KEMPIRE

How deep is your Love?

2006年11月

『白夜』


さてヴィスコンティ2日目。いきなりですが正直どうと言うことのない映画。やむを得ず古い(1957年)。しかし、この手のベタな感じの恋愛映画の特に三角関係もの?のテンプレートのような映画なのでは。それにしてもイタリア人は恋愛バカですね。まイタリア映画を観る限りね。

でお話は、転勤仕立てのまだ街に慣れてないある勤め人(マルチェロマストロヤンニ)が、街をブラブラ歩いていると、橋の上でシクシクと泣いてる女子(マリア・シェル)を発見、当然気になり声をかけてみたらあらびっくりカワイイ…で一目惚れ。夢中で彼女を毎日のように追いかけたりしてデートの約束を取り付けたが、どうやら彼女には本命君がいる模様。

けれどその本命君(ジャンマレー)は1年前にどこかへやむを得ない事情で行っていて、彼女はけなげに1年間待っていた今まで。そしてどうやら彼はこの街へもう帰ってきていて、彼女からの連絡を待っているらしい(彼女がまだ愛しているか確かめている)。その彼への手紙を勤め人が彼女から信頼されて渡されるも、当然?連絡などこのままつかないでお互い会わず仕舞いの方が、もちろん彼の為にも、また勝手過ぎながら彼女の為にも良い、と自己判断後、手紙を破り捨てる。

しかしその後、そこまで信頼してくれていた彼女へ犯してしまった罪の念&自己嫌悪ゆえに、このあと本命君との逢瀬の前の二人(彼女&勤め人)のデート後にそれを告白。彼女、最初はがっかりするも、その後「これで良かったのかもしれないと」勤め人との愛を取る形になるも、本命君との待ち合わせ場所である橋に偶然行ってみたら!なんと本命君が待っていた!がーん!当然本命君の元へ一目散で走ってゆく彼女、そして抱擁。勤め人はそれを見ているしかなかった。そんなような話でした。ヒドイ!>彼女

(そういえばドストエフスキー原作でした。読んだ覚えあるのですが、こんな話だったかなあ…)

曲は映画中でも超かっこよかったジャンマレージャケの曲。

♪THIS CHARMING MAN (ORIGINAL SINGLE VERSION) / THE SMITHS続きを読む

CALL ON ME / ERIC PRYDZ

最近じゃピンクフロイドの曲までプログレハウス仕立てにしたと聞くエリックプライズが、前(04)スティーブウィンウッドの"VALERIE"使用で超ヒットさせていた曲のPV。これってユーチューブじゃ18禁あつかいでログインしないと見れないバージョンもあるのかと思いきや、別にログインしなくても見れる物とまったくいっしょでした、というのはどーでも良いことなんですが、しかしこういうえげつないエロは欧米人感覚で、私なぞはこんなものちっともエロくもなんともなく、むしろ日本的な例えば、ひなびた温泉街、自慢の白濁の湯にたっぷり浸かったその後の、あなたの浴衣姿、少しだけ開いたその襟、そこから覗くあなたの細くそして白いうなじに、まだ乾ききらない黒髪が、アップにしているにも関わらず、しだれ髪で幾本か垂れている、湯気とともに。ってほうが燃える。

『夏の嵐』


なにかBS2でイタリアの巨匠監督ルキノヴィスコンティの映画を毎日やるそうなので、自称イタリア人のハーフの私としては出来うる限り観てみるつもり。で本日はこの題の映画です。

まず主人公の伯爵夫人がまた、こないだの『初恋のきた道』に無理矢理こじつける訳ではないですが、そのチャンツィイー演じてた情熱的女ばりで「また情熱的女きたー」と言いたいくらいでした。セリフでは「今まで浮ついた事がまったく無かった私だったのに…」とか言ってるんですが、あなたそんなに情熱的女なのに「そんなはずないじゃん…」とまた独り言で映画に突っ込んでました。

ぶっちゃけその伯爵夫人とオーストリア将校との不倫映画なんですが、簡単にあらすじは、最初からお金目当てで近づいてきたヤクザな詐欺師将校に、伯爵夫人ぞっこん一目惚れ、すぐに会いたくて会いたくてしょうがない感じに(ここら辺も少しうそっぽい、会って4日目くらいにいきなり将校達の寮みたいなのに会いに行くとか)で逢瀬を幾度と重ねている内に、将校がいずこかへ姿を消す、目が血眼必死で探しまくる伯爵夫人、とうとう見つからず、心労とともに療養のため田園地帯にある別邸へ、しかし、そこへ将校突然現る、最初は珍しく?拒否的姿勢を見せる夫人だったが、もちろん最後は彼の術中&胸の中へ。そこら辺が前半部です。

