KEMPIRE

How deep is your Love?

2011年04月

Statrax Unmixed 1 / VA

Statrax Unmixed 1
こういうフロアで踊る時だけに機能するような言うなれば機能音楽をレビューすることに意味はないようで実は大いにあるような気がするのでレビューでも。とりあえずは2004年物ということで今聴くとさすがに古臭い当時流行りのトライバルビートでリミックスも含めた全バージョン貫かれてますが、しかし古臭いとは言え当時としては最前線だったやはり機能音楽として優れ物なので、今でも充分聴けるというか、もしかしたら今夜もどこかでピーク時にドロップされても違和感ない全編素晴らしいクラブ音楽ではないでしょうか。タイトルの冠にもなっているヴィクターカロデローンは個人的にも90年代終わり〜やはりこの頃までトライバル神ではないか?とすら思っていた人でしたが(今はどうしてるんでしょうか)彼の名作EP2枚からM1〜3で、その後Luzon名義の"The Baguio Track"で大ブレイクしたと思うStacy Burketによる本人名義EPからM4〜6、カロデローンと盟友Quayleによる素晴らしいタッグ名曲"Resonance"のDisc1収録だった2バージョンのたった純3曲の計8バージョンですが、しかし各曲(とあえて言わせてもらいます)どれもこれも今でも機能するトライバルビートで、かけた瞬間から太古の儀式が始まるようです。特に、カルデローン&Quayleコンビはリミキサーチームとしてもマドンナやデスチャなど多くを手がけましたが、しかしそれらリミックス曲の方はこの自分達の曲を結局超えることが出来なかったのではないか?と思う、タイトル通り様々なビートトラック&ベーストラックの抜き差しによって生じる位相のずれがアシッドハウスにすら匹敵するアシッド感を生み出す、まさにレゾナンス名曲ではないんでしょうか。知らない人DJ Vibeによるリミックスも強力で、さらに強制的、脅迫的にフロアに引きずり出されるような仕上がりです。

DISCOGS

Calderone & Quayle – Resonate (Original Mix)

Calderone & Quayle – Resonate (DJ Vibe Mix)

Hanging Gardens / Nico

Hanging Gardens
男性長寿世界一のあの京都のお爺さんはいつ見ても感動するのだけど(ブログでも以前一度書いた気がする)「食細くして命長かり」は毎年聞いてる気がするんだけど(笑)今回は「苦にするな、嵐のあとに日和あり」とおっしゃってて、長く生きてる人の言葉は重いし、それは人間全てに言えることかもしれないな、と上から目線で本当にそう思いましたね。人間生きてりゃそのうちきっとイイことあるさ。いつになくポジティブなのはこれの所為もあるかな。いつ買ったのか忘れるほど昔に買い、1、2度聴いたきりその時たぶん鬱になって家のお蔵入りにしてましたが、今回聴き返してみたところ、なんというか鬱どころか救われたような気分になりましたよ。先週同じようなことを書きましたけどニコのボーカルは当然ドロドロしてるし(としか書けず面目ない)バックのサウンドもマイナーコード進行的なけして愉快な感じではないですが、悲劇を観た後のカタルシスというかな、なぜか癒されるようなやっぱり不思議な感触ですね。しつこいですけど暗いんですよ、しかしやはりニコの声のお陰なのか、もしかしたら死の直前の録音ということも関係してるのかもしれませんが、彼女が我々の痛みや苦しみをそのまま持って天国に逝ってくれたお陰かもしれないと、そんな詩的な気持ちにすらなったアルバムですね。若い時には分からなかった、歳の所為も大いにあるのだろうけどね。

