KEMPIRE

How deep is your Love?

September 2012

Wild And Lonely / The Associates

wildlonely
アソシエイツのラストアルバムとのこと、発表されてから20年以上も経っているようですが、それにしても、ソロプロジェクトになってからも1stの頃から一貫している、この人Bマッケンジーによる独特の美学がこのラストアルバムにおいても展開されているという以上、爆発している、まさにアソシエイツを堪能できるアルバムではないでしょうか。独特の美学とは、ほとんど冗談に近いくらいのラブソングを真面目にそれも時にオーケストラなどをバックに歌い上げる、というような事なのですが、それがこの人の場合まったく嫌味がなく、時々ニヤついてしまう場面もあるくらいながら、けして憎めないというか、そのようなかなりギリギリの線をオーバーすることなく駆け抜けていくというスリリングな疾走感を感じます。そうなんですきっとデビューの頃からやはり一貫している少しチープな感触ながら疾走感のあるエレポップと、かなりファルセットなどを使う彼のその美学への自信に満ちた歌声には、こちらに疑問や冷静な判断や批評などの有無を言わせぬ説得力、そのような物がある、これは一人のアーチストによる芸術作品なのでしょう。ラストアルバムはいろんな意味で悲しい物と、なにかこの後に素敵な未来と希望を想像させるような物がある気がしますが、これは後者かもしれません。アルバムタイトルのラスト曲以外…

DISCOGS

Just Can't Say Goodbye

The Glamour Chase

Liege & Lief / Fairport Convention

liege
引き続き週末満喫(マンキツ)!なにか中学生の週末みたいで嫌なんだが(笑)まあ精神はたぶん一生中学生のような気もするが…アルゴリズムかバイオリズムの周期なのかな、マイブーム到来で偏執的なほど何かを続けざまにしていたかと思うと、それがピタっと止んでしまうというような「周期」は誰にでもあるんじゃないでしょうか。でまあそれが内容の濃い時間だったらイイのだが…例えば昨日など、世間的にはもはや化石のような話なんでしょうけど安野先生「さくらん」を読後、そこのマンキツにはデマンドで無かったのでYTで映画版「さくらん」も見てみる、というようなしょーもない一人フライデーナイトフィーバー?だったのだ!ちなみに漫画にかなり忠実みたいだったので途中で映画は挫折(笑)だってつまんねーんだもん…映画版…土屋あんなはまあきれいだったが(フォロー)

やってきました門外漢の恥を恐れない無謀レビューです。さてなにからお話してイイやら、結論的には(しか書きませんが…)最初聴いたときはうわっ渋すぎたか…との印象を特に初っ端の1曲目に感じたのですが、その1曲目に限ってその印象は今もほとんど変わらず、しかし何度か聴いている内になにか買った当初はゴワゴワとして履きにくい&着心地はよくないニューのジーパン(無加工)が動き回ったり洗濯したりなど履きこむ内になんとも言えずフィットしてくる感じ、そしてこれは一生付き合えるブツと出会ったかもしれない…などと思えるような感覚に似てる気がしてきました。つまり単純表現、これは単純に気持ちいい。

DISCOGS

Reynardine

Farewell, Farewell

Plastic Letters / Blondie

plasticletters
1stは持ってないのでこの2nd、さすがに1970年代らしくもう相当牧歌的にポップなロックという印象はどうしても持ってしまうのですが、特に2曲目"Desnis"辺りのアメリカンなハイスクールのダンスパーティなどでかかっていそうな雰囲気や、カントリーからの流れの少し埃っぽいハードロックなどとともに、やはり一番ブロンディらしい気がするエレポップの曲がそれらに挟まり存在してるアルバムでしょうか、もちろんそのエレポップの曲も35年経った今聴くとシンセの音色や場合によっては使い方かもしれないその素朴さにはほのぼのしてしまうのですが、しかしクールと言う意味でのかっこよさは普遍的じゃないか?と思います。それにしてもDハリーの声の存在感、言わずもがなですがこのバンドの大きな部分を担ってるという気がまた改めてします。

DISCOGS

Fan Mail

No Imaginations


When It All Comes Down / Miaow

miaow
映画版「アマデウス」そのままの解釈でいくと、あまりに荒唐無稽なほどの天才ゆえに一般庶民などの凡人にはその本当の凄さ、美しさ、新しさなどが理解できない所へ、天才の能力を理解できる凡人であるサリエリに不遜か自信満々なのかもしれないが、勝手にシンパシーは感じるね。いや、今日のネタ?「DEATH NOTE」読み返しててライトとLってどっちかがモーツァルトでどっちかがサリエリとも言えるかもな、とかどうでもイイことに気づく自分、をアピールしようと思ったのでね(笑)しかし、どっちがどっち役なのか思いつかない分からない筆者の凡人さ加減よ。こちらの勝手な比喩に乗ってくれなくてもイイのだけど、それが分かると言う人は是非教えていただきたい。あなたの本当の凄さを理解できるのは僕だけだよ。

