KEMPIRE

How deep is your Love?

2008年07月

Chicago 13 / Chicago


シカゴでベスト盤を除き唯一持ってるオリジナルアルバムです。購入理由はCD再発時に稀代の名曲"Street Player"が12"バージョンであるAlternate Mixも含め収録されたからですが、"Street Player"は後ほどで、その他曲はもろに王道アメリカンハードロック〜彼らの専売特許のブラスロック〜その両要素がごちゃまぜになってディスコナンバーになっている曲までと、バラエティーに富んでるアルバムです。シカゴはこの一枚か持ってないので適当ですが、アルバム用消化(捨て)曲はほとんど無いのではないか、と思えるくらい全てクオリティーが高いことにまずびっくりします。

しかし、クオリティーは高くても、この頃既にベーシストからリードボーカルに昇格していたピーターセテラの甲高い声が時々耳に付くような曲もあり、その少しチャートミュージック的ポップさが気に入らない方もいることでしょう。しかし、79年作というまだ例の80's的産業ロック化する直前のギリギリ踏みとどまっている危うい均衡が、個人的に堪らなかったりします。

"Street Player"は後ほどとか書いておきながらも、やっぱりあまりにも凄すぎる曲なのでどう書いていいものか迷いますが、上記の要素、王道ハードロック+ブラスロック=何故かグルーヴィーなディスコテイストとなる彼らの、その第3番目を代表するような代表曲です。蛇足で、ケニードープ(ゴンザレス)のクラブ超ヒット曲Bucketheads"The Bomb (These Sounds Fall Into My Mind)"はこの曲がなければ生まれていなかったし("Street Player"のサンプリングだけで出来上がっているような曲なので当たり前なのですが)、ダンスミュージックとしても、この元曲の方が上です。

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サンゴッドV オープニングテーマ


暑いし、世間様は3連休の中日なのにこちらはブログ投稿と悲しい気分なのでサンゴッドV オープニングテーマです。ギャグマンガ日和はアニメ版は好きでみてますけど、漫画の方はほとんど見たことがないんですけど、こういうのはマルチメディアのアニメならではですね。増田さんは作詞家として、作曲&編曲をした山本さんはあまりの字余りを途中フォーク調にしたりしてよくぞアレンジした、と両者天才かと思いました。そういえば歌のお兄さんもよく歌えるな…特に好きなのはいつの間にか仲間が裏切り者の悪の化身となるところかな。ターニングポイント♪パイロットのリュウにはシンパシー感じるな。そもそもどういうオープニングだよ。

Atlantic Jaxx Recordings: A Compilation / VA


ベースメントジャックスのレーベルAtlantic Jaxx Recordingsのコンピです。レーベルコンピとはいえ、Heartistsというグループの曲(Remixはベースメントジャックスですが)以外は他人名義であっても全てベースメントジャックスの曲なので実質彼らのアルバム(1st)です。それも主に何曲か入ったEPでリリースしていた中から厳選してるであろう、レーベルコンピにして彼らの初期ベスト盤でもあるようです。一聴、曲名にもありますがサンバテイストの曲が多く、今の季節にぴったりのかなり夏仕様だと思います。しかしその合間におそらく秀才タイプであろう彼らが往年の主にディープハウスを聴きまくって勉強してきた成果が所々に感じられるハウスもあります。特に女性ボーカリストCorrina Josephをフィーチャーした2曲はジャジー&スムースなクラブミュージックで、サンバテイストの熱気を冷ます良い中和剤となってますが、それでも彼らの本領はハイパーな雰囲気のクラブミュージックの方ではないでしょうか。

DISCOGS

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インダストリアPV祭り

暇につきインダストリアル系(一部違うかな?)PV祭りです。


1.Laibach - Sympathy for the devil
ライバッハがカバー好きだと思いますが、これもストーンズの名曲をカバーですね。妙に画質がイイのですがセルビデオ化でもされたものなんでしょうか?


2.Test Dept - Compulsion
これはセルビデオ化されてたそうで、後のCD再発時にはエンハンスドで収録もされてました。しかし画質が悪い&音も含めてじつにゆるい感じがかっこいい。The End.


3.whitehouse
これはまるっきりライブですけど(1分目くらいからご覧ください)バックのサウンドよりもウィリアムベネット氏のアジテ−ションなポエオリーリーディングが見もの。おそらく編集ミスによる最後のまったく関係ない映画の画像も不気味(笑)


4.throbbing gristle - discipline
スロッビンググリスルの代表曲のライブ、こっちもジャネP氏の鬼気迫るパフォーマンスが見もの&バックのサウンドはミニマルで個人的に好みです。


5.Coil - Birmingham Supersonic Festival 2
案の定?コイルでこれはジョンバランスさんのボーカルはまったく聞かれませんが、黙々と演奏する両者のノイズサウンドが聴き物では。


