KEMPIRE

How deep is your Love?

2010年08月

The Sun Always Shines... / Dream Dolphin

サン・オール・ウェイズ・シャインズ
スーパーの半額セールの帰り車にはぶつかりそうになるし犬には噛まれるしまったくついてない一日だった。少しマンガかと思ったよ。しかしそんなアクシデント後もまったく何事もなかったようにスタスタ帰っていく自分には少し逞しさを感じたな。心頭滅却すれば火もまた涼しだな。ドリームドルフィンは好きでしたね。最初はボーカルのNorikoのかわいい感じから入ったという不純な動機でしたが、日本のアンビエント、という括りではイイ線行ってたなと今でも思います。結構多作な彼女達で、筆者は5枚くらい持ってますが、これが一番好きでその5枚の中では一番アーチスティックな気がします。他のアルバムではもっと顕著だと思いますが、やっぱりNorikoの耳元で囁くような歌ではない(歌らしい歌は勉強不足で聴いたことありませんが)ポエトリーリーディングで好き嫌いきっぱりと分かれると思います。筆者は許容範囲内ですが、しかしそのポエトリーリーディングの割合が中では一番少ないアルバムだと思い、また終盤には時代がらダサい感じのビッグビートやじつに古臭いレイヴチューンなどもありますが、全体的には落ち着けるアルバムじゃないでしょうか。ちなみに御大細野さんのFOA Recordsからのリリースです。FOAのコンピなどにも参加してましたね。その曲もよかったと思います。

NorikoDISCOGS未掲載
The Sun Always Shines...

VIVISectVI / Skinny Puppy

VIVIsectVI
スキニーパピーの何枚目ですか、あまり熱心なファンではないのですが、こういう音は定期的に聴きたくなりますね。ジャンル的にはインダストリアルとかEBMとかになるのでしょうか、個人的に強いて選ぶとEBMの方がしっくりくるじゃないかと思いました。攻撃的かつ金属的な縦ノリビートや不穏な雰囲気のカオスパッドやホラーでヴァイオレンスな感じのサンプルに、叫ぶようなボーカルが乗るというスタイルだと思いますが、やはりどうしても連想してしまう本家ミニストリーよりも線が細いというか繊細な感じがします。しかしそこが個人的に彼らのセンスを感じる部分でもあり、上品な印象すらあります。より暗いとでも言いますか。今回改めて聴き込んでみてじつは結構考えさせられる作品でありました。こういった彼らが音により紡ぎ出すダークな世界が、こういう音があるという事自体その証明だと思うんですが、今現在の世界にも存在するか今現在でなかったとしてもこれから存在する可能性があるからこそ、彼らのマインドを通して何かが世界に訴えているという事じゃないかと。これが警鐘なのか福音なのかは、聴く人自身のマインドに関わっているのでは。出来れば警鐘として捉えたいですね(笑)

DISCOGS

State Aid

Hospital Waste

Death Is Not The End / Shut Up & Dance

Death Is Not The End
時事ネタ(←中村真里さん風におねがいします)ヘリコプターの墜落事故が何度かあったと思いますが、あんなちゃちい物に乗る人の気がしれない。扇風機のでかい羽根みたいなのが回って宙に浮いてるだけでしょう。というか竹とんぼのでかい版みたいなものじゃないですか。羽根がそれなりに長いので一枚一枚にかかる負荷は相当なものだと思い、劣化も激しいんじゃないでしょうか。たしかにそこまで計算づくで設計されてるのでしょうが、それにしても一枚でも折れたらお終いじゃないですか。本体自体の人の乗る所もなにかすぐにでも外に放り出されそうなスリリングさ加減でしょう。飛行機は辛うじて乗ってもいいけど、ヘリコプターだけには死んでも乗らん!タケコプターには少し乗って?みたいけどな。

ネタもないので青春の1ページ的アルバムでも聴くかな。シャットアップ&ダンスといえば、シェールが歌った"Walking In Memphis"を勝手にサンプリングして後回収騒ぎになった"Raving I'm Raving"がやっぱり一番有名なんじゃないかと思いますが、その同時期(DISCOGS見ると前年になってますがここにはRemixとして収録なのでこのアルバムの方が後発だと思います)満を持して発表された1stでしたか。上記脚注の"Raving I'm Raving (Remix)"はもちろんそのサンプル抜きで収録されてたり、他にもシングルB面曲などを上手い事織り交ぜながらアルバムとして成立していますが、しかしそれらが何とも言われぬ彼ら独特の美学を表現することに成功しているブレイクビーツ音楽の傑作だと思ってます。それにしても、流れなど無視のある意味めちゃくちゃで、一歩間違えば素人が家で好き勝手に宅録したデモテープとでも言えそうな雰囲気がありますね。そんなところも愛すべき作品ですが、たとえばサプリングネタなどはBassheads、坂本龍一、デリックメイなどで最初聴いたときは筆者もめちゃくちゃじゃないか!と思ったものですが、それから早20年、今聴くと微笑ましく、ネタ選びも結構想定内だったのだな、と筆者も大人になったことを実感しました。蛇足もいいところなんですが、3曲目でDexys Midnight RunnersのKevin Rowlandがアコギで参加してますが、意味あるのか?Death Is Not The End!