めんどくさいしネタバレになるので後半は観て下さいという事で、結論?ですが、まあ愛憎劇でしょうな。
その中でも突っ込み&個人的にグッと来た部分等も含めたポイントは、
1、伯爵夫人、怖いです。あんな情熱女、リアルにいる訳がなく、惚れっぽすぎです。
2、対して青年将校かっこいいし、ずっとリアルな感じがするのですが、これは私が男だからでしょうか?
&相当強か(したたか)&口が上手い。あんな奴に口説かれたら男の私でも惚れる。じゃあ伯爵夫人も無理はないか?
3、そんなとこかな(笑、さすがに、古すぎです(1954年)。細かいですが、メインテーマがブルックナーの交響曲第7番らしいですが、音がでかすぎ。バランスが悪い気がしました。

しかし特筆は、最後のほうで、騙されたと分かった婦人と、不正操作で兵役免除となった将校と、同席した彼の娼婦、3人がテーブルを囲むシーン。夫人が来て帰ろうとした娼婦を、元将校(今は飲んだくれのヤクザ)が夫人に帰るのを引き止めさせ、無理矢理3人でテーブルを囲む、そこで将校は二人を見比べて「あんた(夫人)とこの商売女の間にはいったいどんな違いがあるっていうんだ?むしろこいつ(娼婦)は若くて綺麗、男どもが金を出して抱きたいくらいのイイ女だ。それに比べてあんたときたら、ただの年寄りじゃないか」とありがちなシチュエーションながら(もちろん映画&演劇中で、リアルにあるのだとしたらそれは酷いシチュエーション)、夫人の惚れた弱みにつけ込んで、その状況(二人の女を目の前で天秤にかける)を楽しんでいるのだとしたら、とんでも無い野郎だ!とここでは伯爵夫人の味方でした。

しかし、なぜ彼がそのようなわざと毒ずいたことを言ったのか、と冷静に考えてみると、じつは彼も伯爵夫人を愛してしまっていたのではないか?ゆえに、そのコンプレックスな状況(身分の違い&絶対うまくいきっこない愛)からの苛立ちから言わせた&夫人の事を思って言った等、ヴィスコンティの意図を深読みしてくなるイイシーンです。

まあそれも踏まえて総括的には、愛し合う二人の最後は何故傷つけあって終わるのだろうか?というのは僕の永遠の命題の一つ。(生物学的にはなんとなく分かりますよ(笑)気になる方は聞いてね☆)

ちなみに曲はまったく関係ありません。いつもですが。

♪SEE YOU / VIRTUAL SYMMETRY続きを読む

M.E. / GARY NUMAN 自分探しとは?(笑


もはや恒例、変なおじさんの件。週一で来ますので。私はあなたの介護保健士ではありません。とまああんまり悪く言うのも欠席裁判になるので止めとくが、とにかくね自分をしっかり持ってください、という感じおじさん。というと前書いた、彼がやたら言うところの「自分探しの旅」への私の回答「自分探しの旅」無意味論と一見矛盾するようですが、決してそんなことはなく、むしろ同ベクトル。とは、なんか疲れたのでめんどくさいので端折って言うと、自分一人お祭りわっしょい!でなにが悪い?ということ。具体的にいうと、自分探しとか言って、彼いわく結局他人と自分の関係においてこそ自分とやらの像が出来上がるそうだが、そんな像はまさに虚像。そんな無駄な事に精を出すよりも、たった一人でいるときにこそ「俺ってサイコー!たっのしー!紅茶うまー!わっしょーい!お前たち、私のあとに付いてきなさい」をできる奴こそ、その時のあなたこそが、自分というもの。こんな所をご覧の皆様にはこれがきっとできるはず。ニューマン卿も言ってます「ワタシはホコリをくらう アナタガタすべてを切り捨てたように そしてそこに残ったのは ワタシだけ」断絶。

♪M.E. / GARY NUMAN続きを読む

SCHMOO / SPOOKY

schmoo
朝一スプーキーで!週末はやるきしませんでしたー!ゴメソ。でもイイねコレ。というかスプーキーのシングル中で一番好きかも。原曲&本人達リミックス&そして!ここでもアンダワが!すばらしいリミクシーズの二本を展開しています!まさにスプーキーvsアンダワの対決盤の感もあります。前の対決?ウィリアムオービット中ではスプーキー側完全勝利だったんですが、こっちのスプーキー中では、どう考えてもアンダワ圧勝でしょう。というかこれ、スプーキー&アンダワ夢の競演でしょう!

