KEMPIRE

How deep is your Love?

2004年10月

Radiator / Super Furry Animals この敗北主義者め

sfaこんなところをご覧の皆さんこんばんは。
僕は敗北主義者のhoodlumという者です。どうぞよろしくお願いします。
だって俺に何ができるよ。例えば何かポジティブなこと言ったりすると評判が良いそうですが、
それはやっぱり世の中(リアル&ネット)がそんなようなこと欲してるからなんでしょうか?

なんかネガティブなこと言ってそれがかっこいい、みたいなスタイルを取る人も
世の中には少なくないと思いますが、また、ポジティブ⇔ネガティブを行ったり来たりしつつ、
悩んで学んで(by奥田民生)みたいな、「悩める俺」みたいなスタイルを取る人も実際多い。

で、このhoodlumですが、どんなスタイルがイイのかただいま模索中。
こんな事書く事自体「悩める俺」スタイルなんかな〜…

このブログ自体やっちゃった感がありますが、ブログとは言え、一応表現の場なんで、
いわゆるパンツ脱がないとね、みんな。

SFAはそんな敗北主義者の僕を元気づけてくれます。傑作実質2nd"Radiator"です。

恐らく(歌詞和訳できないんで、もの凄い思いこみ&音から感じた独自の勝手な解釈で)、
そんな自分の中のデーモンを歌った"Demons"や「あんたはかっこいいよ、いつでも」だと思う"Play It Cool"や
イケて無い二人の恋を歌った"Hermann Loves Pauline"や、ベースのチューニングをD.E.A.D.からL.U.V.にする事が
出来るだろうか俺は!?な"Bass Tuned to D.E.A.D."や、二人はこうやって別々の河を下っていくんだけど、
いつかきっとまた会えるよね?"Down A Different River"や、今も様々なものが様々な人にダウンロードされてます"Download"や、
最後とうとうキレた…"Mountain People"あたりが激お勧め。個人的には無人島の100枚の内の1枚。

しかし…アマゾ○、邦盤それもマーケットプレイス物…以外在庫切れかよ…最低だな…
いやアマゾ○さんが、って意味ではなく(汗)、配給元が(笑)。だってロック史に今後も残っていくであろう名盤ですよ…多分。続きを読む

Soundtracks for Living / The Gentle People

gentle people最近はいやな事が多いですね。
こういう時こそ音楽が私達を癒してくれます。
つかの間のうさ晴らしでもいいではないですか。
それがなかったら大変ですよ。笑いと同じで。
やはり空気のように無くてはならないものです。

たしかに60年代のウッドストックなどでみられた
いわゆるヒッピー思想が幻想だったように、
音楽で世界は変わらないのかもしれませんが、
少なくとも明日だけでも生きていける、かもしれない、
と思わせてくれるだけの力が音楽にはまだ残っています。

ジェントルピープルの音楽は素敵です。
とてもいやなことがあった日でも聞けば明日は頑張っていけそうな気持に、
グループ名どおり穏やかな気持に、なかば強制的に(笑)してくれます。

よし俺も明日から頑張るぞいっと。(レトリック)続きを読む

We Fade to Grey. Visage

visage本日はお日がらも良くヴィサージで。ヴィサージは、ご存知かもしれませんが、
スティーブ・ストレンジという人をボーカルに立てた、と言いますか、
その人をどこからかひっぱり出してきて、いかにもUK的な、企画物とまでは言いませんが、
ショウビズ的に一儲けしようとしたグループです。結果大成功しました。

その勝因はミッジ・ユーロという音楽的才能ある若者(だったかと当時は)を、
これまたどこからか連れてきて(一体どこからでしょうか…)、
サウンド面を全面的にプロデュースさせたところにあります。

このグループには、ウルトラヴォックスという、その頃すでにニューロマンティック〜エレポップ
というムーブメントの代表格だったグループのKeyプレイヤーも参加しており、これがきっかけで、
ミッジ・ユーロは、元リーダー、ジョン・フォックスの後釜として第二期ウルトラヴォックスに加入し、
すぐにリーダー格になりました。

そんなエポックメイキングなプロジェクトでもあるヴィサージですが、上で企画物うんぬん
みたいな事をレトリックとして、やむを得ず書いてしまいましたが、飽くまでレトリックとして流してもらって、
サウンド的には、やはりウルトラヴォックスのサイドプロジェクトと言っても良い、
ニューロマンティックムーブメントを象徴するような所々耽美的&エレポップ色大の曲等です。
(ニューロマンテックとエレポップは、ほとんど同じようですが、微妙〜に違います。
まあつまらないジャンル分けですが…)

