらかと言うとこのバンド自体の芯のような本質的な部分が顕われているかもしれません。つまり個性がより感じられるのは1stの方なんじゃないかと思ってるんですが、それはやっぱりまだ拙さが残っていながらも、ゆえに初期のやりたい事がより分かったり、例えばアレンジなどの言わば(伝達)手段や方法論がまだ拙くて確立されてない分、このバンドのより裸の姿が分かるような気がします。そんな勝手な持論を展開するためにあまりに乱暴に言ってしまうと、2ndはなんとなく上記アーチスト達のカバー集のようにも思え、1stの方がこのバンド本来のオリジナルアルバムのような気さえしてきます。そんな聴き比べもできるので面白く興味深いですし、それより美メロ炸裂というパワーポップの原型か典型のような曲でてんこ盛りの2in1で、もしどちらも持ってない人にはかなりお勧めできます。とはいえ2nd対1stでどちらが好みでしょうか。

DISCOGS


Sands Of Time / The S.O.S. Band

sandsoftime
SOSバンドの一つのピークを示すようなアルバムかもしれません。しかし本作が彼らの何枚目かなどとは知らないのですが(DISCOGS見れば分かりそうです)プロデュースが彼ら自身ピークの頃だったのかもしれない1986年のジャム&ルイスで、彼らがプロデュースしたアーチスト達Alexander O'NealやCherrelleなどもボーカルで参加と、大げさに言うとジャム&ルイスにSOSも含めた上記三者以外にも多数のアーチスト達を全面的に、それも何作もプロデュースを大量発注した言わば当時彼らに丸投げ状態だったレーベルTabuが、そんな彼らにかける全面的な期待と信頼と、それを受けた彼ら自身が期待に応えるべく気合は入っていながらも、もう相当小慣れているのでまだまだやれそうなプロデュースワークの余裕さえ感じられる、そんな時代のやはりピークも伝わってくるような傑作になってると思われます。SOSとJ&Lとしても4th「On The Rise」からほとんど全てのシングルも含めた付き合いという、すでに長く信頼が置ける良好な関係だったと思うので全くギクシャクしたような所がない、完璧なコラボレーションとして聴けます。当時J&L特有の軽やかな華やかさやいわゆるニュージャックスイングの跳ねるようなビートと、SOSのベテランファンクバンドとしての確かな演奏技術などが、この時点で奇跡的なほどの親水性で融合したような、80'sブラコンとしても一つのピークを感じられる傑作です。それゆえ去年2013年にTabuの過去作品の大量リイシュー(リマスターも?)が行われるまではSOSバンドの傑作アルバム群が長い間入手困難だったのがある意味相当不可解かつとても勿体無いことだと思ってました。かくいう筆者も本作をようやく今年というか今週(笑)入手し喜びに打ち震えています。そのTabu再発盤はなんと?2枚組で本作からのシングルカット曲の正規バージョン(デモやプロモ等は知る由もありません)が全てDISC 2に収録されてますが、同時期発売の邦盤には主なエクステンデッドバージョンがボートラに収録の1枚バージョンも存在しますのでインストバージョンなど要らないよという人は(ほとんどの人がそうだと思います(笑)そちらでもよろしんじゃないでしょうか。"Borrowed Love"のエクステンデッドー!(?)

DISCOGS


Voices & Images / Camouflage

voicesimages
小ネタで恐縮です(誰に言っている)しかし個人的疑問をみなさまと共有できたら幸いです。はなま○うどんはデフレの象徴の一つとして好きなんですが、でもこの寒いのに筆者は健康を考えて冷たいサラダうどんとやらを食うのですが、しかし半日分か一日分の野菜が取れるのメニューがありそれには何故か大が無いのです。おそらく、一つはたしかに相当量の緑黄色野菜が乗っているので更に乗せるとなると原価や手間などのコスト面で合わなくなるのでは?(特に最近は…)と、こちらが疑問点で、大は無いので「半日の中」と「一日の小」が同じ500円なんですが、その違いは?半日の中は一日分となり、一日の小も一日分となり、どっちも一日分ではないのか!?まあうどんの玉が小と中で野菜の量も違うのでしょうけどね。

