KEMPIRE

How deep is your Love?

2010年06月

Take Me To The Mardi Gras / Bob James

Two
というわけで本日はここにいる皆さんで一緒にマルディグラに行きますよ。ご存じ米国南西部の奇祭ですね。元々は謝肉祭の最終日の祭だったということらしいですが、そんな歴史に筆者は興味ないので、現在進行形のマルディグラを堪能しましょう。端的にいうと仮装行列ですが、しかし、その仮装たるや奇想天外大魔境の様相をていしている、なんとも外人達の発想の豊かさがここで大爆発しているかのようです。わかりやすく言うと、青森のねぷた祭のような大掛かりな張りぼての山車から、小さい物はハロウィンの小悪魔な子供達の行列まで、やはり百鬼夜行でしょうか。元々宗教的儀式の発展系のため、ヴードゥー的色彩が大いにあります。土着といえばかなり土着、土ほこりが実際舞う中、しかし恒例のビーズ投げは激しく行われますがパレード自体は意外と淡々と目の前を過ぎていく感じです。でもじつはパレードはいわば顔見せ的、本当の祭りはパレードが終わった直後、それらの格好で町へと繰り出すときに本番がやってきます。恐ろしい仮装そのままで、さらに酒が入りますからね、どこのどいつだかわからないでかいピエロに絡まれたりしました。まあ祭りですからね、無礼講もいいとこで基本的に皆楽しい気分なので、一部裏通りで起こった銃撃戦を除いては、飲めや歌えの大騒ぎでしたよ。アホな祭りだな。DISCOGS

dans Mont Saint-Michel

Mont Saint-Michel
というわけで本日はモンサンミッシェルにきとります。例の引き潮になると徒歩で渡っていけるという島ですね。まあはっきり言って、湘南の江ノ島と大差ない所ですが、しかしそこは腐っても鯛、フランスならではの小洒落た雰囲気満載です。世界的に知られる観光地なところがどうにも江ノ島を連想させてしまったのですが、修道院大集合だったので、いたる所、荘厳な雰囲気は漂ってきます。見た目はそんなところなんで、以下同行したフランセーヌと僕の会話でも。

僕「案の定、観光地的なスポットだな」
フ「しょうがないわよ、実際そうなんだもの」
僕「ま、それを割り切って見れば、修道院がいいかな」
フ「修道院はいいでしょう?これだけのスペースでこれだけの修道院が見れる場所は世界でも珍しいんじゃないかしら」
僕「特にクリスチャンにはたまらんだろうね」
フ「私達二人ともアンチキリストでごめんなさい、モンサンミッシェル」
僕「しかし建造物的な美しさはわかる」
フ「そうね、石だけで積み上げた荘厳なゴシック様式に当時の職人たちの心意気を感じる」
僕「回廊のエンタシスの柱からみえる中庭なんて映画のようだ」
フ「まあ私達フランス人にはそれほど珍しい光景じゃないんだけど、東洋人にはヨーロッパを感じる部分かもね」
僕「うん、ジスイズヨーロッパ、と言ってもいい」
フ「たしかに身近すぎて分からない美しさは外部の人から逆に教えられたりするわね」
僕「君達だってアジアに来たらうーんエキゾチック、なんてよく言うなあ」
フ「私はべつに言わないけど(笑)」
僕「うんわかってる、君はインテリだしスマートだからね、エキゾチックが差別的だと思って言わないのだろう」
フ「気分を害する人もいるかもしれないので、あなたのような」
僕「いや僕はエキゾチックと言われても、きっと言葉の真の意味をしらないんだろな、と思うだけ」
フ「で言った人を心の中で蔑む、と」
僕「そんなことは一言も言ってない(笑)」
フ「まあ、モンサンミッシェルに来てエキゾチック論を話してるわ私達」
僕「いいんじゃない?会話なんてそんなものさ」
フ「そうね、どこへ行くかわからないのがスケジュールのない旅に似てるかも」
僕「君との会話は少し冒険的だけど、そこが心地よいサバンナの探索のようだよ、フランセーヌ」
フ「そう?gogleman、ハハ」

