KEMPIRE

How deep is your Love?

2010年08月

Festival / Richard Youngs

Festival
リチャードヤングの代表作になると思う一枚でも。いや町内会の盆踊り会場で今日はまだ誰もいないのに、ちょうちんを被せる前かな、吊ってある裸電球がこのジャケとそっくりだったので。寂しかったな。それはいいとして、当たり外れの大きい彼ですが、これは大当たりの一枚では。個人的には歌物で一枚通す作品ははっきり言って下手な彼の歌が延々と繰り返されるので厳しいのですが、全編エクスペリメンタル方面のアルバムはまずそれがないですし、エクスペリメンタルとしてかなり好みの作風です。しかしこのアルバムでは1曲目と最後がバックがそのエクスペリメンタル+その上になんとも調子外れの歌が乗るという、彼のことが本当に好きなのかどうか?と試されるリトマス試験紙または踏み絵的2曲です。ただ歌部分は正味2、3分で終わってくれるので、残りはインストのエクスペリメンタルとして聴けます。後は純粋なインストエクスペリメンタルです。12分、12分、18分、9分、18分、全て浮世離れした曲だと思いますが、特に最後が星の王子様にでてきそうな一人がやっと住める小さな惑星に壊れた大きな古時計といるような気分にさせてくれる名曲。

DISCOGS

The Sea Is Madness (excerpt)

Hotel California / Eagles

Hotel California
例によってじつに青臭いことを書かせてもらうと(青二才なのでね)、何かに属しているという帰属意識に安心感と恍惚を覚えているような人間は全て信用してないのですが、分かりやすく言うと、あらゆるステータスと言われる物を信用しておりません。よくいますよね、金だったり地位だったり権威などに守られてると勘違いして、鼻高々、肩で風切って歩いているような馬鹿が(笑)私はそんなんで、それは虎の威を借りるどころか、そもそも虎の威などと言う物は存在しない、と断言するので、そういう輩は最初から相手にしません。裸の王様とは彼らのような者どものことを言うんでしょう。派生して、先生などと呼ばれる人にろくな者はいない、などとよく言いますが、妙に落ち着き払ったいわゆるしたり顔した人間も胡散臭いですね。人間、余裕なんてほんとは誰も無いのですよ。あらゆる生命と同様、生きていくことは必死だ。死は怖くない、と言い切る生命(人間)はそれは単なる強がりでしかない、生命である以上、死は本能的に怖いはず、それを人間的な知性なり理性で克服しようとしても結局死は死だ、生命としてはこれ以上怖い事はないはず。じゃないでしょうか?周りでそういう人、いませんか?とっちらかって失礼。

でそんな大人の人が聴きそうな音楽のようで、じつは逆なんじゃないか、と思ったこれでも。イーグルスと言うと70年代にはステータスすら生まれたようなビッグバンドじゃないかと青二才は思ったんですが、それでいて演っている本人達は多分政治活動家ばりのアナーキックな思想で、当時の西海岸始め米国のステータスを強烈に風刺したくて一曲目にメッセージソングを持ってきたんじゃないかと、思いなおしましたよ。実際はどうなんでしょうね(笑)純粋に音楽的には珠玉の名曲群じゃないですか。特に腑抜けたウエストコーストサウンドが大人の余裕。

DISCOGS

Hotel California

New Kid In Town

The Sky's Gone Out / Bauhaus

The Sky's Gone Out
さて巷はお盆ももう間近という雰囲気で町内会の祭りの飾りつけなどが始まり盛り上がってるんですが、そうなると逆に裏寂しいような気分になってくるへそ曲がりです。しかしこの湿度の高さはまさにお盆だな、ともちろん心の中は盛り上がるんですが、実質が伴わないと言うかな(謎)それにしても大昔からやっぱりこのお盆の雰囲気はご先祖様がお帰りになってくるに似つかわしい、と決まっているのでしょう。これは帰ってきますよ亡くなった方も。そんな雰囲気がムンムンしますね。絶対普通に町とか歩いてるって。あなたの隣にもいるし、きっと今も後ろにいますよ。守護霊であるご先祖様だからいいじゃない。