そんな一本目、じつはアンダワ名義ではなくかなり珍しいSTEPPIN' RAZOR名義(=実質アンダワ、この名義ではシンプリーレッドなどもリミックスしていたようです、それはJUNIOR BOYS OWNのコンピで聞けます)そのスピーディーハイパーテクノダブって感じの一本目。そして二本目が本気モード!アンダワ名義でのリミックスです!

重々しい感じのシンセシーケンスにて開始→原曲トラックなのか?チャコポコサンプル音+アンダワ独自パーカッション群がやって来ます+キック→デケデケいうアルペジオベースシーケンス挿入→原曲♀コーラスのウィスパー→天空より飛来するロシア語のおっさん→そして!天才キーボーディスト、リックスミスの流麗すぎるピアノ音色のキー→そのキー&ウワモノシンセシーケンスのブレイクへ!→おもむろにキック挿入!→姉ちゃんのウィスパーも再臨!そしてそのまんま突っ走ります!そうそれはまるで近未来感覚なサイバーで完全武装した重戦車が草木一本残さず走り抜けていくさまを表現しているかのよう!とてもイイミックスをありがとうございます!>アンダワ

♪SCHMOO (UNDERWORLD MIX) / SPOOKY続きを読む

RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD / BURT BACHARACH


氷雨ですね。いかがお過ごしでしょうか?冷たい雨にぬれてそのままにしていないでしょうか?ぬれて帰ってきた方はすぐに温かいお風呂に入ってください。これからは一日一日と確実に寒くなり、同様に空気も乾燥してきますので、風邪だけにはくれぐれもご注意を。それにしても、雨がこのままみぞれになるのではないか?というほどの寒さです。寒いこと自体は嫌いではないのですが、それにともなうやはり風邪や血液循環の悪さによる体調不良はもちろん嫌いです。みなさんもそうだと思います。やはり今日は暖かくしてお休みください。

♪RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD / BURT BACHARACH続きを読む

HAND IN HAND / GRACE

handin
案の定、志織たんネタです。今日もなんだろあれきっとわざとですね、めちゃくちゃ線の細さ強調バージョンでした>服。この僕の気持ちを恋の虜にしようと、狙ってるとしか思えません!くそーその手には乗るか!まどわされないぞ!手、そう手、彼女の手。白粉を塗ってないにもかかわらず、その白粉よりも白く、ほぼ骨の細さ、そしてその長さ!僕も手は綺麗だといつも言われますが、それでもあなたのその手と指の美しさの前では、まるで黒く太い丸太のような手に思えます。ああ私のこの無骨な手で、上等な讃岐うどんのような白さと細さと、そして長さまで伴なった、あなたの手を、握り締めることができたなら。力を入れてしまったらきっと音を立てて折れてしまうかもしれません。でもそんな事はするはずもなく、私の手の中に隠れてしまう、あなたの小さな手を包み込むように、握り締めることができたなら…そんな罪は決して許されないのでしょうか…I WANNA HAND IN HAND IN HAND IN HAND...

♪HAND IN HAND (OAKENFOLD & OSBORNE MIX) / GRACE続きを読む

CASTLE IN THE SKY / IAN VAN DAHL 今日のテレビジョーン

castle
じつは今日の志織たんは今一歩でした…ワルツさんすみません(勝手にリンクもすみません…)。そして、今日の寅次郎もそんな志織たんと同様な感じで今一歩でした、それどころかレビューする価値すらないですね、明らかに駄作です。マドンナは秋吉久美子でしたが、珍しく好きな女優さんですが、あんな都合の良い女はいません。というかレビューしないので、詳しく書きませんけれど、なぜなら途中であまりにもつまらないので鑑賞放棄しましたので。それよりも、宇宙ステーションソユーズからの衛星なのに衛星生中継?はまあまあ感動です。しかし高々数万km上空を漂ってる事に、いまだにあんな大げさチックなメカや大金(でしょういくらか分かりませんが)を投入してやっとそこに浮いてるってのも宇宙ってまだまだ遠い所なんだなとの感想も。それに今日せっかくのハイビジョン中継にも関わらず浮いてる場所が悪かった、サハラ砂漠上空って…うつしてもなんにもないじゃん。そんな風な今日のテレビでした。悲しい人生です。