Mahler Symphony #1 "Titan" : movement 2

gogleman in Praha

Praha

おはようございます、いま私はプラハに来ています。プラハといえばチェコスロバキアの首都、高さが10mに及ぶといわれる大噴水が街中央部のランドマークとなっております。石造りの大噴水は塔の高さだけでも3mはあろうかと思いますが、直径も大量の水を蓄えるだけあって15mくらいはありそうです。塔も円周部の土台も全て細かい石細工が施されており、そのモチーフはいかにもロココ様式の王道を行く天使や架空上の妖精や小動物など、じつに細かく、それが上記のような大面積のほとんどを覆っているという、一大モニュメントでもあります。思わず噴水の描写だけで長くなりそうになりましたが、しかしここはプラハ、その噴水が象徴するように、長い歴史と伝統の街であります。そこへプラハの春に代表されるような、辛い時期を耐え抜いた重厚な説得力がある街並みには、来る者を圧倒するような雰囲気がたしかにあります。少し歩いてみましょう。

延々と続いていく街並みはもちろんみな石で出来ています。道から建物から見渡す限り大きな造形物は全て石です。しかしそこへプラハ人の好みなのか、渋い朱色を始めとした、ビビッドではないですが暖色系の塗装がされており、思ったよりもカラフルな街です。車道と歩道がほとんど同じ道幅、という車にはやさしくないですが、趣のある街に車は似合わない、とでも言わんばかりの歩行者優先な雰囲気にまた気高さを感じます。ゆえに歩いていても、ついゆっくりと気取って歩いてしまいますが、しかし走ったとしても、他の歩行者とまったく肩さえ触れぬ余裕の歩道が向こうの方までずっと続いています。歩いているだけで楽しい気分にさせてくれる、やはり人間にやさしい街です。長い歴史がきっとそうさせたのでしょう。しかし10分と歩かない内に大河モルダウのほとりに着いてしまいました。

モルダウの流れはやはり想像通りゆったりとしたもので、気が遠くなるような深い年月そのもののような気がします。まだ行ってませんが、おそらく今来た街並みと同じであろう対岸の街へと続く橋が、川幅50mはあるモルダウの上に架かっています。橋ももちろん石材職人達匠の技による石切の技術で出来ているまったく揺らぐことのない重厚な物です。ここにもまた自然と人工物の調和を見ることができます。渡ってみましょう。

道幅の割合も上記と同じ、しかし橋の幅が広いので車道は二車線で、想像していた橋は一方通行、ではありませんでした。橋の幅は、そうですね、10mくらいでしょうか、つまり二車線で5m、両脇の歩道あわせて5mくらいです。2.5mの歩道が川幅50mに渡って対岸へと続いています。パリのセーヌ河の橋も有名なだけに立派な物でしたが、このプラハの橋もけして見劣りはしません。それどころかセーヌ河の橋にはなかった、やはり石細工が欄干を覆うようにずうっと施されている、という、おそらくヨーロッパでもこれほど見事な橋は他にないのではないでしょうか。と、ここまで書いてちょうど橋の中ほどに来ました。ここから見る蛇行したモルダウはまた格別です!ビバプラハ!みなさんも機会があれば是非。

Wynton Marsalis Haydn Trumpet Concerto part 1

Hard To Say I'm Sorry / Chicago

これは名曲ですよね、いまさら筆者のような者が言うまでもないですが。たしかにピーターセテラの高音できんきんする声質には好き嫌いあるのではないかと思いますが、しかし、この曲のボーカルは彼しか考えられないのではないか、というほどしっくりきてる名バラードでしょうか。まあこのYTのPVはきんきんしてない音質で、嫌いな人でも思わず聴けるんじゃないでしょうか。たしかに謝ることはいろいろ大変だけれど、たぶん全部悪いのは僕の方だと思う。なにか傷つけてしまったり、もししていたのならば、それは全く僕の本意ではない、と言っても言い訳にしかならないかもしれないけど、いろいろとごめんなさい。