DISCOGS

Hanging Gardens

The Peel Sessions / The Fall

Fall, The – The Peel Sessions
書きネタなんですけど筆者的には充分若手だと思う俳優の中では伊勢谷友介はわりと好きで主にテレビですがザッピング中に映ってたりするとつい見てしまいますね。映画通ではないのでそんなには見てない中では特に「ハチミツとクローバー」での役がはまってた気がしますね。「ハチミツとクローバー」自体は原作マンガも読みたいとも思いませんし話ははっきり言って嫌いなんですが、純粋に彼の役柄が美大生〜芸術家の卵ということで当然繊細ながらも自己中で自分を天才だと思ってるようなナルシストですけど、少し胃腸が弱そうな細マッチョ(死語?)で神経質そうなあの容姿にはぴったりなのでは。あの人は自己中の役が似合うと思いますけど、どうですか。なのでまだ観てないんですけど「人間失格」なんて若手では彼しかいないでしょう。逆にテレビの「龍馬伝」の高杉晋作&「白洲次郎」は活かされてなかった、というか妙にポジティブな役柄は似合ってなかった思いますけどね。演技が上手い下手の話は抜きですよ(笑)ま、書きネタですけどね。フォールのピールセッションズなんですか、ここ収録曲全部入っているようなCD2枚組みなどピールセッションズ物だけでも何種類もありそうですが、個人的には400円也とまあ安かったし買って置いたところですが、彼らの場合スタジオ盤もライブ盤もほとんど同じというか、スタジオ盤であってもライブ感重視のバンドだと思うのでBBCのスタジオで即興的に演るピールセッションはその中間的存在だと思いますが、要するに彼らの場合はそこらへんはどうでもイイですね(笑)しかしより臨場感はあるので本領発揮といった所ではないでしょうか。やる気あるのかないのか分からない彼らのサウンドは常に人生の応援歌。

DISCOGS

Winter

Free Range

Carved In Sand / The Mission

carved
あいかわらずどうでもイイことなんですけど、知り合いの人間とより親しくなろうと筆者専門分野である音楽ネタを、この人は少し音楽に詳しそうだと思い振っても少し詳しいぐらいだとはっきり言ってお話になりません(笑)例えばヒップホップ好きの人で「PMドーンとか好きでしたね」私「あ、いましたよね!Set Adrift On Memory Blissはヒットしましたね〜」人「あ、知ってます」私「ネタはスパンダーバレーのTrueでしたね〜」人「あ、ごめんなさい、ロックはほとんどきかないもので…」私「あ、そうでしたか…」。というか書いてて思いましたけど、各々専門分野(もちろん音楽に限らず)は百人百色違うわけでそこらへんのすり合わせというか相手に合わせる妥協点という所がコミュニケーションなのかもな、という当たり前のようなことに気付いたどうでもイイことでした。ミッションなんですけど、いきなりですがなんですかこの米国産業ロックに毒されたようなゴスロックは?たしかに、当時90年代初頭頃はUKゴスロック=ポジパンにはロカビリーやカントリーにまで至った米国趣味的な風潮があったような気がしますが。顕著にはフィールズオブネフリムややっぱりミッションですか、FONはロカビリーを取り入れたいわゆるサイコビリーに少し走ったと思いますが、ミッションは骨太ロック名曲のニールヤングやストゥージズなどのカバーを昔からしていたので、こういう米国風ロックテイストに行くのも分からんでもないですし、この頃はThe Mission UKと名乗り米国進出を虎視眈々と狙っていたということで、メンバー&プロデューサー&周りのスタッフ等、この音はかなり意識的なものなのでしょう。まあミッション流哀愁のゴスロックに埃っぽいいわば西部劇的ロマンを感じるそんなテイストの融合ですか、このアルバムは。100円也。

DISCOGS

Butterfly On A Wheel

Deliverance

郷愁4.16

areyoufaith1.Valerie Ingram – Are You Faithful?
DISCOGSをみても2枚しかリリースがないディーヴァみたいなんですが、それよりもMovin'&クレジットのボイドジャービスの名前に反応して買いです。
DISCOGS
hookedon2.Cerrone – Hooked On You
よく見かけるセローネの盤、完全に想定内ですが、いなたい感じで幸せ気分に。
DISCOGS
danceandshake3.Universal Robot Band* – Dance And Shake Your Tambourine / Freak With Me
いや〜いっそう天国だな。なんだろうこの得もいわれぬ幸せな浮遊感は。やっぱPatrick Adamsが凄いのか。
DISCOGS
thebreak4.Kat Mandu / Quartz (4) – The Break / Beyond The Clouds
ナイスカップリングでDISCOGSによると非正規盤みたいですが、カトマンズー(ドゥー?)もイイですね〜ディスコなのにこの疾走感はいまだに新鮮。
DISCOGS
dontgo5.Yaz* – Don't Go (Re-Mixes)
一番高かったのでこれかな(笑)誰でも知ってる80'sエレポップの名曲では。2バージョンがノンストップ気味なところもイイんですけどジャケ買いに近いですね。
DISCOGS
計2350円也。





