KEMPIRE

How deep is your Love?

We Fade to Grey. Visage

visage本日はお日がらも良くヴィサージで。ヴィサージは、ご存知かもしれませんが、
スティーブ・ストレンジという人をボーカルに立てた、と言いますか、
その人をどこからかひっぱり出してきて、いかにもUK的な、企画物とまでは言いませんが、
ショウビズ的に一儲けしようとしたグループです。結果大成功しました。

その勝因はミッジ・ユーロという音楽的才能ある若者(だったかと当時は)を、
これまたどこからか連れてきて(一体どこからでしょうか…)、
サウンド面を全面的にプロデュースさせたところにあります。

このグループには、ウルトラヴォックスという、その頃すでにニューロマンティック〜エレポップ
というムーブメントの代表格だったグループのKeyプレイヤーも参加しており、これがきっかけで、
ミッジ・ユーロは、元リーダー、ジョン・フォックスの後釜として第二期ウルトラヴォックスに加入し、
すぐにリーダー格になりました。

そんなエポックメイキングなプロジェクトでもあるヴィサージですが、上で企画物うんぬん
みたいな事をレトリックとして、やむを得ず書いてしまいましたが、飽くまでレトリックとして流してもらって、
サウンド的には、やはりウルトラヴォックスのサイドプロジェクトと言っても良い、
ニューロマンティックムーブメントを象徴するような所々耽美的&エレポップ色大の曲等です。
(ニューロマンテックとエレポップは、ほとんど同じようですが、微妙〜に違います。
まあつまらないジャンル分けですが…)

爽やかかつ華やかなオープニングらしい
個人的にはこれがヴィサージらしいヴィサージ節なのでは?と思っている
出ました。歴史的名曲、の
ウルトラヴォックスを彷彿とさせる泣きの名曲
デンデケデンデケノッテケノッテケのアルペジオシンセベース&シンセドラムそのまんま&ボコーダー&
変なコーラス等が、笑いと共に、古き良き当時(80's)が懐かしく思い出され涙を誘う(好き!)
彼らのお約束大げさチックな終曲

といったようなところが個人的に好だった曲の内訳です。

やはり当時のムーブメント史上に残る記念すべき1stであります
(2ndも良いのですが、やはり1stほどのインパクトは当時も、今も、ないかと…"Damned don't cry"などは名曲ですが…)。

中でも"Fade to Grey"は、全てのニューロマンティック〜エレポップ史上にも、さん然と輝くような名曲だと思います。続きを読む

Systems Of Romance / Ultravox そしてウィーンへ。

systems of romance第一期ウルトラヴォックスの代表作"Systems Of Romance"でも。
当時はきっとかっこ良かったんだろうな〜(笑)
リーダーはまだJohn Foxx時代です。この後ミッジユーロになるわけですが。
(John Foxxについては以前にも書きましたのでよければ)
ちなみにJohn Foxx時代にはUltravox!←と!マークが付きます。
最後のほうはとれてたかな?この盤のジャケには付いてませんね…

イイっすよ。極一部の好き者にはたまらない。

個人的お勧めは1曲目"Slow Motion"と、やっぱり7曲目"Dislocation"あたりでしょうか。
第二期(ミッジユーロ時代)の超ヒット(UKではNo.1だったかと)の代表曲
"Vienna"の高みへと昇って行く序曲のような曲。つまりその系統。

一般的には終曲"Just for a Moment"がそれに当たる、という向きもあろうかとは思いますが。

スロ〜モ〜ショ〜ン♪と、オ、オ、オ、ディスロケーショ〜ン♪って事、です。

この盤はドイツの今は亡き天才プロデューサーコニープランクProだとか、
その前はあのブライアンイーノProだったとか、まだ言い足りない事あるような気もしますが、
長くなってもなんなんで、今日は是にて御免。続きを読む

ザ・カルトは鬼。中でもエレクトリックは赤鬼。

the cultうっひょーカルトサイコー!
やっぱイイエレクトリックは。
無人島の100枚けってい!
B52 baby way up in the sky.
Drop your love on me! (Peace Dog)

ちょっと冷静になるために歴史的な事いいますとね。
本作は87年リリースらしく、プロデューサーは多分当時あのDef Jamレーベルを立ち上げたばかりの
天才プロデューサーリックルービンで、このカルトとのお仕事の前にはあのRUN DMCにロック的な
サンプリングを持ちこんで(いや亡くなってしまったDJのJam Master Jの功績もあるのですが)、
例のエアロネタ"Walk This Way"(邦題しってます?「お説教」ですよ「お説教」)の大成功後、
このカルトと多分ほぼ同時に、ブレイク寸前のビースティーボーイズなんかも手がけていた頃です。

そんな随所にリックルービン節(例えばドラムのハイハットあたりの音とかそうなのかと)も炸裂ですが、
リックルービンとしても上記RUN〜ビースティーズ〜カルトあたりが初期の代表的なお仕事だと思いますが、
でもカルトの曲自体が圧倒的に良いでしょう。

8曲目イントロ等カッティングギター、ストーンズの"Start Me Up"かと思いました、
歌いそうになったよミックジャガー風に(笑)。9曲目ステッペンウルフ"Born To Be Wild"カバーしてる。いかにも…

