KEMPIRE

How deep is your Love?

2010年07月

Dante's Casino / The Monochrome Set

Dante's Casino
蒸しますな、長いホームで向こうの方はゆらゆらと陽炎が立ち昇る駅、あえて日差しの下で自虐的に柔軟体操などすると、汗が体中を伝うのが分かる。その汗が足元で水溜りとなり広がっていき、やがてホームも電車も水溜りに飲み込まれ湖となる。周りの音はセミの大合唱だけ。その湖の真ん中に自分が一人立っている。いや暑いのでね、駅で妄想しましたよ。エヴァンゲリオンのシンジ君でたしかそんなシーンもあったなと。まったく…まともな男は加持さんだけね!(好きなセリフ)

収穫物でCDが一枚、はっきりいって好きでもないんですが100円だったので。ほとんど聴かず嫌いですが、このアルバムもうーん…といったところ。もしファンの方には申し訳ない、謝っときます。彼らはきっとネオアコ系の元祖的バンドなんじゃないかと思いますが(違ったらご指摘を)そもそもネオアコが苦手な為、このアルバムでのなんと言うか中途半端なおちゃらけた部分と、そればっかりじゃないよ、とでもいわんばかりのシリアスになってみる部分の分かりやすさというかな、みえみえな感じが勝手にしており、引いてしまうんですよね。曲自体の出来などはきっとイイものがあると思うんですが、映画やドラマで言うと演出の部分かな、アレンジですか、そこが性に合わんのかな…でもせっかく買ったので好きになれるかしんどいですけど聴き込んでみます。

DISCOGS

The Wilderness

Firmament III / Main

Firmament III
メイン第二弾。しかし傑作の恐らく2nd"Motion Pool"が見つからず飛ばして(それはまたいつか)実質3rdなのか、Beggars Banquetからは2枚目のこれです。このFirmamentシリーズはやはりベガバンからEPとして何枚か出てるようで、その第三弾としてのアルバムみたいですね。まあ彼の場合EPでも4曲入りだったり、このアルバムは5曲入りと、アルバムとEPの区別はないにも等しいですし、曲の長さもバラバラでEPで25分の2曲入りだったり、このアルバムも2分台から10分超までとバラバラなのですが、それは恐らく片っ端から出来た曲を収録していくタイプの多作家だからかもしれません。しかしそれのどこれもこれもが常に水準点を超えていくエクスペリメタルな楽曲群、という全く侮れないアーチストではないでしょうか。このアルバムもエクスペエリメンタル〜いわゆるイルビエントで、その方面のいかにもな大御所ポールシュッツ氏もサンプリングなどで参加の模様です。もし巷で見つけた方は手にとってみては。その手が好きな人にはまず外れはないと思うのです。

DISCOGS

XV (excerpt)

The Apple / A Man Called Adam

死の島
某ニュースで即身仏ネタがあったので(笑)このべックリン「死の島」は相当有名な絵だと思うんですが、人間は死んだらやっぱりこんな孤島へ行くんじゃないかと連想です。これは怖いでしょう。一つ一つが無限の距離を隔てて孤立している完全なる無人島、そこに永遠にいなくてはならないとしたら、それは地獄でしょうね。いや天国も地獄もない、ただ島送り。死んだら虚無だという意見もあろうかと思いますが、こんな島だったら同義でしょうね。ということは人間生きてるうちが花、現世での幸せを大切しましょう、と思った。

apple
バレアリックの雄だったというか元祖に近い彼らの1stでも。バレアリック(今も流行ってるものでなく90年代初期の物)はリアルタイムでそれなりに聴きましたが、主にいわゆるレフトフィールド方面が好みだった為、こちら方面のアシッドジャズからの流れとしてのバレアリックは当時はあまり聴いてきませんでした。しかしこのアルバムはその方面のやはり元祖であり、ゆえに今聴くとリズムやベース辺りのドッタドタした雰囲気には古臭さを感じながらも、そんな中にも時折新鮮さをまだ保っているという意味では、奇跡的なバレアリックフルアルバムではないでしょうか。レフトフィールド方面ではテクノなどと融合したアーチスト達がアルバムを多数発表してましたが、アシッドジャズ系としてのフルアルバムは貴重だと思います。後にイビサ系クラブミュージックアーチストからいくつかリミックス依頼を受けたというのも、このアルバムが彼らの音楽に影響したということかもしれません。やはり真の意味でのバレアリックアーチストだったのかもしれませんね。