恐れ多くもバウハウスの「The Sky's Gone Out」です。「In The Flat Field」よりも好きだったりしますが、それはコンセプトアルバムだからかもしれません。AB面でその雰囲気が微妙に違うというアルバムで、A面ではブライアンイーノの名曲"Third Uncle"カバーが象徴するようにノリの良い彼らにしてはストレートだと思うロックンロールで突っ走り、しかし徐々に不穏な雰囲気へとスローダウンし、We Love Our Audience!という執拗なコーラスが延々と続きファイドアウトというA面最後の名曲"Spirit"にて、続くB面の組曲などによる演劇的な狂気性へと入っていく、という構成でしょうか。構成として、これほど見事で気持ちのよい流れを生み出すアルバムもそうそう無いのでは、という気持ちにさせてくれます。

DISCOGS

Spirit


Third Uncle

Works / Todd Terry

Works
タイトル通りトッドテリーの仕事、それも極初期じゃないですがかなり初期の代表的仕事のエッセンスを凝縮していると思うコンピです。このコンピは勝手に有名で持ってる人もけっこういるのでは、と思ってましたが、DISCOGSなど見るかぎり持ってない人の方が多そうです。まさにトッドテリーブームがUS、UK共に起きていた頃の脂の乗り切った仕事の数々ですが、ほとんどが本人作曲か全面的プロデュース曲なので統一感があります。皆、TR-808か909などの当時としてはチープなドラムマシンによるフリースタイルの打ち込みビートに、カルトダンスクラシックなどからの独自のサンプルがビートに合わせて連打される、といっただけの一発芸的曲が延々と続いていきます。好きでない人にとっては最初から最後まで、まるでメトロノームかバンドで演奏する際のガイド用ビート(正確にはなって言いましたっけ)を聴いているような気分になるかもしれませんが、しかし、一時期彼が神だったような者にとっては、まるで聖典のようなコンピです。ミキシング卓の白黒写真の粗悪なジャケまでが愛おしく思います。できることなら舐めたいくらい。もちろん無人島行きの100枚。

DISCOGS

Swan Lake - In The Name Of Love

Jungle Brothers - I'll House You (↓わてのユーチューブだす(笑)

Royal House - Yeah Buddy

Low / David Bowie

ロウ
ボウイのロウでも。よっぽど詳しい方々がおられると思いますが、叱責覚悟のボウイど素人丸出しレビューで。まず素直にかっこいいですね。これが70年代に作られたとはとても信じられません。エレクトロクラッシュやパンクディスコなどはこのアルバムの粗悪なパクリなのでは?全面的にブライアンイーノやイギーポップなども参加ですか、思うに三者辺り一番くらいの蜜月時代なのでは、とそう思いたくなるほど違和感らしきものを全く感じないしっくり加減です。A面がファンキーとさえいえるダンサブルなポップソングの数々、しかし一転、B面がワルシャワや嘆きの壁などと付くように歴史的シリアス路線で、また怪しいコーラス以外はイーノ節が大だと思うほぼインストの4曲ですね。そのギャップが一粒で二度美味しい、とこれまた怒られそうな陳腐な表現をついしてしまうアルバムです。知っている数少ないボウイのアルバムではこれが一番好きですね。歴史的傑作に対して、酷いレビューで失礼。

DISCOGS

Speed Of Life

Be My Wife

Art Decade

Aoxomoxoa / The Grateful Dead

Aoxomoxoa
目に付いた順で、なんで持ってるのか自分でもよく分からないグレイトフルデッドだったんですが、たぶん友達から借りパクだと気づきました。デッド好きの奴が高校の時いたので、彼のだと思います。そんなことなので聴いたのは3回目くらいで、それも今回本当に真面目に聴いてみましたが、なかなか緩いオールドアメリカンサイケデリックロックで良いですね。アマゾンなど見るとこの頃からサイケデリック期に入ったなど書いてありますね。最高傑作などと言ってる人もいますが、それはどうなのかな?とこれしか知らないのに思いましたが、かなり肩の力が抜けてるという意味では、たしかにのんべんだらりとこちらとしても聴けるので、傑作なのかな。いや、この緩さはなんども繰り返して聴きたくなってきましたよ。最高傑作かも(笑)とりあえず今も33度くらいある部屋でぼーっとしながら聴くにはあまりに似つかわしい一枚。