6.Zoviet France Mohnomishe, 1983
意味不明PVですが、ゆるい感じが和めるインダストリアルアンビエントとでも呼べそうな曲ですね。


7.Diamanda Galás - Saint Of Pit
ダイアマンダさんはライブでしょう!思いきやライブ映像はどれもいろんな意味で厳しく、一番まともそうなのがこれかな。短いので我慢すればみれるのでは(笑)


8.Clock DVA - Buried Dreams
ラストはサービスショット満載な感じで、しかし所々妖しい感じもある止め絵PV?誰かが勝手に作ったのか…

Welcome Plastics / Plastics

plastics
気づけばウエルカムつながりでプラスチックスのこれ。デビューアルバムなのでしょうか?そんなことも知らず、テキトーに流して舐めて聴いてましたが、これ傑作ですね。

早28年も前の作品ということでさすがに古臭い感触はありますが、しかし名曲"Copy"に代表される日本の特に東京はコピーだらけで何一つオリジナルなモノはない、というような思想面は今でも通用するようで、さすが当時最先端を行ってた連中はさすがだなとびっくりします。また徹底的にブランド物やそれを買えと煽る当時のアンアンやポパイ(ふるっ)等ファッション雑誌などのステータスをすかしたテクノポップに乗せて笑い飛ばしてる所や、さらにそんなことにこだわってる自分たちさえも笑いの対象として消化する様は潔いし、かっこいいですね。つまりあらゆるかっこいいと言われるモノ(上記のようにその中には自分たちも入る)に対して「えーそれってほんとにかっこいいかあ?」という徹底した批評家精神が根底にあるようです。しつこく言うと、そもそも「かっこいい」という価値自体に疑問符が常に付いて回るというか、そんな価値観は最初から信用してないのでしょう。

劣らずサウンドも日本のニューウェーヴの代表格だけあり、たとえば同時代のタキシードムーン(しか思いつかなかったけど)と連続して聴いたとしても、全く遜色ありません。そんなチープなテクノポップに時々ビートルズに影響された、というよりパクったメロディーなども飛び出します。それすらもオマージュではなく、ビートルズに対する一種のツッコミなのですが。

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Welcome to the Pleasuredome / Frankie Goes To Hollywood


PSBに続き往年の第二次ブリティッシュイノヴェーション代表選手FGTHです。これは間違いなく大作でしょう。アナログだと2枚組みですからね。シングルカット曲満載のAB面(FGTH的にはFG面だそう)はもう全編ハイパーなテンションでお腹一杯になりますし、C面(T面)は一転、ブルーススプリングスティーン"Born To Run"のかなり素直な疾走感溢れるカバー、次もバートバカラック"San Jose"(Do You Know The Way To San Jose)のボサノバ調カバーと、思わず彼らの誠実な部分を見れる気がして好感です。D面(H面)も素直で、いかにもな80’s調ダンスビートな曲が続きますが、やはり最後は恐怖の名曲だと思う"The Power Of Love"で何か裏切られた気がするのです。古臭いですが、FGTH&プロデューサーのトレヴァーホーン&レーベルZTTの名をUKのみならずやはり米や全世界にまで轟かせたと思う歴史的名盤です。

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Bilingual (Special Edition) / Pet Shop Boys

bilingual
ペットショップボーイズのいったいいつ頃の何枚目なのか?とか知りませんが、なかなかの力作にして大作だと思うアルバムです。曲数は12曲&平均時間4分台でトータル54分と、きわめて普通ですがなぜか大作の気がするのは、2枚組み豪華盤だからというわけではなく、本盤一枚だけでも全編ドラマチックだからでしょうか。もちろん彼らのアルバムを全部聴いてるわけではないので適当ですが最もドラマチックにして情熱的なアルバムなのでは。

PSBといえば実質デビュー曲"West End Girls"のいきなり冒頭「時々死にたくなるんだろう?」という歌詞で始まるというような主に若者たちの憂鬱みたいなテーマが多く、もっというとイギリス的な斜陽のまさに斜に構えたスタイルが売りだと思いますが、このアルバムは情熱的です。真夏のビーチバレーのBGMとしても成り立ってしまいそうなほど夏の雰囲気ですし、その後サンセットでも眺め、のちにクラブコパカバーナでカクテルとロブスターでも食いそうなくらい、リゾート気分も満点のアルバムです。おそらく両者(カップルでしょう?)幸せな時に製作したアルバムなのでは、と推測してます。

ボーナスディスク(きわめて通常盤)もリミキサーがダニーテナグリア、トラウザーエンシュージアスツ、ラブトゥインフィニティと豪華です。あえてそちらの曲でも。ご存じウエストサイド物語(レナードバーンスタイン)のカバーです。

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The Klling Fields / OST (Mike Oldfield)