DISCOGS

Bread, Love And Dreams

Barefoot In The Head

Pigeonhole / New Fast Automatic Daffodils

Pigeonhole
人間第一印象が大事とはよく申しますが、それでも外れることも多々あり、というよりも、意外と外れるものでございます。一見真面目そうに見えた人が私生活では全くだらしなかったり、いい加減な奴だな〜と思った人が意外と律儀で義理堅かったり、と、得てして見た目とは真逆の場合がございます。しかしそれはこちらの問題でもあり、見た目等の第一印象からくる偏見、先入観、勘違い、でしょうな。ゆえにその人を知った時のギャップがより大きくなった、というだけのことでございます。どちらも誰も悪くない、ありのままの現実がただそこにあるだけ、のことでございます。

彼らの1stですか、この頃のシングルも何枚か持ってましたけど、この1stも傑作だと思うんですが、2ndも傑作らしくしかしそれはもってないという中途半端なファンです。1990年ということで当時といえばマンチェ等インディダンス系が元気があった頃だと思いますが、彼らもチャカポコとしたビートとダブぽくグルーヴィーなベースライン、という直接的影響を相当受けてると思います。マンチェスターのバンドですから。しかし彼ら一番のオリジナリティはボーカルかもしれません。やる気のない脱力感大ながらも男らしさを感じる不思議なボーカリストじゃないでしょうか。大げさに言うと、イアンカーティスに実際似てると思いますし、匹敵できた人材だったかもしれません。それなりに話題にはなったようですが、それほど売れたり騒がれたりせずに終わってしまった、残念なバンドの一つですね。

DISCOGS

Get Better

Fishes Eyes

郷愁7.25〜

Angel1.Madonna - Angel
景気よくマドンナさんから、この12"が100円なのは誰でもうれしいでしょう(笑)A面Angelのエクステンデッドももちろん素晴らしいが、ここはInto The Groove〜DISCOGS
feel it2.Tamperer, The Featuring Maya - Feel It
景気づけ第二弾、知ってる人もいる曲だと思うんですが、大昔ハンドバッグ〜ハピコア系までその手のイベントではよくかかっていたクラブ超ヒット曲、12"で発見。DISCOGS
got me the feeling3.Misty Oldland - Got Me A Feeling
このお姉さんは日本でもプチプレイクしてたと思いますが覚えてる人います。デビュー曲かな。ミッドナイトクルーズが似合いそうなミドルテンポのフリーソウル風(嫌いな言葉連発)DISCOGS
n my nature4.Nuttin' Nyce - In My Nature
この曲は好きですね、ヒットもしたし彼女達の代表曲になるのでは。バリエーション豊富な12"でうれしいですが、結局Radio Editが一番かな。DISCOGS
chocolate5.Y?N-Vee* - Chocolate
たしか淫靡と読むと思ったガールズ系R&Bでしたか、まあ普通のR&B。DISCOGS
let me the one6.Intro (3) - Let Me Be The One
男系、メイン曲もまあまあだしカップリングで代表曲"Love Thang"のヒップヒップバージョンが入ってたのがうれしいかな。DISCOGS
happy people7.R. Kelly - Happy People / You Saved Me
大御所で、まあA面曲も好きなんですけど、B面でもケニードープが彼流の?R&B系をハウス仕立てにしとります。DISCOGS
candela8.Jerome Sydenham And Kerri Chandler - Candela
今となっては100円で買えるIbadanのプロモ盤です、看板のジェローム氏とケリチャン氏によるいかにもなラテンノリのハウス。DISCOGS
People from mars9.Roy Davis Jr. - People From Mars
ベテランロイの過去の曲をDJデューク師匠がリミクシーズして自分のレーベルから再発してますね。やはりラテンノリハウスですか、これはイイ。やっぱりDJデューク師匠とは肌が合うな〜(ちなみに彼はゲイ)DISCOGS
blackwater10.Octave One Featuring Ann Saunderson - Blackwater
これは持ってなかった彼らの超ヒット曲。DISCOGS
sing it back11.Moloko - Sing It Back
この人も流行ったモロコの12"Wパックが100円だったので購入、そしたらDISCOGSではほめてる人が2人も!ボリスドルゴッシュ、トッドテリー、ブッカーT、ハーバートなど面子も豪華。DISCOGS
sweet cow12.Chicken Lips - Sweet Cow
今月のチキンリップス、相変わらずまあまあ程度だと思う、ニューディスコ?B面がリンドストローム。DISCOGS
ozawa113.小沢なつき - 追いかけて夏
夏、ということで、 上目使いのジャケ写にもちょぴっと引かれましたけど。ウィキで見たらその後AV業界へ転進ですか…
ozawa2各100円計1300円