正直全曲捨て曲一切なし。マジです。

1曲目の"Wild Flower"から彼らのロックワールド(笑)に持ってかれます。

ここで筆者過去の記憶をレトリックとして持ち出すと、当時この盤(実はカセット…)を熱心に聞いていた筆者を見た友人が、
そんなにイイなら貸してくれ、と言ってきたので、一週間ほど貸したところ、その友人は
(彼は当時サドカフェとか言うバンドを好きだった。いまだにそのバンドがどんなバンドなのか知らない…)、
「古臭い…これがお前の趣味なのか?」と言っていましたが、うん、そうだよ。

そんな感じで確かに古くはあるが(FREEとかあたりですかね?このルーツは?)、普遍的なかっこ良さを持っている名盤だ。続きを読む

Halim / Natacha Atlas

natacha1なんか前にオフラハザのところで公約?したみたいなんで、
書かなあかんのかな〜めんどくさ〜と思いながらこれ聞きましたけど、
結論から言うと、スゲー良かった!Natacha Atlas"Halim"です。

実際マイCD庫に埋没していたのですが、こんな機会を頂いて
正座しながら聞けてほんと良かったです。

前作"Diaspora"でも良かったのですが、アマゾ○等でもはや入手困難なようなので、
こっちとなったのも正解。"Diaspora"がクラブミュージックナイズされていたのに比べ、
本作"Halim"では、よりオリエンテッドに立ち戻った快作&怪作となりました。

収録曲的にいってみますと、 銑あたりが今風音楽(笑)ロック〜ヒップホップ〜R&B
の要素を取り入れている、まあツカミの部分。なんて、ほんと今のヒップホップ〜R&B系=
ティンバーランド〜ネプチューンズ等売れっ子の手がけるトラック物(2パターンにブチ切れてるやつですね)
の先駆け、というよりもあっちがこれのマネじゃねーか?と思わせるほどの曲。彼女のエスノラップもイイ。

natacha2い浪慎い砲気に入り、これは祭りですよ祭り。なにか古い東映の、そうですね大魔人あたりの
村の娘っ子をなんかのイケニエにする時に真ん中で火を焚いて村の衆が踊るような様
(そんなシチュエーションは大魔人にはなかったか…ピーナッツのモスラ召還のほうが良かったか…)
なんかを夢見がちな筆者は妄想しちゃいましたよ。

キΔ離丱奪は完全ダブトラック(+エスノテイスト)。ベースなんて完全ダビー。
そう言うところも筆者の琴線に触れました。

Г魯織鵐環(+もちろんエスノ)なんですが今一パッとしません。一番の捨て曲。
┐覆鵑は、ブレイク(ビート&ベース抜き)部分などはトランス風。なかなかです。
もパッとしない。ちょっとエニグマ連想はしましたが…
はスカスカフォーク調、泣きはあります。
がひょっとするとベストトラックかもしれない。重々しい荘厳かつエスノオリエンテッドな曲。
もヒドイな(笑)。消化曲。ラストトラックなので期待して聞きましたが、ラストトラックは実質。

そんな感じでしょうか。上で散々いろんなジャンル書いてますが(汗)、もちろん歌はNatacha Atlasなので
エスノ&アラビックが根底の部分にありますので。

あとそうですね、エスノ版サラブライトマン、といった感もありますね。ただサラが、なんかアラビックな曲歌いましたよね
「ハレム」でしたか?あんなのよりは百万倍オリエンテッドですので。まあ人種が違うんでアレなんですが。
とにかくコレはメッケもんでした個人的に。Thanx.続きを読む

Mamouna / Bryan Ferry

mamounaロキシーミュージックはちょっと前に書きましたけど
最高傑作の「アヴァロン」はあえて飛ばして(じらし戦法、誰にだ!?)、
フェリーのほうの、今のところ最新作(と言っても94年…)
「マムーナ」で一つ。

フェリー先生は個人的に将来こんな大人(オヤジ)になりたい!候補の一人なんですが、
そんな先生のソロ今のところ最高傑作との呼び声も一部で高いのが、このアルバムです。
その一部(どこかは分かりませんが)では、アヴァロンの再来とまで言われました。
そこまで・・・とは個人的には思いませんが・・・まあソロとしては確かに最高傑作かもです。

ferry一番好きな曲は(もうですか…)、シングル曲の"Your Painted Smile"もイイんですが、
へそ曲がりの筆者としましては、ここは一つ"Whitch Way to Turn"あたりで。
空間的音処理が素晴らしい漂うような曲で、非常〜に好みです。
ちなみにミキシングは名匠ボブクリアマウンテンです。さすが。
アップしませんでしたが(汗)、タイトルトラックの"Mamouna"もじつはイイ。

と、ほめてばかりいても信用がなくなるので、ここで辛口なこと言いますと、
あえてすっごく悪く言うと、AOR等のコアマニアの人にはスカスカのAOR、に聞こえてしまうかも、
しれません。AORマニアの人にも好きな人はいるとは思いますが。
例えばスティングなんか好きな人にはバッチリなわけですよね。

しかし先生のナヨナヨファルセットボイス(裏声)はタマラナイ・・・抱かれたい(笑)続きを読む
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