最近はこのブログで書いてる音楽ネタかテレビネタかマンガネタくらいしか小話がないのですが(他の文化文明にほとんど触れてないので)惰性で読み始めて今でも惰性で読んでる気がする今更「のだめカンタービレ」、しかし先生が登場人物たちへ命を吹き込んでいかにもいそうなリアル感には脱帽で、もちろん小説等の著者などもそうですが、我々が今いる世界とはまた別の世界を作り上げしまうという神的能力は単純にうらやましいですね。のだめはああいう人というか、あの人いるだろう実際(笑)あえて言うとうちの二番目の姉ちゃんに似てる(笑)などと思わされてる時点で描いてる先生の勝ちなのですが、まあ先生の中で出会った全ての人からのだめ的な部分を抽出して、そこへ理想的な人物などの願望やとうぜん物語の都合上などの要素を加え、結晶化させたのがあのキャラなのでしょう、当たり前のようなこと書いてますが。でも難くせ付けるとご都合主義すぎる部分が少々気になるかな。しかしそれは創作物全般に言える身も蓋もない事ですが。
いきなりですが個人的にかわいいバンド、カーヴドエアの最高傑作との声もある3rdのようです。かわいいとは、きっとプログレ者にはおそらく直ぐにそのニュアンスが分かってもらえると思いますが(ちなみに私はプログレ者ではありませんが)かわいいのです。ボーカルがべっぴんさんだからという事もありますが、うーんニュアンスなので説明が難しいというよりもめんどいのですが…あえて説明しないというような独り善がり的なスタンスもブログなのでありだとも思いますが、私は根が真面目なので(そういう問題ではないのかな(笑)難しいながらも説明します。まずやりたい事が直ぐに伝わってきて、それがかなりイイ所までというか相当なレベルで、きっと彼ら自身としても納得の音として表現できている、骨子である作曲能力(ホップ)と、それを前述のようなやりたい音へと昇華する&できる中間地点としての編曲能力(ステップ)と、それらを最終形態として録音にまで至ることができる演奏能力(ジャンプ)そんな三拍子が揃った素晴らしいバンドだと思います。ただ、その一連の流れとかそれ以上に最終形態(完成型)となった時の曲自体が、全く素直な物という印象もあるバンドです。我ながら書いていて、これでは解かり難い、伝わり難いだろうなと思うんですが、なぜなら自分自身も読み返してもよく解からない(笑)ので、要は素直すぎるんでしょうね、やはりその一連の流れと出来上がった曲自体が。つまりプログレにしては、あまりひねくれてない(笑)しかしそこがこのバンドの個性とも言えるのかもしれません。良くも悪くも素直なプログレだと思います。まあ↓YTなどで実際聴いてもらうのが手っ取り早いと思います。
DISCOGS
Marie Antoinette
Phantasmagoria