KEMPIRE

How deep is your Love?

December 2011

Thompson Twins Box / Thompson Twins

Thompson Twins Box Set
インスタントコーヒーをビンから直に入れたらカップに大量に入ってしまい先に牛乳を入れていたのでもう取り返しもつかず、しょうがなくそのまま超濃いコーヒーを飲んでたら胸焼けして気持ちの悪い大晦日です。だらしない生活&性格のとおり、いつものように年またぎで更新。わはははこれもヘビーだ…実際重い…トンプソンツインズの幻だった、でもこのご時世ではもうリマスター再発などされて珍しくはないですが、その1stから5thまでのアルバムとそれらアルバムからのシングル、その前後のレア音源等々、恐らく発表できるコードに引っ掛からない?考えうるだけの曲をぶち込めるだけぶち込みCD8枚組にしているボックスセットです。Disc1が幻の1st、Disc2が1stほどではないらしいですがやはりあまり知られていない言わば日陰の2ndと、各々一層レアな音源をボートラとして収録というのが最初のセットですが、2枚組用CDケースなのでケース的には4ケースでボックス化してあり、後の3rd〜5thは本体がDisc1+ボートラとして、Disc2が本体アルバムからカットされた12”シングルバージョンとそのB面+レア音源などという構成です。8枚全てほぼCDフル収録の各70分以上なので一気に聴くと単純計算で10時間くらいかかってしまいます。そんな暇はさすがに暇人の筆者でもないので時々ちびりちびりやってますが、1年以上も前に買っておいてまだ全部聴けてません(笑)それでもしかし、やっぱりここでは4th「Into The Gap」ではないかな、と思ってます。4thアルバム本体の全曲、無駄なくらいポジティブなバイブレーションで満ちてます。なんだろうこのやけくそ一歩手前な感じの応援歌達は。元々なんだかわからない希望溢れる感じが特徴というかオリジナリティの彼らだと思いますが、やっぱり成熟期であろう4thにおいてそのピークを向かえていたのだなと感慨深いですね。比べてしまうと、5thではその点でだいぶ落差を感じます。すばらしいですね、そうとう嘘臭い紅白歌合戦の100倍は明日というか来年への希望をもらえる気がします、というか今聴いてもらってます。

DISCOGS掲載無し。

You Take Me Up

Hold Me Now

Les Baxter Vol. 1 (Eight Classic Albums) / Les Baxter

Vol. 1-Eight Classic Albums
年の瀬で休みと言えば休み(微妙な言い回し)なので疲れる訳もないのですが、なぜか疲れておる年の瀬です。一年の疲れが…なのでヘビーな音源はまったく聴く気にならず、とはいえこれは大御所のアーカイヴスという意味では最もヘビーかもしれませんね(笑)ボリュームも圧巻でCD4枚組に彼の初期作品LP8枚分を収録、にもかかわらず安い!現在1211円!まあ円高還元でしょうか、興味のありそうな人は今の内に?もっと安くなったりして…という筆者もあまりの安さに思わずポチッとしてしまったのです、今月の話ですが。でも元々廉価盤シリーズだと思います。ま、上記のようなダラダラ加減ですが、これは結局ジャズでしょうね。一般的にはモンド/ラウンジの大御所ということだと思いますが、もちろん彼はビッグバンドジャズ(スイングジャズ)畑出身の人だろうし、門外漢すぎる筆者でもやっぱりこれの根底はジャズではないかなと思う次第ですね。でもテルミンなどが大活躍してるさまはやっぱりジャズとしては少し変かな、イイ意味で。ちなみにこのEight Classic Albumsシリーズは、盟友Martin Dennyを始め、モダンジャズ系の大御所の初期作品もいくつも出してるようです。安いので買って勉強し来年はモダンジャズ元年にしてみるのもイイんじゃないかな、筆者は言ってるだけだと思いますが…じつはレスバクスターも全部聴いてないっす…

DISCOGS

Metamorphosis / Howard Jones

メタモファシス
ハワードジョーンズの変則的なコンピレーションアルバムです。海外でも出たらしいのですが、ボートラなども含め内容がだいぶ変わってるので日本独自盤と言ってよいと思います、Avexからです。収録曲だけを見ると代表曲のオンパレードのようですが、じつの所、全て録り直しやライブ音源などの再演です。ここの所がファンを始めじつに不評のようで、たしかに私もそのまんま原曲を素直に入れとけや…と毒づいてしまいそうですが、そのようなベストは彼の場合他にいくらでもあり、そっちで聴けばよいとも思うので、このなんとも中途半端でベストとは言えないアルバムがなんとなく愛おしいのです。たしかに当時のエレポップ感はここには皆無です。特にライブ音源などは、ビッグバンド風ホーンセクション隊参加や中には(Calypso)などと付いてるようにラテンバンドノリだったりアンプラグド的だったりと、元のエレポップとはあまりにかけ離れたアレンジの曲ばかりですが、楽曲自体がやはりイイんでしょう、イイ曲はどんなアレンジをされてもイイはず、というセオリーを再確認できるのでは、と思います。とはいえ結局最後のボートラWhat Is Love? (Trouser Enthusiasts Club Mix)で踊りまくって終わり、というような盤の気もしますが(笑)

