KEMPIRE

How deep is your Love?

November 2006

LAND OF OZ / SPOOKY

dhd
♪お昼休みはウキウキスプーキー!あっちこっちそっちこっちスプーキー!てかこれまたゲリラレーベルのコンピなんですが、パート1&2と別々に出てた物のカップリング2枚組みです。しかし相当豪華な内容(収録曲等詳細は↑画像リンク先でどうぞ)件の人以外にも看板系アーチストのD.O.P.,REACT 2 RHYTHM,SUPEREAL辺りの楽曲のそのリミックスを主に収録で、リミキサー陣もLEFTFIELD,MURK,ORBITAL,JUSTIN ROBERTSON,UNDERWORLDと筆者大好きっ子?総動員です。個人的には特にパート2である2枚目がより良く、一曲目がいきなり件の曲で、これは本人リミックスなんですが、実質2ndEPの曲です。この曲聞くとどうもカッパッパ〜ラッパッパ〜カッパ黄桜ホニャラララ〜(忘れ)のCMソングを思い出すのですが…ま、それくらいかな。しかし2曲目、以前取り上げた曲の原曲であるCHAMELEON PROJECT(=D.O.P.)の"FEEL"は、ミニマルにして展開もある飛んでもないグルーヴィートラックであったのだなと再度感心です!気になる方はスプーキーバージョンの方ですが前エントリをどうぞ!

♪LAND OF OZ (POPPYFILED MIX) / SPOOKY続きを読む

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』


ヴィスコンティ5日目ですか。少しきつくなってきました(笑

しかも昨日のエントリとか見直してみると結構不満ですね。なにおちゃらけてんでしょう、と。自分内でも結構出来の悪いエントリとなった気も。まそれは置いといて、今日のは監督デビュー作のようですね(これって後にリメイクされてましたよね。ジャックニコルソン主演で)。そんなこんなで結構気合入れて書きたい気分でもありますが、いつも通りに終わるんでしょうね。

話は、流れ者がとある村で知り合った飲み屋の妻に惚れてしまい、二人してろくでもない亭主を殺人、その後の悲劇です。こう書くとどうってことない痴話事件のようですが、まあもちろん色々と深い部分もありまして、つまりさすがイタリア人、話の流れがオペラチック(詳しくないですけど)にして、やっぱりイタリア人は恋愛バカです。ドロドロしてるんですよね。

恒例の個人的琴線は、そうですね、男は旅人、女は現状維持派、って所でしょうか。

最初のほうでその恋人二人は二人で駆け落ちを試みるんですが、すぐに女の方が「こんなことしてもすぐにあんたは私に飽きてまたどっか行っちゃうわよ」とか言い出して、断念。というか男はすぐに一人でどっか行っちゃうんですがそのまんま。そのとき素直に駆け落ちしてれば、人は死ななくて済むのに、とつい思ってしまうんですが、それでは映画になりませんし。

その一人旅の途中、旅芸人の男と意気投合するんですが、その人がまたかっこいい!「俺は一生旅人さ、定住なんてものとは無縁だね」とか言っちゃって、男のロマンを一身に背負ってるような感じ。彼はそれら痴話喧嘩の俗世間とは無縁のある意味一番幸せな人なのでしょう。憧れですかっこいいし。マイケル富岡に似てた(知ってる?

後は書くとネタバレになるのでこの辺で(じつはめんどくさい。あと気になった突込みどころをいくつか。

殺される亭主お人よしすぎというかマヌケです。だいたいあんな若くてかっこよくたくましい男が居候で、店を切り盛りする女房と一緒に仕事してたらどうにかなるに決まってます。&恋人両者、これまた昨日の『ベニスに死す』ではないですが、出会ったその瞬間から恋に落ちるのは、やっぱりイタリア人?&すぐ情事!話が早い!

お間違えなくこれは悲劇です。

♪La Mamma Morta / Maria Callas続きを読む

『ベニスに死す』


『ベニスに死す』キター!いやほんとに!ヴィスコンティの代表作でしょうね。傑作すぎてなにをどう書いて良いのやら…躊躇するんですが。とりあえずお話は、ぶっちゃけ変態おやじの話です。とあるドイツで有名な作曲家の先生グスタフ(マーラーがモデル)が、もはや余命幾ばくもない感じで、保養地ベニスへと。そこで、見かけちゃった飛んでもない美少年タジオにもう当然、一目合ったその日から恋の花咲くことある!(これなんだっけ新婚さんいらっしゃい?)そういった感じで、ゾッコンラブで、本当にもうどうしようもない感じで惹かれていく。素敵ですよ。