It's Beginning To And Back Again / Wire

IBTABA
うおー俺はいま猛烈に疲れている…なのでまたですけど一点。ワイヤーですけど、正直ぽつぽつとしか買ってないので初期から中期とか時系列などで体系だてて語ることなど出来ません。しかしこのなんともマジなのか不真面目なのかという、恐らくメンバーですら本当の所はどうなのか分かっていないのではないか、とすら思える、今で言えばまるで脱力系アニメに通じる立ち位置はやはり絶妙なのではないでしょうか。いや脱力系アニメとやらはけして好きではないですが、最も近い例としてあげました。ある意味、聴く者を拒絶している、言わば相当内輪受け音楽なのでは。「俺達って最高だよな、最高すぎて本当に分かる奴、きっといないだろうな」とステージ前の楽屋で話していそう。850円也。

DISCOGS

Eardrum Buzz

FrequencyLib / Stephan Mathieu

FrequencyLib
相変わらず暑さと寝すぎでぼーとする日曜、まだ日差しが強い夕方近くの午後に起きてエネルギーのためにしょうがなく食うトーストのまずさは格別。なのでまた一点、ここらへんも完全後追いのグリッチ時代の(今も?)ステファンマシューですか、CDでも同内容で出てるようですけどアマゾンではもはや在庫切れ&LPで300円だったので買いました。内容は予想通り、既存の音源を元に、しかし後のグチャグチャにして分からないという物ではなく、元ネタの原型が多少まだ分かる形で残しているコラージュ作品でしょうか。疲れてるときに聞くと眠くなるかな。

DISCOGS

FrequencyLib (excerpt)

Rush OST / Eric Clapton

Rush: Music From The Motion Picture Soundtrack
なにか久しぶりに休日電車に乗りましたが、ガラガラだったので別にいいだろうとあえて優先席に座ったところ、通路を隔てた向かいの席ではヤンママヤンパパとお嬢ちゃんで、眠たくても眠れずぐずってギャー!とか凄い声で泣いてるのにパパママほぼ無視でその声がまず凄かったに付け、後の駅から乗ってきた老夫妻もその声に負けないようでっかい声でどうでもイイ話をし、その後に乗ってきた十代くらいのねえちゃんは優先席だってのにまったくお構い無しで携帯でこれまたでかい声で話してるし、地獄のようなうるささで、騒音音楽かと。一種の吹き溜まりだな。自分もそのアウトローの一員かと思ったら泣けてきた。やっぱり優先席は座るところではないな、などと思ったしだい。