DISCOGS

Someone You Need

What Is Love? (Trouser Enthusiasts Club Mix)

Stations Of The Crass / Crass

Stations Of The Crass
恐らくクラス初期の大作にして代表作です。これの次に日本盤まで出たので有名だと思う「Penis Envy」が出ることになると思うんですが、どうやらその間は2年近くあり彼らの事なのでギグは精力的だったろうし、シングルなども数枚リリースしていたようですね。ゆえに早くも成熟期であったろうし、上記のような事なので鳴り物入りで発表されたと思う「Penis Envy」を最高傑作にあげる人もいるのではと想像しますが、しかし筆者的には、そのような経緯を経たことにより幾分洗練された「Penis Envy」は、彼らの怒りを買うような表現をすると、何か商品臭い気がしているのです。対してLPでは2枚組にまさに初期衝動的にレパートリーをぶち込んだタイトルどおりだと思うこの「Stations Of The Crass」こそが、彼らの一貫した姿勢であろう反戦と、資本主義に対する絶え間ない攻撃が繰り出されているという意味で、彼らの最も本質的な作品ではないだろうかと幾分門外漢ながらも思ってる次第です。まあこんな私が30年以上も経ち傑作として確立されてるこの作品について、今時ここで再評価するまでもないのか、と後悔半分で書いとります。「Penis Envy」より「Stations Of The Crass」というのはファン間では今更口に出していうまでも無い暗黙の了解なのでは、と、これも想像です。ちなみに現行のCD版(The Crassical Collectionという物↑画像先)ではLPのD面のライブ音源がカットされて代わりにピールセッションが入ってます。ジャケもCDのやつは全然ダメですね…なので↑画像はLPの方です。

DISCOGS(試聴)

I Forgot To Remember To Forget / The Carousel

I Forgot
まあネット上で何かを書くまたは何かを載せる、という行為自体、純商業的な物を除き自己表現以外の何物でもないわけだが、そんな根底は同じなんとなくいやらしい行為ながらもその仕方の違いというものがある。その違いによってじつにソフトだったりスマートだったりクレバーだったり露骨だったりと、受け手側の印象も全く違ってくるわけだが、そもそもの動機という原点に立ち返って考えてみれば、ここで自分をアピールしてください、という履歴書か書類審査の最後の方にあるオマケ欄に近いなと思ったりもする。中には、そんなにアピールしなくてももうわかったから(笑)と思わずつっこみたくなる欄もある。そういう塩梅のセンスや才能や教養などを兼ね備えていないと、と思うとなかなか難しい行為だなと思いますね。昔の町内会や学級新聞の頃だったらそこのお山の大将になれてた人もネットじゃ世界が相手だからね。

300円だったので買ったカルーセル麻紀、門外漢なのでよくは知りませんがVo.は元タルーラゴッシュ、バックはレイザーカッツの人とまたCreation〜Sarah系なので、筆者の守備範囲の狭さも露呈してしまってますが、肝心の音的にはスカスカのフォーク調ながらも曲自体がよいからか中々和める音楽じゃないかと思います。これはVinyl Japanから出てるベスト盤のようで、より厳選されてるとは思うんですが、ただずーっと同じような曲調なのでやや一本調子にも聴こえます。しかしこれは超疲れた時などに聴いたとしたら恍惚状態になりそうなほど気持ちよいかもしれんと思いました。アマゾンでも中古ですが安いので↑この値段だったらおすすめ。