ここのところ勝手にシリーズ化してたプレイドなんですけど、彼らが全面的に音楽を担当したという(さっき知った)「鉄コン筋クリート」を夜9時からたまたまやるようだったので見ようかと思いきや、裏のBS2で「ホテル・ルワンダ」をやっていたので、当然こっちでしょう!という感じで見ましたけれど(「鉄コン筋クリート」はケーブル系なのでまたやるからなのですが、その時見てもしよかったら、レビューしますよ)「ホテル・ルワンダ」は話題になってましたよね。

しかしまず淡白な印象。それでも、ルワンダのフツ族とツチ族による内乱はこんなもんだったのか、とは思いました。たとえば今のダルフール紛争なども元を正せば、欧米列強の植民地支配がなければ、全く起こってなかった事だし、主に虐殺されたツチ族の難民達のことなんて知ったことじゃないよ、と一番最初に逃げ出した現地在住&観光客等の白人は、口では人権だ人道主義だエコだとか言いながら、結局あいつらは偽善者だな、というのが映画に影響されて一番思ったことかな。あとはまあアフリカ版シンドラーのリストだとか、主人公のホテル支配人が大量虐殺の跡を見て苦悩するシーンとかは「この監督、ビルマの竪琴みてるんじゃないの?」というくらい似てましたけど、ビルマの竪琴でもありましたが虐殺の累々とした屍のシーンと、外国人ジャーナリストやホテルを大使館的な駆け込み寺にした設定だとか、難民として入国ビザが降りる人と降りない人の残酷な区別あたりは、この映画にクリソツ(もしかしてオマージュ?)かなということでキリングフィールドのサントラでも。

これはマイクオールドフィールドさんのソロアルバムでもありますね。彼が映画シーンを見てから作ったのか、それとも全く見ずに作ったのかとか知りませんけれど、一聴けっこう好き勝手に作ってるかなという印象です。ゆえに映画抜きでも楽しめるやっぱりソロアルバムだと思いますが、それでも彼にしては本物オーケストラ使いの比率がかなりあり、そこら辺はやっぱり立派なサントラ作であるかなとも。もちろんシアトリカルですし、詳しくないんですけど彼節のドラマチックさ加減はいつもより5割り増し+これは彼節だと思うメランコリックさ加減は通常比率で同居しているので、サントラとしても、ソロアルバムとしても、優れた作品ではないでしょうか?

(だらだらとしたエントリーで申し訳ないね)

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Undoneson / Plaid

headspin
あついな…引き続きプレイドでも。いややらずにはおれんでしょうねこのEPも。もうこの頃はそれなりに売れたからか、出し惜しみ的に3曲だけですが、それがもちろん捨てなしのシャープな3曲です。ただ1&2曲目はかなりシンプルな曲なので、物足りなさは感じます。どちらもプレイド流2STEP&変則的ブレイクビーツ曲です。しかしおそらくベストは3曲目、元ブレイクダンサーだったことを誇示しているかのごときその名も"Headspin"です。この曲も単純といえばそうですが(ホイッスル風音色のシンセがビートに同期して実に単純なフレーズを奏でる辺り、アートオブノイズなど連想してしまいました)でも中では一番凝っていて、プレイド流変則的ドラムンベースです。途中ブレイク部のメランコリックかつ幻想的なシンセパッドにはもっていかれます。たしかにこの曲をバックにヘッドスピンしてる動画、それもできればスローモーションの動画、を見たとしたらかなり美しいものになりそうです。

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Mi-Loony-Um! / Hallucinogen

miloonyum
夜になっても当方の部屋は30度くらいあるのですが。前も書いたかもしれませんが部屋は2階の屋根裏部屋で(したがって天井は三角形です)、しかもその屋根がスレート(鉄板)屋根なので、日中の直射日光をまともに受た熱を逃さず保温状態です。メインのデスクトップPCがここにあるのでしょうがなくいますが、汗だらだらが好きな筆者でも、ここに数時間いるのはさすがにきついです。ここに数時間いられれば、大抵の所は我慢できますよ。500万くらい入ったならクーラーの一つでも付けろよという感じなんですけど、クーラーは嫌いなので意地でも付けません。変人ですみません。

そんな中頭ぼーっとしながら聴くハルシノゲンは格別です。また以前書いた記事の思い出しエントリーですけど、その12"が奇跡的に見つかったので聴いてみましたけどイイですね。A面は代表曲の一つだと思いますが(ちなみに2000年発表でミレニアムと読みます)11分の長丁場で、最初スローに始まりシーケンサーのピッチを上げていき、明るい感じが逆に不気味なシンセのフレーズ等加わりそのまま飛ばしていきますが、途中またピッチダウンしてポリリズムの抜き差しで二拍子〜三拍子調に耳の錯覚で聴こえる、という凝った展開です。やっぱり狂ってますね。B面のオリバーリーブ師匠による違う曲"L.S.D"のリミックスもまえ今一歩的に書いてますが、改めて聴くとハマっていけるシンセの上物辺り、やっぱりさすがの職人芸ですね。

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livedoor プロフィール

gogleman

KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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