DISCOGS

Death Is Not The End

Raving I'm Raving (Remix)

The Green Man

Geri Reig Und Normalette Surprise / Der Plan

Geri Reig Und Normalette Surprise
暑いのはわかってるんですが…それにしてもニュースなどで連日猛暑日!みたいなニュースってそれなりの需要はあるからやるんでしょうけど、暑いのはわかってるって!と思いませんかね。テレビも毎日やっつけのネタが尽きなくてさぞウハウハでしょう。

我が部屋は真夜中にも関わらず35度もあり頭も働かない中、これは拷問に近い(笑)これかクラフトワーク「コンピューターワールド」を聴こうかと悩んだ挙句、これに。しかし同じドイツのテクノポップという枠組みだとしてもあまりに違います。デアプランの1st+2nd+αの凄いボリュームで例の中途半端な(イイ意味ですよ)実験音楽が延々と続いていきます。しかし本人達はぶっ飛びでとっぽくすかした当時としてはめちゃいけてるクールな音楽をクリエイトしたつもりだと思いますが、今聴くと、彼らのことを真似したフォロワー達を先に聴いてしまったゆえか、元祖であるはずの彼らが実にほのぼのとした牧歌的人力テクノといった風に聞こえます。それと偏見なのかもしれませんが、ドイツ人の気風なのか極端に羽目は外せない、というような生真面目さも感じてしまうのですが、しかしそれがかなり実験をしているであろう音を上手い事まとめているというかディレクションして音楽として成立させているのかもしれません。いずれにせよ、依然オリジナルであることに変わりはなく、そこら中で音の実験が繰り返されているがゆえに、聴くたびに発見があり新鮮です。以上、定期的に聴きたくなる盤でございました。

DISCOGSで部分的にですが全曲聴けます。

Pentamerous Metamorphosis / Global Communication

Pentamerous Metamorphosis
グローバルコミュニケーションがチャプターハウスのアルバム「Blood Music」の音源を再構築したアルバムでも。恐らく、この手に詳しい人からは「お前これ取り上げるのは反則だよ」と言われるかもしれませんが、なんでもありだろう(笑)ネタもないのです。当初はなんと初回限定盤「Blood Music」のボーナスディスクとして発表されたらしい本作ですが、その1stエディションにはC3-POのサンプルは使われていた為ルーカスフィルムからのクレームで一部回収騒ぎになったという逸話はあります。後にこの単体として発表されましたがもちろんそのサンプルは抜きとなってます。そしてチャプターハウスの影はほとんど感じられず(ラストのボーカルサンプルに感じられる程度)完全にグロコミ流フルアンビエントアルバムと化してますが、そのクオリティーは高いので、名実ともに名盤と言ってよいのでしょう。ただ個人的には1、2曲目とラストの曲はアンビエント傑曲だと思いますが、中間2曲はアンビエント佳作程度なのではと感じました。しかし全編アンビエントの誰でも知ってる傑作「76:14」の前年発表ということで、実質の1stと言えるかもしれませんし、内容的にも裏「76:14」と断言できます。あえて比べると、「76:14」はほぼノンビートなのに対して、こちらのほうはビートが多めかもしれません。もはや相当レアだと思いますが、グロコミファンは「76:14」と併せて持っていなければモグリと言われてしまう盤なのでしょう。

DISCOGS

Alpha Phase

Epsilon Phase

Bandes Originales Des Films De Jean-Luc Godard / VA

JLG
寝正月ならぬ寝盆だったな、少し涅槃に似ているな。この暑いなか出歩く方がどうかしてると思いますけどね。他の生物を見るとみな暑い時は寝てますよ。そんな時、アホみたいに歩き回り活動的なのは人間くらいでしょう。ま、そこが人間の人間たるゆえんかな(←誰?)

少し前BSで「軽蔑」を見たのでJLゴダールの代表作のサントラベストです。まあ内容は、メインは映画でそれを効果的に見せるためのあくまでサントラ、または「気狂いピエロ」出演者だったのかな、アンナカリーナというアイドルが歌う曲等なので、どうと言うことはない気もしますが、映画を好きな人には思い入れのある楽曲群でしょうか。という筆者も一応全部見てますが、思い入れがあるのは「アルファヴィル」でしょうか。音楽的には一つの主題の単なる変奏曲だけがこの盤には収録ですが、思い入れがあるだけにそれでそれだけで結構、という気になってきます。「勝手にしやがれ」はモダンなビーバップジャズでお洒落、「気狂いピエロ」はアンナカリーナによるシャンソン、「軽蔑」はオーケストラによるロマンチックな所謂映画音楽。映画音楽コーナーでよく見かけますね。もし持ってない人は是非。

DISCOGS

Alphaville


Georges Delerue - Theme De Camille (ああ、カミーユ…)