DISCOGS

Cerise

Organ Fan / Silverfish

stevie-nicks
また女子の格好ネタですが、おじさんとしてはどーしてもあのゾロっとした格好がなんとなく清潔感が無くて気になるのよ…今日もけっこう気になる方がおり、何と言ってイイか、まるで犬小屋の中に敷かれてるようないらなくなった毛糸で編んだボロ毛布を一枚ぐるっとまとったような方、帽子はアンデス山脈かチベットなどの高地に住んでる人が被ってるようなやはり毛糸の帽子という、まあ全体的に毛糸ですか(笑)それも裾が当然のように長く、たぶん引きずってましたね。汚いじゃない…なんとなく。ここをご覧の皆さんには音楽方面で例えれば分かるかもしれないので(笑)要はスティーヴィーニックスです。あれは白人のスタイルで、それも彼女のような超美人がやるからボヘミアンのように様になるのであって、背の低い黄色人種がしたらやっぱりチベット人ぽくなってしまうって…おじさんのどうでもよいぼやきで長くなったね。

organfan
180円だったので買ったシルヴァーフィッシュ、まあCreation Recordsからでそれなりに流通してるのでしょうが、音はハードだし当時のCreationの中では浮いてるくらい特異な存在だったのではないでしょうか。強いて言えばCreationでも初期のジザメリやスロータージョー(笑)辺りがいた頃だったら違和感なかったかもしれません。やっぱりハードなんだけど音が軽いので一歩間違えば真夏のミンミンゼミばりにイラッときそうな所ですが、なぜか不思議と聴きやすい。こういうタイプは私は他に知らないな。やはり独特だと思います。でもジャンル的にはガレージパンクでしょうか。知ってる中で辛うじて似てると思ったのはガロンドランクでした。ガロンドランク同様、痛快だし小気味よいしキモチイイ、特に後半7."Elvis Leg"以降、勢いと曲自体のクオリティーが高くなっていく気がします。ちなみにジムフィータスProd.+マーティンビシEng.と裏方も何気に豪華です。少なくとも180円の元は余裕で取りました(笑)アマゾンでも安いみたいですよ。最高ですよ。

DISCOGS

Scrub Me Mama With That Boogie Bea (後半曲はこれしかなし)

Stereo Musicale / Blind Mr. Jones

Stereo Musicale
明治の人達は偉かった…とたかだかNHKのドラマ「坂の上の雲」を見ていて単純に影響されてるgoglemanさんなんですが(司馬遼太郎先生は尊敬しますが)、それにしても江戸末期〜維新〜日露戦争といわゆる激動の時代をサバイブしてきた彼らの子孫が私達(笑)少なくとも私がそんな血を受け継いでいるとはとても思えない。100年でずいぶん腑抜けてしまったものだ(笑)来年からがんばるか。っていうような所は結構日本人的だな。

腑抜けと言えば、シューゲイザー。彼らの2枚しかないアルバムの1stの方です。2ndにはいわゆるシューゲイザーの枠から飛び出てたようなバラエティーさが出ていたと思いますが、この1stではその兆候は見られながらも、こう言ってイイかわかりませんがフルシューゲイザーアルバムだと思います。フルートと典型的なシューゲイザーらしい陰鬱なベースラインから始まる一曲目"Sisters"がそれを宣言しているように思えます。フルシューゲイザーアルバムとしては揺らぐことのない名盤ではないでしょうか。ですが、改めて聴いていて、このアルバム自体も早20年前の物ではありますが、彼ら以前の先輩達、主に4AD所属の人達コクトーツインズ、ジスモータルコイル、バウハウス、またはクランオブザイモックス、更にはXマルドイチェランド、少し先輩達ラッシュ、ペイルセインツ、スワロー等、で当時の時点で既に聴いてしまっていた音だったのだな、と少し批評的に聴いてしまった盤でもあります。と、ここでまた4ADレーベルの偉大さを改めて思い知らされた次第です。BMJ失礼…くどいですがシューゲイザーアルバムとしてはこれ以上の物もあまり無い、と念は押しておきます。

DISCOGS

Sisters

Henna & Swayed

New Britain / Whitehouse

Merry Christmas II You
一応無理にクリスマスネタで、だからなのか、町を歩いていると流行ってるんですかね、女の子の格好がなんとなくサンタクロースぽい(笑)というかよく店屋の呼び込みでこの時期赤いスカート版サンタの格好させられてる売り子さんがいますよね、あとあれだ、赤頭巾ちゃんとも言える、それの赤く無い版のような…スカートの裾にファーのような毛糸の玉のようなのが付いてる人が多いね。あとサンタ風のあの長くてダラっとした帽子までかぶってる人もわりと見かけます。もちろん赤くはないけれど。とにかく最近の傾向なのか?ゾロっとしてるね〜個人的にはあまり好みではないな…