知ってる人はもちろんいるのでしょうがミャオゥ(猫の鳴き声)というバンドで、DISCOGS情報だけを頼りにすると、リリースはシングル盤だけだったらしく、それを例によってFactory(Benelux)&Crepuscule系統の廃盤等過去良作作品の再リリースレーベルはLTM(かCherry Redですよね)が全曲集的にコンパイルしたCDのようです。まず地味という印象が先に来るのですが、しかし上記系統の特に1980年代的レーベルイメージを踏襲しているイカニモな音、とはめんどくさいので抽象的に書いたのですが、やっぱりポストパンク方面のNWの典型のような音だとは思います。もっと言うと純朴(野暮)で洒脱(粋)な音、そんな相反する要素が融合しているように思うと、それは結構凄い(オリジナルな)事のような気がしてきます。

DISCOGS

Belle Vue

Did She

Sixpence None The Richer / Sixpence None The Richer

SNTR
こんなこと書くのもなんだけどブログだと思って我慢してくれ(笑)某政府系公庫(と書けば自ずとわかるが…)に経営者としての借入金が相当額あり、これは月賦で残りの人生一生働いても返せなさそう〜とか呑気にかまえていた所だったのですがここ1年ほど。しかしさすが?政府系?窮状を素直に報告していたら、最近「ああもうイイですよ〜不良債権ポストにしましたから〜」(もちろんそんな言い方ではないが)で完済です!一銭も返してないけどな。つまり相手方完全債権放棄。やり〜四捨五入すると1億円近い額ですけどちなみに。べつの意味で(1億円)チャラ男といってくれ。しかしおもったよりうれしくもない(笑)カネってなんだろうねと。政府系なので皆さんの&私の、税金で穴埋めされるわけだ。そうかじゃあ一銭も返してないわけでもないか。

80'sがあるなら90'sもあるのでしょう、というところで私的には90'sの代表的なグループの気がするこの人たち、セルフタイトルには自負のような物があるのでしょうか、結果的には明らかなアルバム消化曲らしい曲もなく、それどころか単純に気持ちのよい爽やかなポップソングが延々と続いていくので晴れた休日にでも聴いたらこれは気持ちよいでしょう、という気がします。それ以上なにを望むのか?と筆を置きたくなった(&折りたくなった)アルバムです。代表曲もイイけど、元曲の良さがわかるカバーも好きだな。リーナッシュも…

DISCOGS

Kiss Me

There She Goes

Ballads Of Living And Dying / Marissa Nadler

ballad
十年に一人、との評価も聞くマリッサナドラーの1stだそうですね。うーん全くケチをつける気はなく、それどころか、たしかに才媛にして超美人という好きにならざるを得ない要素ばかりなのですが、ただこれは、米国のフォークミュージック、SSWの系譜から全く外れていない言うなればフォークコンテンポラリーミュージック(略してフォークルコン?略はいらなかったか)と言ってもよい気がするのですが、どうなんでしょうか。なにか偉そうに書いてますが、その系譜に大門外漢の筆者の狭量な中からではジョーンバエズ〜初期のジョニーミッチェル辺り、その現在型として突出はしているかもしれないが、そんな脈々と続く系譜の内の一人としか思えなくもない、声は素晴らしい超美人、と言い切ったら怒られるのでしょうか。しかしやっぱり、60年代にはゴロゴロといたとは言わないまでも、この手の人は結構いたのではないかな…ダメ押ししてしまうと…こんな筆者にも特別、目新しさは感じられませんでした。一曲一曲の質は高いフォークだと思うのですが…チルアウト(死語)できるのだから結果オーライ(超死語?)としますか。ところで、ジャケが貞子のようで怖い、見るたびにこちらに近づいてきているような(怖)

