KEMPIRE

How deep is your Love?

2007年04月

FOX-HUNT MIX / SAMANTHA FOX

foxhuntmix
まあサムフォックスといえばタッチミー!というくらいタッチミーですよね。でもその原曲ではあまりにも普通過ぎて面白くないので、この"I SURRENDER"というもう一つのヒット曲とメガミックスされてるバージョンでも。複数曲のメガミックスというとこれ見よがし的にエゲツナイ物を想像しそうですが、これはたった2曲ということもありせわしない感じが全くなく、2曲を一度で味わえるグリコ的なバージョンかもしれません。それにしてもタマラン音ですね。これは2曲なので86年(TOUCH ME)〜87年(I SURRENDER)に掛けてのライセンス表記ですが、音がもろそんな80'sです。しかしいまどき"I SURRENDER"の切なげなフォックスにドキッとかなってる私もどうなんでしょうか。

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I WANNA HAVE SOME FUN (HAVE SOME FAN MIX) / SAMANTHA FOX

iwannahave
サマンサフォックスを真昼間から聴いてみます。みなさんご存じとは思いますが、元ポルノ大女優の人で、その後この手のフリースタイル(主にプエルトリコ系から生まれた跳ねるようなリズムが特徴のダンスミュージック)方面の代表的歌い手になり80'sを駆け抜けた代表選手の一人です。なんて私も例によって詳しくないですが、そんな人の12"です。(曲名等→DISCOGS

プロデュースをこれまた80'sを感じずにはいられないリサリサ&カルトジャム・ウィズ・フルフォースで最初有名になったと思う、フリースタイル系の代表的プロデュースチームフルフォースが作曲&編曲&リミクシーズ等、全てを行っています。つまりこの曲でフォックスは単に彼らの曲を歌っているだけですが、しかしフォックス自体はアルバム他曲では作詞などできる人だったと思います。

肝心の当曲、一言フツーのフリースタイル曲です。特にアルバムバージョンは引っかかる所はほとんどないんですが、A面はそのアルバムバージョンの単なるエクステンデッドバージョン&レディオエディットです。それよりもB面、いかにもなフォックスと♂の痴話喧嘩語りから始まり、ビートと同期したストリングス(シンセ)やサイレン音&オケヒットやベースライン等どれをとっても80's臭が漂います。その後はやはり原曲に忠実ながらイタロハウスの49ERSのサンプルなども飛び出し、A面でのエクステンデッドバージョン以上にエクステンデッドを感じる無駄に長いバージョンに軍配です。

しかしデトロイトテクノの人ケヴィンサンダーソンによるプロモリミクシーズ盤もあるらしのでそれが一番聴きたい所です。

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CALLING ALL STATIONS / GENESIS


これも唐突にジェネシスなど。しかしこれ肝心のフィルコリンズがいない時ではないですか。つまりマイクラザフォードとその他の人(というと怒られるのかな?)の三人です。悪くはないですね。フィルコリンズがいないようでいるような。しかしボーカルがあの暑苦しい感じでなくマイクラザフォードなので割とあっさり&さっぱりしてるのでアクがなく感じるのでしょう。楽曲自体もあっさりしてますが、でも明らかなアルバム消化曲らしきものはなく、クオリティー中々高いですね。それにしてもタイトル曲の一曲目でしょうか。ジャケイメージも分かる気がする歌詞「誰かそこにいるなら僕は今どこにいるのか教えてほしい」がラザフォードによって淡白ながら、ゆえに感情を押さえたように歌われる名曲。

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JACO PASTORIUS / JACO PASTORIUS


今回の大河「風林火山」は正直めちゃくちゃ面白いね。臭いというよりもクドイ部分はもちろんありますが、それを補っても余りある面白さですね。みんなも見たほうがイイよ。というか見なさいよ。NHK受信料払ってる人はなおさら払ってない人はタダで見れるんですからね。ちなみにウチはきちんと払ってるんですけどね(偉い

でジャコパスです。なんてこれしか持ってないのでジャコパスとか言ってると怖いジャズマニアの人がいたら怒られると思うんですけど。そんな人がこんなとこを見てるとも思わないので、恐れず書きますと。カッコイイですね。大人の雰囲気で。