爽やかかつ華やかなオープニングらしい
個人的にはこれがヴィサージらしいヴィサージ節なのでは?と思っている
出ました。歴史的名曲、の
ウルトラヴォックスを彷彿とさせる泣きの名曲
デンデケデンデケノッテケノッテケのアルペジオシンセベース&シンセドラムそのまんま&ボコーダー&
変なコーラス等が、笑いと共に、古き良き当時(80's)が懐かしく思い出され涙を誘う(好き!)
彼らのお約束大げさチックな終曲

といったようなところが個人的に好だった曲の内訳です。

やはり当時のムーブメント史上に残る記念すべき1stであります
(2ndも良いのですが、やはり1stほどのインパクトは当時も、今も、ないかと…"Damned don't cry"などは名曲ですが…)。

中でも"Fade to Grey"は、全てのニューロマンティック〜エレポップ史上にも、さん然と輝くような名曲だと思います。続きを読む

Systems Of Romance / Ultravox そしてウィーンへ。

systems of romance第一期ウルトラヴォックスの代表作"Systems Of Romance"でも。
当時はきっとかっこ良かったんだろうな〜(笑)
リーダーはまだJohn Foxx時代です。この後ミッジユーロになるわけですが。
(John Foxxについては以前にも書きましたのでよければ)
ちなみにJohn Foxx時代にはUltravox!←と!マークが付きます。
最後のほうはとれてたかな?この盤のジャケには付いてませんね…

イイっすよ。極一部の好き者にはたまらない。

個人的お勧めは1曲目"Slow Motion"と、やっぱり7曲目"Dislocation"あたりでしょうか。
第二期(ミッジユーロ時代)の超ヒット(UKではNo.1だったかと)の代表曲
"Vienna"の高みへと昇って行く序曲のような曲。つまりその系統。

一般的には終曲"Just for a Moment"がそれに当たる、という向きもあろうかとは思いますが。

スロ〜モ〜ショ〜ン♪と、オ、オ、オ、ディスロケーショ〜ン♪って事、です。

この盤はドイツの今は亡き天才プロデューサーコニープランクProだとか、
その前はあのブライアンイーノProだったとか、まだ言い足りない事あるような気もしますが、
長くなってもなんなんで、今日は是にて御免。続きを読む

ザ・カルトは鬼。中でもエレクトリックは赤鬼。

the cultうっひょーカルトサイコー!
やっぱイイエレクトリックは。
無人島の100枚けってい!
B52 baby way up in the sky.
Drop your love on me! (Peace Dog)

ちょっと冷静になるために歴史的な事いいますとね。
本作は87年リリースらしく、プロデューサーは多分当時あのDef Jamレーベルを立ち上げたばかりの
天才プロデューサーリックルービンで、このカルトとのお仕事の前にはあのRUN DMCにロック的な
サンプリングを持ちこんで(いや亡くなってしまったDJのJam Master Jの功績もあるのですが)、
例のエアロネタ"Walk This Way"(邦題しってます?「お説教」ですよ「お説教」)の大成功後、
このカルトと多分ほぼ同時に、ブレイク寸前のビースティーボーイズなんかも手がけていた頃です。

そんな随所にリックルービン節(例えばドラムのハイハットあたりの音とかそうなのかと)も炸裂ですが、
リックルービンとしても上記RUN〜ビースティーズ〜カルトあたりが初期の代表的なお仕事だと思いますが、
でもカルトの曲自体が圧倒的に良いでしょう。

8曲目イントロ等カッティングギター、ストーンズの"Start Me Up"かと思いました、
歌いそうになったよミックジャガー風に(笑)。9曲目ステッペンウルフ"Born To Be Wild"カバーしてる。いかにも…

正直全曲捨て曲一切なし。マジです。

1曲目の"Wild Flower"から彼らのロックワールド(笑)に持ってかれます。

ここで筆者過去の記憶をレトリックとして持ち出すと、当時この盤(実はカセット…)を熱心に聞いていた筆者を見た友人が、
そんなにイイなら貸してくれ、と言ってきたので、一週間ほど貸したところ、その友人は
(彼は当時サドカフェとか言うバンドを好きだった。いまだにそのバンドがどんなバンドなのか知らない…)、
「古臭い…これがお前の趣味なのか?」と言っていましたが、うん、そうだよ。