Making Faces / Chicken Lips

メイキング・フェイシズ
チキンリップスの3rdですが、このなんとも淡白なディスコなのか80'sリバイバルなのかという雰囲気はクールなんじゃないでしょうか。この場合のクールはもちろん完全なる肯定ではなく、かなり否定的な意味を含んでいると思ってもらってよいです。やはりあまりに淡白、さらに言うと薄っぺらく聞こえてしまいます。もちろん本人達は必死で音楽製作してるのでしょうが(生業でしょうから)この時代に合ったスタイルということを意識し過ぎてなのか、そんなすかしたスタイルに専念することに必死のようです。少なくとも私にはそう聞こえるのですが、もしファンの方、結構好きだ!という方に逆に説得してもらいたいです。ちなみにこのアルバムで一番よかったのは邦盤ボーナストラックであるジョシュウィンクによるリミックスでした。100円也。

DISCOGS

Virtual Geisha / Japanese Telecom

Virtual Geisha
奇盤といえばいえる、デトロイトテクノのドレクシア変名ですが、他のメンバーもいるようなそぶりですが多分ドレクシアの実質二人でしょう(片方はお亡くなりになりましたが)。とりあえず彼らの屈折した日本趣味がユニット名から曲名、ジャケのデザイン(ジャケの表はアニメのテレクラシール、内側は古い通販の広告みたいな物)など全てから臭ってきますが、実際の音はドレクシア節そのものなのでは。この2ndはDJ International Gigoloからでレーベルカラーと言える実にチープなエレクトロで全編貫かれています。しかしこのスタイルはGigoloが始まる前からドレクシアが大昔から行っていたスタイルなので、その本家が言わばリバイバリスト達がうごめくレーベルに降臨した形の作品と言えるかもしれません。どの曲から聴いてもよい、逆に言うと、どれもこれも同じという雰囲気の全編ですが、そこはオリジネーターのドレクシアなので、チープな中にも長年のノウハウが感じられる好盤じゃないでしょうか。というか全編チープなエレクトロという意味ではこれ以上の盤もあまりないんじゃないでしょうか。
Virtual Geisha 2
DISCOGS

The Making Of Ultraman

Cigarette Lighter

Pagoda Of Sin

La-di-da ... So Far ... / VA

So far
お盆にも関わらず、相変わらずテレビをガン見しているgoglemanさんなんですが、全体的にさすがにつまらずしょうがないのでそういう時はテレビショッピングチャンネルまたはQVCなどを見るわけです、でも下手なドラマなどよりもよっぽど面白いですね。というかキャスター?のねえちゃんというかおばちゃんなんでしょうけど(笑)もちろん一流どころの凄い美人とまではいかないまでもそこそこの美人+ゆえに妙に色っぽくて(凄い美人って色っぽくないですよね、違う?)有意義な暇つぶしにはなりますね。本日は北條真紀子というおねえさんが健康グッズの上で寝転んだじつに無防備な格好がたまらんかったのですが、よろしいな、女の人がほぼ大の字で寝ている姿は。うなじから肩そして二の腕へのかけてのラインと、ウエストからヒップそして太ももへかけてのラインが特によかった。

昔流行ったと思うラディダのコンピでも。目に付いたから取り上げてるんですが(基本的に全部)好コンピなんじゃないでしょうか。もちろん全てこのレーベルから出てたアーチスト達、爽やか系がDead Famous People、How Many Beans Make Five、John Cunningham辺りから、英国的哀愁の青春ポップスAll Over The Placeや、ニューウェーブのLiquid Faeries、シューゲイザーのEarwig、などでしょうか。まあ門外漢なわけですが、それでも同時期のどいつもこいつも買っていたCreation系よりも地味ゆえに好感持てますね。

DISCOGS

Liquid Faeries - This Scene Is Happening

Earwig - Everything's Just Fine

All Over The Place - Strange

The Ambush / The Ambush

Ambush
この時期になると、どこでも太平洋戦争の事をやっており、テレビしか楽しみのない筆者は「なるほどな〜昔の人は大変だったのだな」などと影響受けまくるわけです。特にブームの水木しげる先生の「総員玉砕せよ!」を元にした番組をBSハイビションでやっており(再放送)水木先生の「生き残った者は死んでいった者の分までおもしろ楽しく生きねばならない」には「たしかに」と思ったりしてね。たしかに、このgoglemanさんのブログなどを例にしても、こうやっておもしろおかしく更新出来てるのも、元をただせば、そういったご先祖様が我が身を犠牲にしてまで守った日本の上で始めて成立しているわけであり、そう思うと涙を流しながら更新しています。

オリヴァーリーブ師匠の変な変名でも。この名義では唯一のアルバムのようでシングルも数枚出したようですが、あまりやる気のない名義のような気がします。名義名通りなのか、やはりなんとも微妙なトライバルビートの上へ師匠節だと思うジャーマントランスなウワモノが乗るというスタイルです。ただやる気ないとは書きましたが、またそんなへんてこりんなスタイルながらも、さすがにアルバムはそれなりに考えているようで、中には16分、17分という長丁場もありますが、飽きる感じはないですね。一種の奇盤かな。

DISCOGS

Casablanca

Aton

Terra
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gogleman

KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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