A Forest / The Cure

でんこちゃん(だれ?小倉百代さんという人のようですね)
すっかり人気者のでんこちゃんなんですが、そういえばキャラクターデザインした内田春菊先生もある意味風評被害だな。しかしフジのニュースJAPANなどで見た自販機の輪番停電?はトップでするほどのニュースか?都知事の援護をするわけではないが、だいたい多過ぎる。これを機会に撤去して1/10くらいにしてはどうか。電気も敷地も無駄だろう?飲料メーカーには打撃になるかもしれんけど、しかしそれとて企業努力を促すイイ機会だろう。缶なのだからすぐに腐るわけでもなし、消費者もこのご時世なので少しくらい生ぬるくても我慢せい。憂事のお陰といっては悪いかもしれないが、やはりこれはイイ機会だ。自販機に限らず、とりあえず電気使いすぎてたんじゃないの?電力不足になったからといって東電の経営&運営ばかりを責めるわけにもいかないのだろう。

知ってるキュアーの中では好きな曲"A Forest"の件なんですが、12"など欲しいなとDISCOGSを見たら、コメントが付いており「これはディーヴォ"Gut Feeling"のパクリだ云々」とのことでほんとか?と早速YTで"Gut Feeling"を確認。たしかに…ギター&ベースライン&歌い方までそっくりではある。"A Forest"は好きだっただけにキュアーがパクった!?とショックですね。しかしまあキュアーが意識的にか無意識的にかパクったのかは知る由もありませんが、だからといって"A Forest"は名曲もしかしたら名カバーかもしれない、と思うことにしましたよ。オマケで好きゆえにこれら好きだったBlank&Jonesが御大を招いたやつとミニマリスティックスによるトランスバージョンズですが、これらも元をただせば"Gut Feeling"なのか、と思うと感慨深いですね。名曲だな。"Q: Are We Not Men? A: We Are Devo!"は持ってないので買うか…

DISCOGS

A Forest

Gut Feeling/Slap your Mammy

Blank & Jones feat. Robert Smith - A Forest

Minimalistix - A Forest

(For Morton Feldman) / Richard Chartier / Bernhard Gunter / Steve Roden

Ashra - New Age Of Earth
今日は気温も上がり初夏を思わせましたね。日差しも強くなりもうすっかり日焼けをする季節になりました。しかしそこで桜は満開だし、夕焼け時など一日中の熱気で初夏の陽気だし、なにかアンバランスな日でしたね。なんとなく鬱になりましたよ。桜吹雪の中、赤い太陽が沈んでいくさまも一種異様でしたからね。そう、いま思い出しましたけど細めの超高層マンションの天辺に太陽が来た時はアシュラの"New Age Of Earth"のジャケみたいでしたよ。そういえば。世界の終わりも近いな…

for morton feldman
でべつにレビューは違うんですが収穫物より。そんな今日朝食抜きで25℃くらいの中、下り坂ですけど大人げもなく走ってしまい、超疲れたのでこれはしみます。今となっては各々エクスペリメンタルの大御所じゃないかと思いますが、彼らが20世紀現代音楽の楽聖モートンフェルドマンに捧げたトリビュート的アルバムでしょうか。とにかくBギュンター師匠、日本趣味がある彼ですがしかしどう訳していいのか分からないFuyo no Ameというそのまま雨と川の音をフィールドレコーディングしただけのような曲、でもこれがイイ。まあ今疲れているのでいっそうそう思うのかもしれませんが、川が流れる音が不快だと思う人もいなのではというところですか。ちなみにこのCDはギュンターのレーベルからですが、他二名(失礼)はRichard ChartierのレーベルLine系統の人達ですか。そちらは想定内。700円也。

DISCOGS

Fuyo no Ame



Canaxis / Holger Czukay & Rolf Dammers

カナクシス(紙ジャケット仕様)
少し話題になったと思う「ブラッド・ダイヤモンド」をBSでやってましたけどどうもディカプリオの演技が苦手なものでちらっとみて撤退。いや一般的にも演技が上手い名優という評価もあると思いますが、なんとなく落ち着かないんですよね。上手いんだろうけど、どこか力が入ってるような無理してるような気がして個人的にはそこに会話などでリアリティが感じられなかったりしますけど、おなじような人いない?「ブラッド・ダイヤモンド」自体は脚本的には凄く良い=お話のつじつまに無理がない作品みたいなので個人的には違う人、他に思いつきませんが(笑)ベタにプラピあたりにしてほしかった…でもちょっと長いね…あとハリウッド的ドンパチはやっぱやらんといかんのかね?そういうパートを抜いてシャープに出来たら完璧かもね。そこらへんが当たり前ですがバタ臭いんですけどね。