今日の収穫から一点。当ブログになんどか登場の変なおじさん(元義理の兄ですが)対策用としてしょーがなく買ってきた一品。奴が自分が好きそうなのを買ってきてくれって懇願したのでね…当ブログの常連さんならば、これは最も門外漢であろうと思われるのも無理はない、エリッククラプトンですか。これはなんですかね、Rushという映画のサントラみたいですが、でも映画音楽職人が作った一つの主題が何度も繰り返されるというありがちなサントラとは異なり、全曲書き下ろしかと思いきや、既発曲、かの有名な亡くなった息子さんへの曲"Tears In Heaven"などを持ち寄りながらも全曲氏による作品のようです。しかし7曲目まではインスト曲で、こんなんいくらでも氏ならば出来るんじゃない?と詳しくもないのに思いましたが、多分そうであろうギターソロにシンセパッドやピアノやストリングスが被さる、という少しお仕事的かなというのが中盤まで、しかしラスト3曲は歌入りブルースな曲でした。100円也。

DISCOGS

Tears In Heaven

Rain Tree Crow / Rain Tree Crow

Rain Tree Crow
猛暑は経済効果大になるとはよく申しますが、テレビなど見ておりますと、どの局も番組ネタとして散々活用しており番組制作経費もさぞ浮くのではないか、などと思ってしまいます。そういう言わばあまりにも手抜き番組だった場合、スポンサーなどはクレームを付けるのでしょうか。まあもちろん付けるんだとは思うのですが、チーフプロデューサーなどに直接「毎日熱中症対策のネタばかりやるなよ〜」とか具体的に言うのでございましょうか。そこらへん少し疑問なのですが、関係者の事情通がもしいたら教えてね。

彼らの唯一のアルバムでしたか。まあジャパンだと思うのですが、しかし、解散後→各々ソロなど経て→この名義で復活、と言えるのか?作風は意図的にか全く自然な形でか、ジャパンとはかなり変わってるのではないでしょうか。少し土着的な印象まであるリズム隊が恐らく一番の違いで、メンバーの誰か(ドラマーのジャンセンかベースのカーン)がワールドミュージックに影響されたからなのでは。ケージ等ミニマルからの影響がある曲などもありますね。アルバム通して聴くと結構ダウナーな印象がある所などもジャパンとはまた違ったベクトルの内省性を感じます。シルヴィアンの声が好きな人は、割合が少ないので物足りないアルバムかもしれませんね。はっきり言ってしまうと、個人的にはかなりダルいアルバムでした…

DISCOGS

Blackwater

Disgraceful / Dubstar

Disgraceful
こういう俺様ブログみたいな形式をとっていると、つい自分以外の外部のアラを見つけ出し、攻撃対象としてしまう、というような独善的なスタイルに陥りがちですが、それは当然であり、楽なんですよね。常に自分のことを客観視できるスタンスを忘れないように、気を付けたいと思います。これが独善的ですか。

ダブスターの1995年発表の1stですか、いま聴いててても全く遜色ないエレポップソングのオンパレードですが、しかしいかにも英国的なひねくれた詩がその影に存在しているというまあ好きなタイプでした。アルバムタイトルに否定の接頭辞をあえて付けてる所などにも彼らの青年の主張のようなものを感じますが、もっとも分かりやすいのは7曲目、老女のレイプを題材にしてヒットしたというなんともやりきれないヒット曲"Not So Manic Now"などによく現われているんじゃないでしょうか。J-POPでは考えられないポップソングでしょう。しかも代表曲ですからね(笑)しかしこれからJ-POPも成熟→爛熟していくとこういうタイプも出てくるかもしれませんね。個人的ベストトラックはやっぱりヒットした1曲目"Stars"ですが、それは夢見心地のサウンドにそれほどネガティブではない歌詞が乗ってるようなのでほっとしました。この後は多少アク抜きされながらも上記のような彼ら流ポップソングで快進撃後、当然のように失速、21世紀まで持たなかったようですね。

DISCOGS

Not So Manic Now

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