それにしてもタジオ役のビョルン・アンドルセンさんは恐るべき美しさですね。神々しいですよ。あんな少年がいたら誰でも惚れるって。あの美しさは性別を超越してますし。しかしあの人いまはどうしてるんでしょうか。きっとただのオッサンになってるんでしょうねーそう思うと悲しいですね。知ってる人いたら教えて。

そして愛。とはこうも愛してしまった方を無力に、そして愛されてる方に輝かんばかりの自信を持たせるものなのでしょうか。しかもこの場合、愛する方は、著名な芸術家とは言え、もう余命幾ばくもない病気持ちのじいさん、そして愛される方は元々輝かんばかりの美貌と弾ける若さを兼ね備えた美少年ですよ。これはきついね>グスタフ。相手は自分の持っていない、いやかつて持っていたかもしれないが、今はもうとっくに失ったもの、全てを持っている。そのとき芸術家は怒りと嫉妬とそしてどうしようもない憧れと愛を抱くものなのでしょうか。

BjornAndresenそれら全てを彼タジオは知っているかのようにグスタフの前で誘うように振る舞い、そして目が合うたびに、思わせぶりに微笑む。これもタマランでしょうグスタフは。ゆえにたまらず早々に地元ベルリンに帰ろうとするんですが、荷物の行き違いで、またしばらく滞在することに。そのときのグスタフもイイですよ。最初は荷物任せた人たちに怒り狂うのですが、すぐ後にニンマリしたりする。これでまた彼に会える!口実もできた!と。そういった瞬間に私は萌えたりしますけど。

というか後半はもうグスタフは単なるストーカーおやじですよ。タジオが行く所どこへでも柱の影に隠れながらとかして付いて行く。そしてタジオはもちろんそれも分かっている、足の弱いグスタフが付いて来れるように、時々待っていたりする。こういうのも個人的にタマランね。

後は、ドイツの思想家にして運動家にして文学者のトーマスマン原作らしいんですが、恥ずかしながらそれは読んでなく、しかし、彼の芸術に対する、ある意味嫌悪と同時に、いや故にコンプレックスな姿勢が映画からでも見て取れて面白いかも。彼(恐らく登場人物アルフレッドが彼の代弁者)曰く「芸術にとっては英知も心理も人間的尊厳などというものはクソの役にも立たず、悪こそがその糧となる。それ以外のものを糧とした芸術は凡庸だ」そう。

もうネタバレとかの次元ではない映画だと思うので、最後は、もちろんグスタフの死。それも海岸で光輝く逆光の中で海へと向かい、そこで明日の方向を指差すタジオを見ながら、という言わば生と死の好対照の対比にて幕。

もちろん曲はこれ。これが流れるオープニングがまたイイ。正直オープニングを見ずしては語れない映画なのかも。是非。

♪Mahler: Symphony No. 5 Rondo - Finale / Zubin Mehta; Los Angeles Philharmonic続きを読む

『若者のすべて』


ヴィスコンティの4日目です。これ時間的には少し長いんですが(約3時間)その割には飽きずに見れたので良い映画なのでしょう。↑邦版タイトルはどうか?と思うのですが(内容と合ってません)。

話は一家の大黒柱を亡くした母&息子5人の家族が、田舎のイタリア南部から大都会ミラノへと一家総出で出稼ぎにくるという話。そこで5人の若者が人生いろいろと、言うよりも、一番上の兄だけは独自路線で幸せな家庭をそこで築くのですが、その下4人はかなり相互依存な感じで、お互い影響しまくり&ほとんど悪影響で、二人目の兄が仕出かす殺人事件という悲劇へと向かって行く、というまあ悲劇ですね。

個人的琴線は、アランドロン(フランス人なんですけど)演じる一番の主人公ロッカと二番目の兄シモーネと娼婦ナディアの三角関係でしょうか?というかそれがメインのストーリーです。最初シモーネと付き合ってた(といっても相手は娼婦ですから、彼女はお金目当て)ナディアは当然上手くいかず、自分の意思でイタリア軍兵士となったロッカと、その任地で偶然めぐり合った彼女とくっ付き、両者本気に。ナディアも本気ゆえに娼婦をやめ真面目にタイプ学校かなにかに通い始め、お二人さんかなりイイ感じになってたかと思いきや、それを知ったシモーネは当然怒り狂い、両者深夜のデートを悪友複数人で襲撃し、なんと弟(ロッカ)を殴り、ナディアを彼の目の前で犯す。悲劇の始まりです。