そんな感じで確かに古くはあるが(FREEとかあたりですかね?このルーツは?)、普遍的なかっこ良さを持っている名盤だ。続きを読む

Halim / Natacha Atlas

natacha1なんか前にオフラハザのところで公約?したみたいなんで、
書かなあかんのかな〜めんどくさ〜と思いながらこれ聞きましたけど、
結論から言うと、スゲー良かった!Natacha Atlas"Halim"です。

実際マイCD庫に埋没していたのですが、こんな機会を頂いて
正座しながら聞けてほんと良かったです。

前作"Diaspora"でも良かったのですが、アマゾ○等でもはや入手困難なようなので、
こっちとなったのも正解。"Diaspora"がクラブミュージックナイズされていたのに比べ、
本作"Halim"では、よりオリエンテッドに立ち戻った快作&怪作となりました。

収録曲的にいってみますと、 銑あたりが今風音楽(笑)ロック〜ヒップホップ〜R&B
の要素を取り入れている、まあツカミの部分。なんて、ほんと今のヒップホップ〜R&B系=
ティンバーランド〜ネプチューンズ等売れっ子の手がけるトラック物(2パターンにブチ切れてるやつですね)
の先駆け、というよりもあっちがこれのマネじゃねーか?と思わせるほどの曲。彼女のエスノラップもイイ。

natacha2い浪慎い砲気に入り、これは祭りですよ祭り。なにか古い東映の、そうですね大魔人あたりの
村の娘っ子をなんかのイケニエにする時に真ん中で火を焚いて村の衆が踊るような様
(そんなシチュエーションは大魔人にはなかったか…ピーナッツのモスラ召還のほうが良かったか…)
なんかを夢見がちな筆者は妄想しちゃいましたよ。

キΔ離丱奪は完全ダブトラック(+エスノテイスト)。ベースなんて完全ダビー。
そう言うところも筆者の琴線に触れました。

Г魯織鵐環(+もちろんエスノ)なんですが今一パッとしません。一番の捨て曲。
┐覆鵑は、ブレイク(ビート&ベース抜き)部分などはトランス風。なかなかです。
もパッとしない。ちょっとエニグマ連想はしましたが…
はスカスカフォーク調、泣きはあります。
がひょっとするとベストトラックかもしれない。重々しい荘厳かつエスノオリエンテッドな曲。
もヒドイな(笑)。消化曲。ラストトラックなので期待して聞きましたが、ラストトラックは実質。

そんな感じでしょうか。上で散々いろんなジャンル書いてますが(汗)、もちろん歌はNatacha Atlasなので
エスノ&アラビックが根底の部分にありますので。

あとそうですね、エスノ版サラブライトマン、といった感もありますね。ただサラが、なんかアラビックな曲歌いましたよね
「ハレム」でしたか?あんなのよりは百万倍オリエンテッドですので。まあ人種が違うんでアレなんですが。
とにかくコレはメッケもんでした個人的に。Thanx.続きを読む

Mamouna / Bryan Ferry

mamounaロキシーミュージックはちょっと前に書きましたけど
最高傑作の「アヴァロン」はあえて飛ばして(じらし戦法、誰にだ!?)、
フェリーのほうの、今のところ最新作(と言っても94年…)
「マムーナ」で一つ。

フェリー先生は個人的に将来こんな大人(オヤジ)になりたい!候補の一人なんですが、
そんな先生のソロ今のところ最高傑作との呼び声も一部で高いのが、このアルバムです。
その一部(どこかは分かりませんが)では、アヴァロンの再来とまで言われました。
そこまで・・・とは個人的には思いませんが・・・まあソロとしては確かに最高傑作かもです。

ferry一番好きな曲は(もうですか…)、シングル曲の"Your Painted Smile"もイイんですが、
へそ曲がりの筆者としましては、ここは一つ"Whitch Way to Turn"あたりで。
空間的音処理が素晴らしい漂うような曲で、非常〜に好みです。
ちなみにミキシングは名匠ボブクリアマウンテンです。さすが。
アップしませんでしたが(汗)、タイトルトラックの"Mamouna"もじつはイイ。

と、ほめてばかりいても信用がなくなるので、ここで辛口なこと言いますと、
あえてすっごく悪く言うと、AOR等のコアマニアの人にはスカスカのAOR、に聞こえてしまうかも、
しれません。AORマニアの人にも好きな人はいるとは思いますが。
例えばスティングなんか好きな人にはバッチリなわけですよね。