newbritain
ホワイトハウスのいったい何枚目でしょうか。当方のはもちろん再発盤CDですが、それにはDISCOGSの人達も書いてるように曲間に30秒ほどの無音があり、人達と同様最初は意味が分からなかったんですが、しかしこの無音の意味がなんとなく分かってきた気分であります。曲のほうは1、2曲を除いて、例のホワイトハウス節とも言えるエレキによる神経を逆なでするような超高周波的発信音と、Wベネットのこれもエフェクターで加工されまくった雄たけび(すらない曲も半分)などで出来ている、やはりいつものやつですが、それらに挟まれた敢えて言う無音曲が絶妙の間合いになっており効果的だと思います。しかし実は音楽よりもここは思想の方が重要なのでしょう。彼の初期からの一貫した思想であろう「意志の力」(ヒットラー直系)「力への渇望」(ホワイトハウス的)「超越」(ニーチェ直系)辺り、ここでも一貫してると思います。というかこのアルバムにおいてそれらが一番分かりやすい形になっているのではないでしょうか。

DISCOGS

YTには無し

The Serpent's Egg / Dead Can Dance

人間失格
日本映画チャンネルだったかな、午後に去年の映画でしたか「人間失格」をやっており暇なのでぼーっと見てた本日なんですが、全くと言ってイイほど期待しないで見たせいか、中々よかったですよ。映画はあまり期待しないで見た方がよい(笑)監督とかの知識皆無ですが所々くどかったりダサかったりはしましたけど、総じてOKと言うかな、映画はどんなしょーもないやつでも文字どおり一瞬のどこかには見るべき瞬間があると思ってるんですけど、その頻度が割りとある方で「人間失格」中では中原中也が出てるシーケンスがよかった気がしましたね。役のおかげでV6の森田剛を見直した、彼の代表作になるのではないかな(笑)あとは最後の女、三田佳子の情念系の演技に背筋に戦慄が走った…原作中でもあったかな、鎌倉にあるどこかのトンネルには行きたくなりましたね。知ってる人は教えてくれ。って中原中也は誰に対してもタメ口だったのではないかな。

Serpent's Egg (Reis) (Spkg)
最近4AD、Muteさらにベガバン辺りづいてる気もしますが、それになんとなくクリスマスぽいじゃないですか。まさに4ADの看板アーチストの一組デッドカンダンスですか、オリジナルアルバムはこれしか持ってなく後はベストなどで済ませているような罰当たりですが、そんな者でも思うに、このアルバムは中でもかなりいってしまっているのではないでしょうか。ポップだと思うほど楽曲としての構造がしっかりした曲が半分ほどありますが、その合間にどこかの国の原始〜中世宗教音楽のような意味不明のほぼ♀時々♂ボーカルや♀♂コーラスのみの言わばボーカル曲が挟まっている構成だと思います。しかし全く奇を衒っているような様子もなく、純粋に自分達が奏でたい音楽をやっているということが伝わってくるので、ある意味清々しいですし、やはり神妙な心持にもなります。

DISCOGS

In The Kingdom Of The Blind The One-Eyed Are Kings

i / A.R. Kane

I
あら?クリスマス盛り上がってんの?今日は横浜関内〜伊勢佐木町界隈ぶらり旅しましたけど、イルミネーションは節電のせいかなほとんど見ませんでしたし、忘年会なども兼ねたそれらしいグループやなによりカップルも全くではなかったがほとんど見ませんでしたよ。なんだ盛り下がってんだな。クリスマスも飽きられたか?クリスマス、無くなるな。

今日アルバムは始めて買ったA.R. Kane、2ndなんですね。まず、DISCOGSとAmazon(レビュー自体は当方文字化けで読めませんが…)などの評価が低すぎる…当方は12”は1枚だけ、でアルバムもこれが初体験ということで、彼らについては世界的超ヒットしたM/A/R/R/S経由で知ったというような言わばA.R. Kane初心者ですが、この2ndを結構ヘビロで聴くにつけ、一曲毎でまったく表情は違うしそんな芸当が出来てしまう彼らの音楽的素養と演奏&技術的テクニックに、誇張して言うと度肝を抜かれ、また何よりそんな繰り返して聴いていても全く飽きてないという無意識的状態にはたっと気付き恐れおののくくらいの衝撃を受けているんですが、上記他者評価などとのギャップはなんなんでしょうね。A.R. Kane、凄い…以上は熱に浮かれた印象論でしたが一つ二つ冷静に言うと、たしかにこの一曲、といういかにもヒットしそうなインパクトのある曲は無いかもしれないが、地味〜に効いて来るいわゆるスルメ盤だと思います。黒人二人組という人種的こちらの偏見などかるーく吹き飛ばすある意味の無国籍感があります。音自体もそうですがなんとも不思議な立ち位置のユニットだったのではないでしょうか。持ってない人はレビュー等にだまされず、これはたぶん買った方がイイ(笑)当方は180円也。

DISCOGS

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