そんな風ですが、観る方もおられるかもしれないので、話部分はこの辺で。

総括は、田舎住まいの一家が大都会へ出てきても馴染める訳もなく結局悲劇になる、という、ヴィスコンティの主張でしょうか?それは少し乱暴な見方かもしれませんが、ヴィスコンティはイタリアの田舎(地方)への憧憬が深く、反対に都会(ミラノ、ローマ等)への抵抗感があるような気がするのですが、これはやっぱり暴論でしょうか?是非ヴィスコンティ研究家の方に意見を聞きたいところです。

ちなみにストーリーは五人兄弟ビンチェ、シモーネ、ロッカ、チーロ、ルーカと5パートに名前が付けられて分けれてますが、その中で一番好きなのはシモーネだったりします(主人公ロッカ役のアランドロンは少し苦手な俳優です、目が怖い…)。当然一番のダメ男、にして最低野郎&下衆野郎(失礼)なんですが、ゆえに男の美学がありますよ(笑

イタリアといえば!オペラ!なのでジュゼッペベルディで。歌ないっすけど。

♪AIDA - Preludio / Claudio Abbado; Coro E Orchestra Del Teatro Alla Scala続きを読む

ATMOSPHERE / JOY DIVISION

ジョイディヴィジョンのPVを見てみる。この曲は好きですね。タイトルとおりの雰囲気&アンビエント風味で。そんな神聖な雰囲気もありつつ、少し笑っちゃう所も(なんで+−マークなの?とか)あったりしてPVとしても色んな見方が出来る良い出来なのでは。しかしやっぱり少しまがまがしいですね。なにか貞子の井戸のシーンとかも連想。見たら呪われちゃうかもよ!見ないで!

『リトル・ダンサー』


早朝みたこの映画でも。アマゾンレビュー↑画像リンク先では絶賛の大嵐☆5つなんですが、そうくると天邪鬼の私は酷評したくなる、というのは本当のようで嘘のようで本当の話。うーん、嫌味のない普通にイイ映画だとは思うのですが、ゆえに引っかかりもなく、また、結構な予定調和度=ご都合主義感も。話は、イギリス北東部の田舎町に住む少年が、炭坑労働者である父親と同労働者の兄の反対もよそに、バレエダンサーになる、という映画。

良い所は、いかにもイギリス的な炭坑労働者の生活感と、この手の話には付き物の、組合との闘争&スト等、挟まれて、イギリスの抱える問題&ある意味文化を何となく垣間見える気になる所。スト闘争の時、警官と抗争シーンにはクラッシュ"LONDON CALLING"などがお約束ように流れ、面白かったりします。そう音楽は良いですよ、他にも大々的にT・レックスや、ジャム&スタカン辺り、英国音楽好きにはグッとくるシーンも多いかと。

しかし悪い所は、やっぱり素直過ぎること。変な言い方させてもらうと、サックサク進んでくロールプレイングゲームに似てます。バレエダンサーになり最後は成功するという最終目的地にまで、紆余曲折あるようでいて、全然安心&間違いなく進んでいくさまが、やっぱり安心できすぎ&もの足りなさを感じずにはいられませんでした。そんな中でも個人的琴線は、主人公(エリオット)の親友マイケルが、じつはゲイで、エリオットへ密かに寄せる愛にはグッときた!しかもマイケルカワイイ!あの役者多分女の子だよ。以上。

♪CHILDREN OF THE REVOLUTION / T.REX続きを読む

『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』


ライブドアメンテにつき翌日不正時間投稿にてお送りする寅次郎の映画。

15分くらい遅れて見たんですけどまあそこら辺はすっ飛ばさせてもらって。マドンナは三田佳子さんでした。例によって若干苦手な女優さんですが、しかし、寅さんの映画のマドンナとなると、何故か?良く見えますね不思議です。やっぱりその点、山田洋次は天才かも。お話は、その三田さんが女医さんで、当然寅次郎のかなう訳もない恋愛劇です。話はいつも通りどうということのない感じなんですが、その中でも特筆は、老人問題をテーマの一つ(もう一つはやはりインテリ=上流階級vs下流階級=ヤクザの構図)として取り上げてたみたいなんですが、それはいまいちピンと来るものもなく、それよりも、やっぱり寅さん分かりやすーい!好き。三田さんとの電話のやり取りシーンとかマジ萌えますね。その時の三田さんもイイ!そんな電話シーンが何回かあるんですが胸キュン(死語?)ですね>両者。恋は初めの頃が良いですね〜
三「あ、寅さん?いま忙しいかしら?」
寅「いえいえ!とんでもございません!先生からの電話以上の用事なんてあるわけがない!」
三「そう、よかった…突然の電話で迷惑じゃないかと思って」
寅「なにをおっしゃいます。迷惑どころか、先生から電話をもらえるなんて…光栄です」
三「そんな…でもそういってもらえてうれしい…」
寅「いや…普通ならこっちからかけるべきなのでしょうが…」トキメキラブ。