DISCOGS

Fifty Five Falls

Annabelle Lee

Fair To Middling / Thousand Yard Stare

TYS
懐かしい人もいるんじゃないでしょうか、かくいう私はアルバムはこれしか持ってませんが、地味に出ていた内容も地味な気がしたシングルも2枚ほど持ってました(このアルバム収録曲とダブりますが)。つまりそれくらいの思い入れしかないのですが、アルバムはこれがデビューらしく、もしかしたら彼らの全作品中そういった意味で一番勢いがあるのではないか?と勝手に想像してます。とかくUK方面はムーブメントに乗りやすいというかなびきやすいというか、いわゆるバンドワゴンなどと言われるように、個性的なようでいて意外と長い物には巻かれろ的な矛盾を常々感じていて、そのバスにその時刻に乗り遅れると相手にされないみたいな風潮がどうも気に入らない部分だったりします。このTYSがデビューした1990年代初頭というと、時代はマンチェやインディーダンス、マッドチェスターからアシッドハウスなどでバカ騒ぎなほど浮かれていた頃、それらどこにも属さないある意味地味なインディーロックはその影で埋もれていったような印象を持ってしまいます。しかしその頃から20年以上も経った今、このように聴き返してみると、瑞々しいまでの勢いがあるなんと若々しいロックであることか!と感慨深いものを感じます。そう彼らはそれらバカ騒ぎになんの興味もなかったのでしょう、それらに与せず純粋に自分たちが演りたい音楽を奏でていたことの勝利がここにはあります。そんな若さのエキスが凝縮されたようなTYSのデビュー作。

DISCOGS

Weatherwatching / Another And On

Worse For Wear

Lupa / Palais Schaumburg

lupa
パレシャンブルクの2ndです。1stがどうやらリマスター再発されるようなので記念の意味もあって…肝心の1stはですが。まず、主要メンバーというよりリーダーのHヒラーが脱退後の2nd、という事を前提にしてもけして負けず劣らず、UKのNW特にホワイトファンク系統Rip Rig + Panic,Pigbag,23 Skidoo,ACR辺りとほぼ同時代にして恐らくその多大な影響も伺えるノイエドイチェヴェレ版ホワイトファンクとも言えるのではないかと思ってるんですが、しかしさすがドイツなのか、NDWの直径の師匠クラウトロックからの影響も当然同じ位あるのではないでしょうか。特に飛び交う電子音辺りに顕著に表れてると思いますが、やはりUKNWにはほとんど無い要素の一つではないでしょうか。ここではそれら両要素が1stよりも小慣れたせいかより融合してるように感じますが、しかし人によっては1stの頃のラフな勢いのような方が好みの人もいるのではないかとも思います。それを単純表現化すると文字通り、少し大人しくなった、ジャケのような彼らの姿も垣間見える気もします。ジャズテイストまでありますので。

DISCOGS

Süss Sein, Nett Sein

Rosen

Introducing The Ocean Blue / The Ocean Blue

introducing
Iオーシャンブルー!とはいえ1st「The Ocean Blue」と2nd「Cerulean」から全く半々ずつ収録のこの日本独自盤しか持ってませんが…(両盤ともアマゾン中古で安そうなのでリスト(か?)入りです)これだけでも聴く限り、アマゾンレビュー(1st)や邦盤ライナーノーツ(赤尾美香先生)にも書かれてますが、これがアメリカのバンドだったとは確かに俄かには信じらせません。プロデューサーがスミスとの仕事などでも有名らしいジョンポーター氏ということもあるのでしょうか、やはり全くUK的で例えるとトラッシュキャンシナトラズとかライトニングシーズとかチャイナクライシス辺り似でしょうか?しかし彼らオーシャンブルーにしか出せないであろう、バンド名そのままかもしれない青い海をイルカなどと一緒に船でなくともクルーズしていくような感覚、これは真似して出そうとしても中々出せない圧倒的なほど彼らの個性じゃないでしょうか。それで全面通されるのでたまりません…個人的には素敵な奴ら発見!といった気分ですよ。ルックスもまあまあよさそう(笑)

DISCOGS

Between Something And Nothing

Mercury

Wooden Foot Cops On The Highway / The Woodentops

woodenfoot
ウデェントップスのラストアルバムとのこと、初期とRough Tradeからのシングルはほとんど持ってるほど好きなウデェントップスなんですが、このラストもRough Tradeからでそこでの集大成的でしょうか、どこか野暮ったいような垢抜けてなさが逆に魅力の気がする雰囲気は一貫していながらも、そんな中でも様々な曲調は飛び出すアルバムだと思います。さらにシングル曲"Stop This Car"辺りが象徴しているように、制作時点で解散など分かっていなかったとは思いますが(実際この後もシングルは何枚か出してるようですし)しかしラストにしてこの疾走感、そう思うと潔いというか勿体無いという意味で一抹の寂しさも感じてしまうような、名作じゃないでしょうか。

DISCOGS

Maybe It Won't Last

Stop This Car
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