しかし先生のナヨナヨファルセットボイス(裏声)はタマラナイ・・・抱かれたい(笑)続きを読む

Night Time / Killing Joke

killing jokeよしキリングジョークに兆戦。
キリングジョークはこの"Night Time"と
"Extremities, Dirt And Various Repressed Emotions"(長ぇ)
てのと2個しか持ってないような不届き者なんですが、
まあどっちでも良かったんですが、アマゾ○で前者の方が
入手しやすそうだったのでこっちにしましたレビュー(笑)を。

しかし!3曲目"Love Like Blood"は名曲。
次の"Kings and Queens"なんかもイイので、A面を推薦。

いやB面も同傾向だな、何気に聞き流しOKのBGM化可能ですね。
B面はアマゾ○で聞けるよ。

イイにょ〜全体的に。上で書いた"Extremities,~"は
もっとハード&ヘビーなので、きれたい人はそっちなのかもしれませんが、
曲自体のクオリティーはこっちのほうが全然上。こっちにして良かった。

時代のせいなのか、かなりシンセ多用ないわゆる80's色のある、
エレポップとまでは言いませんが、ニューロマンテックな感触はあります。

それにしても"Love Like Blood"は名曲。続きを読む

パニックルーム俺も見た(笑)

panic room昨日書いたんですけどメンテで投稿できなかったので鮮度落ち気味の奴でお願いします。
テレ朝系でパニックルームを見ました。セブンの監督デビッドフィンチャーという事で、
やはり随所にフィンチャー節?炸裂の、いわゆるバタ臭さのあるハリウッド映画でした。
しかし、あのバタ臭さ(語源はおわかりですよね?バター臭い=米国人の暴力性、
もちろん極一部の=ピストル撃ちまくり、辺りです)は、いくら映画とはいえ、
何やってもいいのかよ〜といった気持にはなってきますね。特に感じた箇所をあげると…
別居中の夫が奥さん&娘を助けに来て、強盗に殴る蹴るの暴行を受ける(それもハンパじゃない、
野外用のでっかいサーチライト?みたいので殴られたりして半死状態)や、それを見ていた(モニターで)
インシュリン不全(糖尿病?)の娘がヒキツケを起こしたり、する辺り(あれ一箇所だな…でもそれで充分)。
日本で言えば完全R-18指定でしょう…それを誰でも見れる電波で流すんだからな〜
子供が見たらどう思うよ?分かるよ子供は。こんなヒドイ世界もあるのか、って。映画とはいえ…
フィンチャーのは、エイリアン3,セブン,ファイトクラブ辺り見ましたが、
やっぱりあの絶望的なほど美しい独特の暴力描写が、厭世(世の中が嫌いになる事、しいては、
そんな世界に生きるが嫌になること)&諦観(厭世からステップアップですね。諦めて生きていくこと)
を嫌がおうにも感じさせ、やはり子供&この筆者のようなアダルトチルドレン(笑)には良くないな〜と。
って今時古くさい意見ですかね…

Rhythm & Stealth / LeftField

leftfield比較的(微妙)思い入れのあるアーチストその1。
はレフトフィールドですかね。
レフトフィールドは、すでに80年代最後頃に
アンビエントハウス系の曲を発表していました。
というかそれのパイオニアの一人です("Not Forgotten")。

その後はバレアリック系の代表選手で("Songs Of Life")、
リミックス作品等数多く残しました(David Bowie"Jump They Say")。

そのバレアリック期最後には、あのジョンライドン(ジョニーロットン)とのコレボ作
"Open Up"でヒットを飛ばしましたが、その後は記念すべき1st"Leftism"を発表するも
イマイチパッとしませんでした。
afrikashoxが、これまた大御所アフリカバンバーターとのコラボ"Afrika Shox"にて中復活。
デビッドカニンガム製作の衝撃的PVも話題となりました。

そして、"Afrika Shox"に続くシングル"Dusted"(結構地味)→
"Phat Planet"(はFatboy Slimのライブミックス名盤"Live on Brighton Beach"
にも堂々収録。
私見では、これによってもレフトフィールドは助けられたかと)等シングルを発表し、
満を持して2ndである本作"Rhythm And Stealth"の発表となりました。

本作は、上記シングル曲3曲+リカットシングル"Sword"を含みますが、
その"Sword"自体も結構地味&シングル曲以外の曲も彼ら流ダブな曲なので
もし始めて彼らの曲を聞かれる方は全体的に地味な印象を持たれるかもしれませんが、
それが実は彼らの本質なので・・・慣れればこれがタマラナクなります。

ちなみに、本盤からのリミックス作品満載のボーナスディスク付き2枚組みUK盤も存在しますので、
ぜひ見つけてください。続きを読む
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