すみませんそんなセリフはなかったのですが、そんな感じで。サブタイトルは、どうかと思うのですが、当時('88)ベストセラーだった俵まちの本からだそう。曲もサザンとかかかってた!で唯一持ってたこれ。

♪真夏の果実 / SOUTHERN ALL STARS続きを読む

BIG TIME / SUEDE

bigtime
さてなにもかくことないのにシリーズ。スウェードでてたのでもう一個。タイトル曲"ANIMAL NITRATE"も衝撃的な名曲ですけど(テキトーでごめんなさい)スウェードはカップリング曲もつねに良いですね。2曲目"PAINTED PEOPLE"もアルバムに入っていてもおかしくないくらいの曲ですし、なにより3曲目!これ良いですねーいや前聞いたときも引っかかってたんですが。

今もねこの土曜日天気のよい昼下がりにカーテンを閉めたままの薄暗い部屋、灰皿にあるイブサンローランの細めのタバコから昇る煙が、カーテンの隙間からかすかに差し込む光にあたって反射し、起きてまだ間もない僕の目にまぶしく感じる時、聴いてるとかっこいいね。(ウソだよ

♪BIG TIME / SUEDE続きを読む

Concerto No.4 In D Major,BWV 1055 / GLENN GOULD 僕の初恋について

concerto4
さあ久々とくに書くこともないのに僕の中のどろどろとした思いのたけ?をこのブログに叩きつけてみたいと思います。

といってもね、やっぱり書くことないんですよ。今、というかいつもですけど、大抵ほぼ自走書記状態で書いてますので>ブログ。いわば頭空っぽ&トランス状態でいってますね。まあそれが面白いからやってるようなものですけど。書く事自体好きなんでしょうね。そんな自分探しの旅中です。まあ僕と父は品川出身なんですけど、祖父は新潟の人なんですよね、そこから品川へ丁稚奉公(でっちぼうこう)先から逃げ出すように汽車に乗り、品川へ一人着の身着のままでやって来たそうです。それはイイんですが、何が言いたかったのかと言うと、まあ僕は江戸っ子なんですよね。一説には親子三代江戸出身じゃないと本当の江戸っ子とは言わない、らしいんですが。まあ僕が結婚したとして子供ができたら彼女or彼は生粋の江戸っ子になると。ただしそのとき江戸にいないとね。今は相模っ子(市ではない)なんですけど。そんなときバックでかかっているのはこんな曲。

ああ素敵ですねグールドの弾くバッハは。華やか!&次のこの曲(↓試聴)なんてもう悲しげ&ロマンチック。この曲を聴くと、初恋の人を思い出すね。そう彼女はディーゼル坂沿いの安めのマンションに住んでいたなあ。僕があなたのことを好きだってこと、とうとう知らないで終わりましたね。僕は時々あなたのマンションへチャリで行ったりして、その横を通り過ぎたりしてたんですよ、あなたが住む部屋の窓を見ながら。一度、あなたとディーゼル坂近くで出くわしましたね。でも多分あなたは気づいていなかったと思う。なぜならもう夜だったから。ディーゼル坂の街灯の下を通る時、そのあなたの影と、排気ガスでうす汚れた白いガードレールと、蛍光灯の光によって青白かったあなたの顔を今でもはっきりとおぼえていますよ。小学2年生の時ね。

♪Concerto No.4 In D Major,BWV 1055 / GLENN GOULD
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『ルートヴィヒ』


ルートヴィヒ!ハイルヒットラー!レビューめんどくさー!もうイイじゃんこのタイトルだけで…とにかく長い…4時間ですよ。

なので簡単に印象&感想だけで。概要は、昔々(19世紀)のバイエルン国王がそのあまりの自分勝手ぶりで、身を持ち崩していくという話。しかし、そこには確実に男のロマンが存在し、結局悲劇になろうとも、あんなような人生を送りたい、と思うのは、男として生まれた方ならば多分全員同意してくれるはず。また、権力を持つ者とは、常に孤独な存在であり、決して幸福ではない。上に立つ者は下の者たちが送る普通の生活にあこがれる瞬間が必ずある、いや常にかもしれない。ゆえにかわいそうである。これは人間社会のみならず、じつは動物界にも通じるような、普遍的原理。しかし美しい。ゆえにあこがれます。傑作!

曲はいつもながら関係ないです(主要な登場人物であったワーグナーを探しましたが見つかりませんでした。しかしそのワーグナーとの絡み=エピソードはあまり効果的ではなかったです>映画中)ルキノヴィスコンティにはなぜかジャーマントランスがよく似合う?

♪EL SUENO / AQUAFORM続きを読む
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