The Very Best Of / Dr. Buzzard's Original Savannah Band

The Very Best of Dr. Buzzard's Original Savannah Band
この手をしってる人、それなりに年季の入った洋楽ファンの人だと思うんですが、筆者的にはキッドクレオール&ココナッツの前身ということで知ったバンドです。というかこのバンドから派生して結成されたのがキッドクレオール&ココナッツらしいですね。こっちはキッドクレオールことオーガスタダーネルとその兄によって結成されリーダーはその兄の方らしく、彼の趣味なのか、DISCOGSによると30's Swing Jazz Bandをリバイバルするという確信犯的音楽で、70年代のディスコブームの中でも一際異彩を放っていたとか。たしかに70年代のニューヨークはブロンクスでも、この連中とそのした事は相当変わっていたんでしょう。一体どこからこんな洒落た発想が出てくるのか、リバイバルとはいえ、相当気合入ってるし、30's Swing Jazz Bandとやらはもちろん知りませんが(グレンミラーとか?)、かなり忠実な雰囲気なんじゃないでしょうか。ダラダラと書いてしまいましたが、聴いてるだけで相当気持ちいいし相当楽しい、なにより相当洒落てる。これは普遍的な感じでしょうね、22世紀に大型旅客スペースシップの展望台にあるラウンジで流れていても、きっとお洒落に感じるはず。ちなみに1stアルバムの曲がほとんど入っている+αのベスト盤の方がおすすめです。DISCOGS

Whispering/Cherchez La Femme/C'est Si Bon

Sunshower

On The Beach / Chris Rea

オン・ザ・ビーチ
海は夜の方が好きだ。夜光虫でぼーと明るい波打ち際、寄せては返す波。遠く水平線の向こう異国からの潮風が渡ってくる。誰かが忘れていったビーチボール、それを蹴って遊ぶ君、潮風でなびく長い髪と間から見える星。うん夏の海は夜に限る。という精神的子供の筆者には恐れ多い感じのAOR名盤ですか。はっきりいって10年くらい前だったならば、なんとも漂白されたようなおっさん臭いロックだなあと思ったことでしょう。その一つはビートが早くないという所、いわゆるミドルビートがミドルエイジを連想させるんです。人間は年とともに何事でもペースが遅くなってくる、自然の摂理なのだろう、しかし極端に言わせてもらうと、この世界速ければイイということなど実は何もない。ゆっくりやっていけばイイんです。なんて風に思わせてくれる名盤。DISCOGS

On The Beach (シングルバージョン)

Little Blonde Plaits

Giverny (ナルシスねえちゃんイイね(笑)

郷愁6.13

youmightneed1.Shola Ama - You Might Need Somebody
ショーラアマですかよくわかりませんがベースメントジャックス等有名どころがリミックス。DISCOGS
Copa2.Barry Manilow - Copa
なんのこっちゃわからんコパカバーナのブートレグバージョン。DISCOGS
Fabirous3.Tamperer, The Featuring Maya Days* - If You Buy This Record Your Life Will Be Better
これは大昔ヤフオクで売った買いなおし組み、まあ買いなおすほどの物か?という気もしますが、サンパス&ラルフィーロザリオがリミックス。DISCOGS
Hiddenagenda4.Craig David - Hidden Agenda / Personal
アクフェンやこのプラズマなど変な人にリミックスさせるクレイグデヴィッド、ただこのプラズマの仕事は売れ線。DISCOGS
Poppin That Fly5.Oran 'Juice' Jones - Poppin That Fly (Clark Kent Remix)
比べて古い人、この曲当然知りませんが、当時流行ったと思うクラークケントによるリミクシーズ。DISCOGS
all i want6.702 - All I Want / Get It Together
なぜかDISCOGSにはないカップリング盤、702自体よく知りませんがミッシーエリオットとコラボってましたか。
strokeyouup7.Changing Faces - Stroke You Up
あともギャル系R&B、このチームはRケリー等のProd.でそれなりに売れましたね、代表曲じゃないでしょうか。レイドバックしたイイ曲。DISCOGS
Bestfriend8.Brandy (2) - Best Friend
ヒット曲、このご時世に聴くとほのぼのしてるな。DISCOGS
Creep9.TLC - Creep
当然ヒット曲、盤自体は少し変則的なリミクシーズのほう。DISCOGS
waterfall10.TLC - Waterfalls
間違いなく代表曲、このミドルテンポ具合がちょうどイイ、というか絶妙。DISCOGS
各100円計1000円也。

Lights In The Dark / Hector Zazou

ライツ・イン・ザ・ダーク
こ、これは…あまり期待しないで買った分、ショッキングなほどよい。エクトールザズーですか、例によってファンでないんですが、そもそもワールドミュージック崩れ(笑)のような勝手な先入観もあり、しかし、これはそっち方面がよい方に出てる気がしますね。やはり詳しくないですが、このアルバム全体的にはアフリカ+古代ヨーロッパ音楽(コピーやライナーなどに散々書かれてますがもちろんの事、ケルト音楽)という雰囲気だと思います。そこへ日本の琴等によるアクセントが時々加わるという内容です。まあアイルランドという5〜6世紀のヨーロッパでは世界の果てであったろう場所から、いわば黄泉の国にもっとも近い場所から届けられた精霊のような歌は当時もまた現代でも同じように響く、もっと詩的に言わせてもらうと孤島でセイレーンが奏でるハープと歌を聞きながら余生を過ごしてみたくなるようなアルバム。店屋で見つけてもこの値段で買わなかった人はアホ(笑)でもアマゾンでも安!こちとら180円也。DISCOGS