DISCOGS

St. Stephen

Doin' That Rag

Mountains Of The Moon

郷愁8.3

higher thing1.Kim English - Higher Things
キムイングリッシュからでも、典型的ハウスディヴァの人だと思いますけどこの曲もノリノリの当時流フィルターハウス。DISCOGS
i cant wait too long2.Joe Church - I Can't Wait Too Long (Let Somebody Love You)
こっちはぐっと渋い、もちろんしらない♂ボーカリストのようで、名前からしてチャーチなんですが、ゴスペルテイストのガラージハウス。DISCOGS
When i think of you3.Janet Jackson - Runaway / When I Think Of You
ジャネットで、一枚ヴァスケス、2枚目がディープディッシュによる違う曲のWパック。ヴァスケス未聴。DISCOGS
seawolf4.Underground Resistance - The Seawolf
100円だったので買ったUR、もったいぶった片面エッジングでほめてる人もいるけど、普通のアシッドハウスだと思うんですよね。DISCOGS
Musicology5.Musicology - Musicology
B12レーベルの記念すべき1番、これって100円で売っててしかも買う人がいないって往年のピュアテクノおじさんには理解しがたいんですけど、CD化されてるからかな。時代かな…内容、傑作。DISCOGS
fire in my soul6.Gerd - Fire In My Soul
一応往年のテクノつながりとはいえ、筆者的には極最近の'06年物で、もうお洒落な感じのフューチャージャズ?DISCOGS
dragon7.Dondolo - Dragon
同年'06年物、こっちはニューディスコ系?よくわからんジャンル連続です。Brennan Greenリミックスいり。DISCOGS
lemonde8.Souleance - Le Monde EP
いっそう面白いのか、どうか、わからなくなってきたこれも一応ニューディスコになるのかな。5曲いりなので買ってみたまで。DISCOGS
deseo9.Anja Schneider & Lee Van Dowski - Deseo
こういうのも今風の傾向だとも思うミニマルな雰囲気のテックハウス。DISCOGSorder="0" alt="deseo" hspace="5" class="pict" align="left" />
autre10.Autre - Unheard Melodies Ep
これしかDISCOGSに載ってないのが気になるんですが、こっちは少しディープなミニマルテックハウス。DISCOGS
dance to the music11.Sly & The Family Stone - Dance To The Music (Medley)
結局こっちの方が落ち着く(笑)スライ&ファミリーストーンの数曲を勝手にリディットしたメドレー。DISCOGS
Love is the message12.MFSB / Chi-Lites, The - Love Is The Message / My First Mistake
同じ海賊番レーベルの連番(笑)誰でも知ってるLove Is The Messageとこれも知ってると思いますがシャイライツのダンス超クラシックをダニークリヴィットがリエディット。両面合わせ技で一押し。DISCOGS
計1200円

Central Reservation / Beth Orton

Central Reservation
なんともおっさん臭いネタでも。駅から家に帰る途中、かなり寂しいケモノ道のような階段を通るのですが(微妙に田舎なもので)、日が長くなっているとはいえ7時頃に通るともはや薄暗く、ここは変態君出没には絶好のスポットだな、と思うのですが、かくいう私も本日、少し前を女子中学生が歩いており、なんとも気まずいタイミングだな、と一人意識してしまったわけです。しかし彼女の方は気づいていながら全く気にしていないそぶり、それどころか長い階段なので疲れたのか(ジャージ上下の部活帰り風)、なんと途中で階段に座りこんで休んでしまいました。さて、どうしたものか…とまたいっそう意識してるおっさん一人、しかし止まるわけにもいかず、まったく同じペースで上がっていきました。人気もない所でね、すれ違う時、こっちがドキドキしましたよ。いややましい事も頭をかすめなくもなかったんですが。そんな時、彼女が「こんばんは!」と挨拶してきやがりました。びっくりしたなあもー、こっちは「あ、こ、ん、ば、ん、は〜」と大人の余裕をかますゆっくりとした口調、ドキドキしてたんだけどね。いやあれはある意味非常にイイ防御方ですよ、挨拶されたらびくっとして逆に引くでしょう。といろいろな考えが頭の中をめぐったというお話です。でも、挨拶しなかったらどうなってたか分からないよ〜中学生。おたがい暑い中、階段昇って顔も上気してるは、汗だくだろう、なかなかイイシチュエーションではないか?冗談ですよ。