門外漢にもかかわらずプログレ系の連投です。しかし系を付けたようにカンのリーダーとはいえこの作品はロック的要素は全く無く、ホルガーチューカイが師事した言わばシュトックハウゼン直系の実験音楽作品じゃないでしょうか。1曲目は延々とループされる恐らくクラシック音楽のコーラスや民族音楽からの声パートが次々と挿入されていき、幾重にも折り重なっていくその運動性を楽しむという所でしょうか。ただ東洋人の我々が聴くと、実際純邦楽のサンプルなどもありますし、ベトナムのコーラスとはいえあまりに身近なその情緒的雰囲気には少し鼻白む瞬間もあるような気がしますが、西欧人にはこれがエキゾチックに響くのでしょう。2曲目はやはりシュトックハウゼン直系の電子音楽にチベットやモンゴルなどの民族音楽や日本の三味線の演奏がかなりそのまま流されていくというようなコラージュ的実験音楽ではないでしょうか。どうやら1曲目のほうがキャッチーな訴求力があるので有名のようですが、2曲目のほうが実験音楽的なラジカルさを感じるので好きです。(しかしYTにはないようです)

DISCOGS

Ho - Mai - Nhi (Boat Woman Song)

The Dark Side Of The Moon / Pink Floyd

Dark Side of the Moon
CMシリーズ、これもうけた。なによりヴィレッジピープル"In The Navy"ではまりすぎでしょう。ディレクターなりはヴィレッジピープルに恐らく詳しいのでしょう(笑)コスチュームからしてモーホーマッチョイズムです。見える見えすぎる!あたりの語呂合わせもすばらしい。おもわずチェンジ!ワイパーしたくなります。そんな純粋にCMとして天才的なキャッチーさでしょう。ガラコ社にもほれた…おもしろい企業は日本を明るくしていってください。日本人のセンスも捨てたものじゃない。

↓DISCOGSでみた「このアルバムに対して一体何が言える?」というご意見にも一理あるとは思いつつ、しかしそれじゃレビューにはならんだろう、ということで。再びDISCOGSコメントからで恐縮だが「これは音楽ではない、ロックでもない、どんなジャンルにも属さない」という熱い意見にすら共感できる前世紀の音楽史に残るアルバムだとは思う。しかしこの現代に聞くと、特にTimeでの時計の音やMoneyでのキャッシュレジスターやBrain Damageでの男の笑い声などの現実音をロックミュージックに取り入れた手法は、もしかしたら彼らがその先駆者的存在だったのかもしれないが、皮肉にもそのお陰で今となっては珍しくないせいで時代を感じてしまうのも事実だ。しかしその他SE的シンセサウンドあたりには今でも充分通用するようなエクスペリメンタルな物であるし、なにより骨太な骨格であるスリーピースのバンドサウンドが全編を通した安定感となっている。そんな音楽史的にも、また実際の音楽的にも、今もそしてこれからも揺るぎのない音楽の塔ではないだろうか。

DISCOGS

Time

Us And Then

Episode II (The Remix Edition) / Safri Duo

べつに回し者じゃなんですが、最近のCMでALSOKのCMにははまります。ALSOK体操など昔のやつも中々なんですけど、さらにこの戦隊ものによって吉田沙保里選手が活きましたな。吉田沙保里選手が三人もいたら世界征服も夢じゃないな。ALSOKの会議で「じゃあイメージキャラクター誰にします?」「うーん、吉田沙保里なんてイイんじゃない?」「おーたしかに力強い感じがしますね」「うん力強さとあの安定感はぴったりじゃないか?」「よし、吉田沙保里でいってみようか!」そんなとこじゃない?CMがおもしろい企業は何故か信用できる気がするね。それにしても普通のCMがやっぱイイね〜

episode 2
久しぶりに聞くサフリデュオなんですが、ここのサイトでどれだけの知名度があるのか不安ですね(笑)まあ一昔前のユニットといったところでしょうけど、なぜか時々聞きたくなる魅力がありますが、ある意味、この単純な打ち込み+鼓童ばりのパーカッション群の乱れ打ちには好き嫌いはっきりと分かれるのでしょう。私もたしかに単純だよな〜とは思いながらも、ゆえに太古の儀式にも通じるようなプリミティヴさには文字通りトランス状態です。出世曲"Samb-Adagio"はクラシック畑のパーカショニスト出身ということでブレイク部がクラシック調の名曲。ドゥービーブラザーズのマイケルマクドナルドをフィーチャーした"Sweet Freedom"は彼のVo.のお陰か希望溢れる明日への応援歌調。ちなみにこのリミックスエディションのCD2は当時は勢いのあった連中によるリミクシーズ。今日聞いたのでまたしばらく聴かないだろうけどな(笑)

DISCOGS

Samb-Adagio

Sweet Freedom
livedoor プロフィール

gogleman

KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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