♪CASTLE IN THE SKY (WIPPENBERG CLUB MIX) / IAN VAN DAHL続きを読む

YOUR SONG / ELTON JOHN


最近ではまた、あなたのことで頭が一杯です。この木枯らし吹く街角を一人で歩いていると、頭に浮かんでくるのはいつも、あなたのことばかり。街並みはどこもかしこもすっかりクリスマスムード、街ゆく人々もつられて華やいだような笑顔で通り過ぎてゆく、一人身には厳しい季節です。なにかクリスマスが近くなるにつれ、周りの湿気を吸ってどんどん重くなっていくスポンジでできた服を着ているような気分です。しょうがなく、まだ薄いトレンチコートの襟を立てて、その街並みと人々の側を通り過ぎます。ああ、あなたはいったい誰とそんなクリスマスを過ごすのでしょうか?その事でまた頭が一杯になります。一杯どころか、寒風が僕の心の中まで吹き込んで、心臓めがけて刺し込むほどの痛みです。この気持ちはクリスマスまで続くのでしょうか。いや来年も、また再来年も、これからずっと、続くのでしょうか。だとしたら僕はとてもたえらません…志織たん。

♪YOUR SONG / ELTON JOHN続きを読む

YOU TAKE MY BREATH AWAY / SUREAL ブログ考文章スタイル編

youtakemy
ほかの人には余計なお世話のブログ考ですけど、そもそもこんなとこ(ブログ)で気の利いたこと書いたり、なにやら作家めいていかにも作り込んだような文章を上げてるってのも個人的にはよく分からない。とやっぱり自分の事を棚に上げてる気もしてますが、しかし、そういった事をしてる人たちを見てしまうと、何故?恥ずかしいような気になるのでしょうか?これは私だけではないような気もしてますが。特に私のこのなんとか音楽をご覧のような、人間自体気の利いた方々は同種の感覚をお持ちのはず!との前提に話を進めます。

その前に、当方↑センテンス中の問題点に触れたいのですが、例えば!マークを付けてテンション高そうだったり熱そうだったりしたセンテンスで、その!マーク後に急に冷静になってみせる、言わばレトリックも多用してきたのが筆者なんですが、これも多用しすぎると、筆者&読者もまず飽きるし、その冷静さ加減を装ってる感が漂い始め、のち見え見て、これまた恥ずかしい行為となってしまう事、も同意していただけるものと思います。

そんなその他いろいろな文章法&レトリックをこのブログ界中で見かけますが、代表的なというよりも筆者が気になったものをいくつか上げます。

1、最初はテンション高めを装い(但しその部分を書いてるその瞬間は実際ハイテンションな状態なのでしょう)その後その事柄について冷静に一歩引いたような、時には批判、嫌悪、実は無関心(具体的には「そんな事はどうでも良いのだが」等)な様子を見せて、一筋縄ではいかない自分(笑)をアピールする人。

2、常に、決して冷静さを失わない自分、を徹底して貫き通そうと、ものすごい努力をしているのが見受けられる人。

3、ものすごい丁寧な言葉使いで、故に文章がつまらなくなっている人。

4、3関連事項ですが、なんでそこまで個人ブログで言わば謙(へりくだ)らなくてはならないのか?とちょっと不思議なくらいの気持ちにさせてくれる人。

5、こんなブログ上でかっこつける必要があるのだろうか?何故あなたはそんなかっこつけてたり、冷徹な自分をアピールしたり、つまり恥じを極端に嫌うのだろうか?自分の馬鹿な部分や愚かな部分や醜い部分を、こんなネット上ででまで、おおい隠すような必要はそもそもあるのだろうか?と思わせてくれる人。

6.イイ人や逆に悪い人、を装ってる人。筆者含む。

とりあえず今ここら辺が思い当たった部分ですが、また思い出したら書きますね。

♪YOU TAKE MY BREATH AWAY (LANGE REMIX) / SUREAL続きを読む
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KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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