収穫物から唯一のマキシでも。この人はアルバムも持ってないのですが、シングルは3枚目かな。以前、ここの2曲目Spiritual Life / Ibadan Remixとそのエディット&B面がディープディッシュのメイン+やはりエディット収録のプロモ盤12"も見かけましたがそれは中古なのに千円超だったのでスルーしてたら、これはSpiritual Life / Ibadan Remixのみですが、収録マキシが100円だったのでもちろん買いです。原曲自体なんとも幸せな雰囲気の名曲だと思いますが(ベンワットのプロデュースみたいですね)、このリミックスもイイ、いっそう幸せな気分にしてくれますね。オマケとしてプロモ12"にはなかったオービット卿リミックスまで入っている。アルバム買うかな…

DISCOGS

原曲(ベスオートンはスタイルイイな〜というかでかい?)

Spiritual Life / Ibadan Remix

Grumble / Phantom Slasher

毛新宇
毛主席の孫はデブすぎだろう…もう少しやせんと成人病になりますよ。あなたの国に世界はかけてるんですからね。

Grumble
イジャットボーイズ変名ファントムスラッシャーでも。とりあえずこれが唯一のアルバムのようですが、もちろん彼らのレーベルNoidから出てます。イジャッツとの名義違いの意味はそれほど分からないのですが、たぶんジャケイメージも示しているように、こっちの方があまりお洒落に洗練されてない泥臭い方を担当なのかもしれません。そこら辺で好き嫌い分かれそうですが、そもそもディスコダブとやらに胡散臭さを感じている人にとっては、どちらも勿論のこと区別は全くつかないのでしょう。私は適当な距離を取って冷静に見守っている程度のファンですが、このアルバムのディスコ殿堂入り曲(元ネタ的には勉強不足でほとんど分かりませんが)をまだ若者二人が若さゆえの勢いにまかせて大胆にパクって一曲にしてしまう、というその恐れを知らない若さ=青さに一票です。

DISCOGS

Backwards Is The Best way Forward, Baby


Lasagne For 10

Live... / Earth Nation

Earth Nation Live
ジャーマントランスなどはもう化石のような存在なんでしょうか、しかしこの古臭さももう一巡してまたまったりとイイ感じかなと思い取り上げてみますか。いやほんとここら辺はもう時効の?古臭さでしょう。スヴェンヴァースの片腕的というよりも、恐らくスヴェンの初期から中期の作品のプログラミング等マニピュレーションはほぼ全て彼がこなしていたと思うRalf Hildenbeutelともう一人Markus Demlのユニットだったようですね。ユニット名からしてベタなんですが、音もこれぞジャーマントランスの王道、といった素直なものだと思います。しかし、まさに職人芸的打ち込みサウンドで、非常に安定したグルーヴが延々と続いて行きます。これはこの手では珍しいライブ盤ですが、スタジオ収録でもライブでも、ほとんどの過程がデジタルだと思うので音質始めクオリティはスタジオ盤と全く遜色ない雰囲気です。むしろライブならではのノリノリでシーケンサー等操作による臨場感まで加わり、無機的なスタジオ収録盤よりもダンスミュージックとしてはイイかもしれません。早15年も前のジャーマントランスということで、今となっては例えばMC−303など駆使すれば一見再現出来そうな錯覚も覚えますが、しかしきっとこれは出来そうで出来ない、やはり彼ら長年のDJ、プログラミング等の経験があって始めて生み出されるいぶし銀のグルーヴじゃないでしょうか?ところで、最後のフロンティアは少し前までなら人間の脳みそと言われてたような気がしますが、それもどうやら早晩全解明されるようなので、やっぱり最後のフロンティアは結局宇宙だと思うのですが、少なくとも規模がでかい、ということで人間が種として存在できる程度の短期間では到底解明されないのでしょう。ゆえに宇宙ネタは常にフューチャーネタとして還元でき、永遠の定番ヒット商品としてこれからも宇宙と未来を我々に喚起させてくれることでしょう。

DISCOGS

Liquid Desert

Outburst

Alienated
livedoor プロフィール

gogleman

KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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