その前になんでまたジャコパスかと言いますと、スクエアプッシャーの一応最新アルバム「Ultravisitor」のジャケがパクリだったからジャコパスを買った、という経緯なんですが、そもそもスクエアプッシャー(トムジェンキンソン)はこの人を聴いてエレキベースを始めたというくらい好きだったそうです。今でも生弾きをスクエアプッシャー流ドリルンベースサウンドとブレンドというかサンプリングしたり、時にはそのまんま同期とかせず生演奏したりしてますよね。

スクエアプッシャーは置いときまして、このアルバムもそんなドラムンベース等ジャンルに与えた影響は計り知れないな、と思うほどグルーヴィーです。でも渋いですね。ジャンル的にはフュージョンなのでしょうが、その一言では到底括れないほど、バラエティーに富んでます。時にはモロにファンクだったりカリプソ風だったり、ドラマチックな本物ストリングス+走ってるビートのコンビネーションでドラムン系の4HEROを彷彿とさせるような曲等あります。少し現代音楽のミニマルミュージックまで連想させるような曲も。しかし本領発揮はやっぱりジャズセッション曲なのでしょう。ジャズは本当に全く大門外漢なのでさっぱり分からないんですが、ピアノ+ドラム+フルートかな+生ではない彼のエレキベースによるアンサンブルの曲"(USED TO BE A)CHA-CHA"は、恐らく(ジャズ?)通の人にとってはベストトラックなのでしょう。

私は通の人ではない&お子様なので、普通に?ラストトラックのロマンチックさ加減に軍配を上げたいと思います。

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GO INTO EXILE / MISSING FOUNDATION

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唐突にミッシングファウンデーションを聴いてみる。当然全然詳しくないんですけれど、故に少しナメて聴いていたならば、かなりのブッ飛びを体験しました(ちなみにそれはシリーズ化してます)。

いや〜もしやテストデプト以上の破壊力?&少しホワイトハウス調ノイズも感じますね。でもたまに落ち着いた、と言ってもインダストリアル的に、女性ボーカル曲などその緩急も見事。試聴は敢えてそれです、やっぱり一番落ち着いてます。裏ジャケの工事現場+実験室みたいなライブ?(もしや録音自体もこんな風なのかな、これスタジオ?)風景そのまんまの印象です。例えてばかりいますが、アインシュテルツェンデノイバウテンなんてこちらMFの真似なのでは?でもどっちが先なのかな?ノイバウテンかな。しかもUSはNYですか。あんなスノッブな街からこんな無骨な感じの音が出てくるとは!なのかな?NY行った事ないんですが。いや最高最高!インダストリアルハードノイズメタルの嵐!というと少し大げさか。でもそれだけじゃない、やっぱりNYかな、フリーキーなジャズセッション的部分も持ち合わせていますね。最高傑作はやっぱり「Ignore The White Culture」という物なんでしょうか。
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PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI

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昨日も書いたジャンのアルバム「OXYGENE」を書いたゆえに聴きたくなり探しまくったが例によってみつからず、かわりにみつかったこれ。とは言え何気なくフランソワK繋がりだったりします。スクリティポリティなんですが、この12"バージョン両面とも傑作アルバム「Cupid & Psyche 85」にはこの曲以外のヒット曲群(Absolute,Wood Beez,Hypnotized)の別バージョンは収録なんですが、この曲だけ何故未収なのか理解できないほど、両面ともに最高です。まサウンドはド80'sなんですが、それの大変良くできた見本のような音ですね。A面はCOMMITTEEという人による原曲に忠実ないわゆるエクステンデッドバージョンで、その所々で無理無理引き伸ばし作戦の辺りが個人的ツボです。そして来ましたフランソワK氏によるB面、初っ端バスドラム(キック)と完全に同期したエレキベース音風ほんとはシンセベースからもうド80's臭が漂い始めますが、その後はダブバージョン的に歌はほぼ無し、ゆえにK氏の様々なダブ的卓さばきが堪能できます。実に最高。ちなみに盤クレジットやDISCOGS等にK氏の名前は一切載ってませんが、これはK氏によるバージョンです。意外とレア盤(これ持ってる物自慢エントリーかも