Seacht Suáilce Na Maighdine Muire 1


Seacht Suáilcí Na Maighdine Muire 2

Chairs Missing / Wire

Chairs Missing
そういえばワイヤーが来日した1983年、同じ年、一緒にライブに行ったロック少女と別れたな。彼女はまだ18だったけど、こんなワイヤーなんて当時としても渋いニューウェーヴのバンドが好きだった。格好もそれなり、いまだにあると思うベタな赤のロンズデールのボンデージパンツに上は当然のように黒の革ジャンに安全ピンやらビョウやらを打っていた。靴はホーキンスの安全靴だ。今思うとあまりにパンクスの典型的な格好で恥ずかしい気もするが、当時の日本ではそれでもイケてた方なのだろう。しかし中身は見た目とまったく裏腹で大人しい子だった。自分に無いものを求めてたんだろう。でもワイヤーもじつは大人しい。パンク以降、いわゆるポストパンクなのだが、パンクの弾けたような部分は彼女のように外見的であって、それに包まれている内面がじつは内省的、いやパンクスだろうが中身は人間誰でも内省的だろうが、パンクの場合はそれを隠すように虚勢を張っているのが見え見えなのに対して、ポストの方はそこから一歩進んで、隠すことのめんど臭さに疲れたような部分がある。その点では少しだけ大人だったのかもしれない。そういえば年下にしては僕よりずっと大人だった気もしてきた。ライブの帰り、彼女の家がある江東区の下町で客が僕らしかいない暗い喫茶店、コーヒーは妙にうまかったな。DISCOGS


(フィクション)

郷愁6.11

小さな日記1.岡田可愛 - 小さな日記
だれこれ?切なげなジャケとタイトルにひかれて買い。いまウィッキを見たましたがサインはVの主役の人でしたか。
elegant systems2Kirk Degiorgio Presents As_One* - Elegant Systems
デトロイティシュ、というか昔デリックメイに「まねっ子ども」といわれた一人、デジョージオのしかしもう大人になってタイトル通りエレガントなテクノに成長したアルバムか。DISCOGS
whatever3.Ten City - Whatever Makes You Happy
これは持ってなかった気がするテンシティのいかにもなガラージ。DISCOGS
ressurection joe4.Cult, The - Ressurection Joe
めちゃくちゃですけどカルトの邦盤編集盤、まあ普通の曲じゃないでしょうか、ミニアルバム的だったので買い。DISCOGS
a room5.And Also The Trees - A Room Lives In Lucy
しかしこれはスルーできないでしょう、AATTの比較的初期の12"、これも相当予想どうりの音ですけど、だからイイんです。DISCOGS
Wild love6.Smog - Wild Love
ポストロック系、あくまで系ですが、アルバム2枚。Jオルークも参加でここではチェロ担当みたいですが、後にアルバムプロデュースもしましたね。DISCOGS
Arise therefore7.Palace Music* - Arise Therefore
パレスミュージックですか、ファンではないのでよくわかりませんが、このアルバムは少しばかり暗いですね。Drag Cityからということもあるんでしょうか。デヴィッドグラップス、アルビニと豪華面子ですけど。DISCOGS
bonichie dub8.Lili Boniche - Boniche Dub
うーん今回分では一番ディープなのか?そんな陳腐な表現しか出てきませんが、まあそれくらいお子さんの私には渋すぎる作品。このアーチストをビルラズウェルがダブってるみたい。DISCOGS
Human League best9.Human League, The - The Very Best Of
うーんほっとする…DISCOGS
Extended Ultravox10.Ultravox - Extended Ultravox
ほっとするパート2、しかしこれだけ1000円なので上記各100円という平均価格押し上げてますが、アマゾンでは在庫切れ+12"インチ集ということで筆者的に必買いでした。サイコーWe Came To Dance!一押し。DISCOGS
計1900円也。

livedoor プロフィール

gogleman

KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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