カモフラージュの実質1stだそうです(DISCOGSを見るとこれ以前にも同タイトルながら収録曲がまったく違うカセットアルバム存在していたようです)。昔、先に2ndを書いてしまってますが、まあ順序が逆でも誰にも迷惑はかからないでしょう。というかこちらの方が好きかもしれません。なにせ1曲目から哀愁のエレポップ路線という非常にツボなシングル曲"That Smiling Face"で始まります。続く2曲目はピアノによる瞑想的なインド風音階のイントロにも感心させられますが、しかしその後は少し凡庸なエレポップになり、3もドイツ版デペッシュモードとのレッテルも確かにと思わされるフォロワー的な曲が続きます。そして彼ら最大のヒット曲=代表曲"The Great Commandment"がきますが、この曲もさすがに現代に聴くと、真似されまくったということもあるのでしょうか(例えばソフトバレエなどに)凡庸な印象がしてしまいました。しかしだからと言って、このアルバム全体が凡庸な印象に終わることはなく、たしかにデペッシュモードフォロワーの一組にもなってしまうのかもしれませんが、だったとしても非常に優秀なフォロワーだったとも思わされるような名作1stかもしれません。やはりエレポップとしてはトップクラスのグループだったのでしょう。本作を聴くだけでもそれは誰にでも伝わりそうなほどだと思います。

DISCOGS

Discotheque Volume 1: The Hacienda / VA

hacienda
たしかによくあるタイプのコンピレーションだとも思います。少し前くらい店屋に行けばかなりの確率で目に付いた(だいたい同じトレードマークである縞模様の目立つデザインでしたし)ハシエンダ系コンピの内の一枚だと思います。そしてアマゾンとDISCOGSで極端な違いの印象を持たれているコンピのようで、アマゾンの人が言うようにたしかに寄せ集め感は半端ないほどで、きっとハシエンダではどの曲も必ずプレイされているであろうと推測される曲ばかりですが、それらが前後の繋がりもないまま羅列されている印象があります。また変なタイトルやデザインも悪いのかもしれません。しかし、その人は恐らく解かってない(笑)すべて推測の域は出ませんが、Factory運営のクラブだったからといって何もFactory系のアーチストばかりをプレイしていた訳もないであろうハシエンダ、このコンピはそんな来てくれた客のツボを突くような主にエレクトリックなグルーヴを持つダンスミュージックばかりだと思います。マイナーで出来もそれほど突出したものはない、と書かれてますが、それは貴兄が既に世界的なほどの評価をされている名曲群についての情報不足と聴く耳を持っていなかったということをアマゾンという世界的な公の場で露呈してしまっている恥ずかしいレビューだとさえ思うほど、オルタナティヴな雰囲気ながらしかしどれもこれも定番曲ばかりの好作コンピだと思われます。比べてDISCOGSの人達のおおらかさよ(笑)既に聴き過ぎるほど聴いていてそれでいてそれら金字塔曲に対して子供のような憧れを未だに持っている人達なのでしょう。できれば私は後者に入りたいな(笑)そんな一曲一曲触れてられないほどの目くるめく正に金字塔曲の数々でした。くどいですがたしかにありがちなコンピ、しかしその中ではトップクオリティの一枚かもしれません。全てフルレングスバージョンですし、これは買い!アマゾンの人が言う300円だったならば、知ってる人みなにプレゼントする為に5枚は買ってもイイ(笑)ちなみに私のは1000円でしたが。

DISCOGS

(試聴曲選べませんよ)