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RADIOACTIVITY / KRAFTWERK

radioactivity
クラフトヴェルクの「放射能」91年度版リミクシーズです。一応フランソワK繋がりですが、そっちはクラフトヴェルク(っていうとかっこいいから)と長い付き合いの師匠ならではの多少ディープハウス調で、良く言えば燻し銀、悪く言うと安心印過ぎて新鮮味がありません。対して大御所リミキサー二本立てって感じで生粋のイギリス人ウィリアムオービット卿までもがリミックスです。じつはそっちの方が原曲テクノポップだけに、卿の変名BASS-O-MATIC節で繰り返されるピコピコ的シンセ上モノシーケンスがヒプノティックなテクノなのでばっちり合ってる気がします。レーディーオーアクティーヴィーティー

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REVOLUTIONS / JEAN-MICHEL JARRE

revolutions
目に付いたフランス人のジャンで。ってこれと何か「OXYGENE」というアルバム&HANI(ちなみに石野卓球によりリミックス盤もあるそうな)等による"OXYGENE 8"のリミクシーズ12"しか持ってませんが。そんなマキシを部屋で見つけてみたら、なんとっていうこともないんですが、エクステンデッドはフランソワK氏がやっているではないですか。原曲自体は1988年物ですが今聴いてもイイんじゃないですか。ロボコップに出てくるT-2000みたいなハイテクメカがブレードランナーの街でインド風音楽にあわせてロボットダンスしてるような曲。つまりレトロフューチャー(笑)感。それを元にK氏はそれなりのクラブ音楽仕様に。様々な鳴り物&小細工がダブミックス的なミキシング卓操作により挿入&抜かれたりする様も聴き所。でもペタペタ&ペナペナしていて音圧が無い。CDだからかな。

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KINGDOM OF RAIN / THE THE

もう一個偏執的に投稿です。雨だから、という訳でね。この曲が聴きたくて収録アルバム「MIND BOMB」を探しまくった末、見つかったんですが、インナーブックレット(ジャケ)が紛失。邦盤だったので和訳&歌詞等見たかったんだけどなー。PV、ストーリーとか全くないですが、ま設定はザザの人マットジョンソンがおうちにデリヘル嬢を呼んだ、という事でしょうね。本物デュエットはシンニードオコナーさんなんですが。孤独なピアノが雨降るブルーなミッドナイトに響き渡る名曲!美しい!&タツノオトシゴ!そういえばタツノコプロってあったな。ガッチャマン&ヤッターマン、がんばってください!

MESS/AGE / いとうせいこう



オオシマさんが上げられていたエントリーの関係で思い出したように聴き返してみた日本が世界に誇るラッパー「だった」彼のアルバム。このCDのオリジナルバージョンは1989年に発表され、限定5000枚だったこともあり、もちろん今なってはそのオリジナルCDはレア化してるんですが、当時入手したくても、し難かった事を覚えています(その後入手、しかし現在は甥の元にあります返してー)。

その再発盤、意味不明のジャケ画はいただけませんが、厚い方のCDジュエルケース入りで、ラップというジャンルという事もあり、膨大な量のリリックが書かれたブックレットも厚め。そのブックレットを開いてみると今となっては流石に古い単語もありますが、それでも早二十年が経過しようとしているのに、未だに通用するような辛辣な歌詞(リリック)が多く存在することにも驚愕です。

アルバムを通してのテーマは、どうやら東京を「SPOOKY TOWN」と呼び、情報過多&流出&浪費する巨大消費都市として描いている所です。バブル崩壊直前の雰囲気もあるのでしょうし、バブル中の鬼気迫るようなヤケクソのような乱痴気騒ぎに対して、その中で彼もそれを享受してたであろうに一歩引いたような冷めた視線で批判をしているのも、アルバムを通して感じられます。もちろん本場物のラップとは到底別物の東洋人ラッパーながら、しかし「MAC THE SEIKOは誰も追いつけないNO.1ラッパー!と思う」という日本人的に謙虚な姿勢が日本人である筆者には好印象でした。

小説家としての彼は一切知りませんが(代表作「ノーライフキング」すら未読)これは明らかに日本人ラッパーによる金字塔作でしょう。言い忘れるところでしたが、肝心のバックを支えているトラックメイカーは天才ヤン富田氏です。つまり半分は彼のおかげ。

(特に日本人だからJASRACが怖い、という訳ではありませんが、これから偏執的に試聴を上げることは止めました)
livedoor プロフィール

gogleman

KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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