Fellow Hoodlums / Deacon Blue

レコファン
微妙にというかもろに音楽ネタで恐縮です(?)が書かねば気が収まらないので(笑)レコフ○ンの野郎(笑)が昔はCDSをゴミのような値段、といっても380円くらい〜だったので、今でもそういえば微妙な高さだったなと思いなおしましたが(笑)特に最近アマゾン等の中古市場で思いのほか高く売れるってのに今頃気づきやがって、例えば渋谷のビームス店だったか?に入ってる意外とでかい1フロアーの店(知ってますよね)で、微妙にレアなCDSをアホのような5000円くらいで売り始めやがりました。昔はあんなの380円だったぞ、と。私などはセールの際3枚でそれぞれ200円引き、つまり1枚180円とかで買えて重宝したものですが(いまはもうほとんど買いません(笑)それが5000円ちかい値段とか…と腹立たしかったのでね。まあ最近はほとんどCDSは買わなくなったので個人的にはどうでもいいところもありますけど、当時の私のような若者が今いたとしたら不憫だと思ったのでね。中古ネット市場の功罪かもしれませんしね。おかげで多数の店舗を比べて賢く安く買えるようになった物もある一方、あの手の微妙な希少品類は売り手市場化してるのかもしれず、つまり需要が世界規模に広がったので金持ちで馬鹿の買い手に向けてアホのような値段で売りさばける機会も与えらた、ともいえるのかな。まあそれもこれも新たなネットという市場が台頭してきたネット資本主義的展開とも見えるな。それにしてもレコフ○ンよお〜あそこっていちいちわかってないよね(笑)だいたい高いしね。

fellowhoodlums
ディーコンブルーの3rdのようですね、正直あまり馴染みのないバンドではありますが、詳しくない者でもここで聴ける明らかに米国のバンドとは違う英国な雰囲気にも関わらず、英国だけには留まらないやはりワールドワイドな雰囲気も持つという、比べてイイのかも分かりませんしアイルランドのバンドですがU2辺りとどこか共通点を見る(聴く)ようなサウンドだと思いました。英国的ながらもどこにも属さない感じは、アマゾンであまり評価されてない(笑)レビューの人も言ってるようにある意味相当不思議な雰囲気で、書かれてるように聴けば聴くほど味が出てくるような深さも感じられるアルバムとバンド自体のような気がしてきます。また上記のような意味で原題(意訳)「ジモティー」もそうですが邦題「グラスゴーより愛をこめて」も絶妙なタイトルリングの気もしており、地元に根付いて(ルーツ)いながらもそこから発信される、歌詞やアートワークなども含めて、まるで地元のローカル情報誌かフリーペーパーといった地元ならではの文化的情報が軽妙な音楽に乗って我々世界中に届けられるという、その可能性となにより痛快さや軽妙さも感じるアルバムとバンドではないでしょうか。回りくどい言い方になりましたので、書いてるようにこのバンドについて情報が圧倒的なほど不足しているのですが、間違いなく言えることは月並みながら、とても良いアルバムに違いないということです。

DISCOGS

Tai Phong / Tai Phong

Tai Phong
なぜかフランス繋がりでフレンチプログレバンドらしいタイフォンの1stとのこと。まず筆者はフランス語がもちろんのことさっぱりわからないのですが、それでもこのバンド名はタイフォンとしか読めず、しかし意味はわからないようでいて台風のことであろうというのと、ベトナム系移民何世なのかその兄弟二名が中心のバンドでリーダー的ボーカルの名前(タイ・シン)の当て字なのであろう、と要はそれくらいしか情報もまして先入観も持っていないバンドです。しかしアマゾンの人も書いているように、分からなくともなにかオリエンタルなバンド名と日本人ならやはり反応してしまうShōgun(←機種依存?)のジャケによって、聴く前から勝手な音の想像をしてしまいそうなバンドでもないかと思われます。そして聴いてみると、1曲目の相当年代物と感じさせるような、プログレとしてもかなり素直できっと英独辺りの本場物への憧れがもろに出ている曲からして、人によってはダサすぎるや素直な良い子でよろしいなど、いきなり賛否が分かれそうな盤だとまず思います。しかしです、2曲目の代表曲"Sister Jane"でそのような第一印象も吹っ飛んでしまうほどの名バラードぶりに、ただの真似っ子たちではないな…と唸らさられるのかもしれません。どうやらこのバンドは、憧れを感じる素直なプログレッシヴロックか、プログレも感じさせないほどの泣きのバラード系統と、もちろん?都合良い書き方の気もしますが、それら2要素をブレンドしたような曲、その3パターンに大別できる気がしてきております。終わりなんですが(笑)

DISCOGS


タイフォーン・・・ボンソワール・・・
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