KEMPIRE

How deep is your Love?

Geologies / Hector Zazou

geologies
いつの間にか新宿中村屋が再開してたので久しぶりに行ってけど(B2ね)なにか味落ちてたかな…メインの純印度式カレーってやつ、肉は骨付きなので手羽とかの鶏肉だと思うんだけど、あんな骨でかかったかなと、ルーの味もなんとなく今一歩でしたね。中村屋が出してるレトルトの方が美味いんじゃないかな…セットのサラダはコンビネーションとかいうのでポテトサラダが真ん中にあるやつだけど、ファミレスのちょっといいやつって感じで普通。チャイ(インドティー)はシナモンの香りが素晴らしくて結局それが一番という…あれで2300円は高いわ。店舗改装で経費かかったのかしらんけどだいじょぶかな中村屋、あのコスパで。でもあそこは立地が良すぎるからやっていけるのだろうな、これからも。ウェイター&ウェイトレスのサービスとかは流石中村屋なのか、いいんだけどね。余裕があって疲れたかくつろぎたい時しかもういかないわ。

古くは1970年代(後半)Recommended RecordsからのZNR(主要メンバー二人Zazou 'n' Racailleの略とのこと)や80年代にはCrammed Discsからアフリカ系のアーチストBony BikayeとのZazou Bikayeなどのユニットもあった故Hector Zazou(1948-2008)のソロアルバムのようです。結局ソロのアルバムが一番多いので本作が何枚目かも分からないのですが、DISCOGSを見る限りは比較的初期のアルバムのようでCrammed Discsから1989年リリースです。いきなりアマゾンレビュー参照ですが、やはり少し気になるのはジャケでアマゾンでは一人が何故このジャケなのか?と言う方がいますが、私も一聴後には理解出来ませんでした。しかし何度か聴いている内にこれはこれでなんとなく色気がある曲調に合ってる気がしてきたところです。元々フランスのアーチストであり(出身は北アフリカとのこと)、ZNRの時点から同様の艶のある音楽を作り続けている人だと思うのですが、この辺の感覚的な印象はもちろん個々人で全く違ったり場合によっては真反対なほどの印象を受ける類のものかもしれないので、あまり押し付けるような事は言えないながらも、個人的にはやはりヨーロッパ〜もしかしたらアフリカ移民などによってもたらされた部分もあるかもしれない所謂異国情緒やアンニュイさが、艶やもう少し俗っぽく(分かりやすく)言うとセクシーさを醸し出しているのかもしれないと思われます。もちろんそれだけではない、少し鬱なほどの雰囲気や静寂さなど様々な曲調もあるのですが、それらも含めてやはりヨーロッパの夜の都市のようなセクシーさ漂ってくるアルバムだと思います。傑作ではないでしょうか。

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Christ The Album / Crass

christthealbum
oi!こういうヒッピーあがりの無神論者どもは少しは悪魔崇拝者でも見習ったほうがいいと思う。有名な悪魔崇拝者である映画監督のケネスアンガー曰く「俺は神にほんとうに感謝している。これほど悪魔を崇拝している俺を活かしてくれているのだから」。肉体はもとより精神と呼ばれているようなものまで全ては神からの預かりものなのだ。死の際それら全てのリース契約は終了するのだが、その後は死んだことがないので分からない。しかし精神(と呼ばれているもの)をも返すわけだから、その後はきっと虚無なのだろう。そうそれでいいのだ、少なくとも物質であった肉体の元素たちは、化学反応したとしてもその後も残っていくのだから。精神でさえ物理的な電気信号や化学反応なのだから、それらも質量保存の法則で永遠に残るかもしれないのだ。宮沢賢治曰く「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です」。結局なくなるものはなにもないのだ。直後はただ精神の抜けがらとしての屍がそこに横たわるのみ。そして神はきっと死の間際にこの世で見たどんな美しい光景よりも、それどころかそれら全てを足しても足りないような、走馬灯と言うが目くるめく光景を我々に見せてくれるに違いないのだ。それはきっと満天の星空のような。ボーマン船長曰く「凄い!満天の星空だ!(My God, it's full of stars!)」。Praise the Lord!ところで夕方のMUSIC FAIRで清水翔太くんが「なんとかLord〜♪」とかゴスペル調で歌ってたのだが、彼はクリスチャンなのかね?明日は一年納めの有馬記念か…久々に馬券でも買うかね。当たっても外れても神には感謝。しかしキリストが天から再降臨しても俺は絶対ひざまずかない。絶対にだ!キリストも使徒ヨハネも駐車場に降臨するはずだが(c町田町蔵)。俺は君の瞳の中に星空を見る。

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Michael & Miranda / The Passions

michaelmiranda
1978年〜1983年まで活動したロンドン(はシェパーズ・ブッシュを拠点との事)のポストパンク〜NWバンドの1980年発表デビューアルバムのようです。このバンドといえば、知ってる人にとっても又いくつかの80's系コンピにも収録されるくらいの最大のヒット曲=代表曲"I'm In Love With A German Film Star"(1981)じゃないかと思うのですが(かくいう筆者にとっても)、それは以前書いた2nd「Thirty Thousand Feet Over China」(1981)に収録でその2ndはこの1stと比べるてしまうと、とても洗練されており語弊を恐れずに言うとやはり所謂80'sサウンドの雰囲気がプンプンと言うくらい漂ってくるのですが、この1stの時点ではそのような雰囲気はほとんど無く当然かもしれませんがより荒削りなサウンドが聴けます。その辺はファンの間でも好みが分かれるのではないかと思いますが、そこまで詳しくない筆者としてはずるい中間的な立ち位置で、各々良さがある気がします。しつこく具体的に言ってしまうと、1stではくぐもった(篭った)ような音質とサウンド自体が、2ndではこれも当たり前ながら単純に機材の技術的な進歩と、やはり時代が80'sに入ってからのトレンドであったろうシンセ等の多用による所が大きい、サウンドがずっとクリアになり故にどこかプロっぽく悪く言ってしまうと何となくレディメイド(没個性)で綺麗な商品化しているのに対して、1stの方がこのバンド本来の姿であったろうしかし元々ポストパンクでもどこか小奇麗でポップス色があるサウンドが聴けると思います。つまり1st、2nd、いずれにも言えるのは、ポストパンクの中ではあまり暗くもネガティブな雰囲気も無い、しかし独特の湿ったようなメランコリック(鬱)さはある、ロンドンらしいバンドというところでしょうか。そんなとてもいいバンドだと思うのですが、恐らく本国での知名度の高さと比べると日本での知名度はあまりないバンドの一つという気がします。例によって?Cherry Redからのリイシュー盤(初CD化?)には今となっては相当貴重であろうデビューシングル&2ndシングルのB面曲まで収録です。ちなみに原盤(LP)はThe Cureなどで有名なFiction Recordsからだったようです。

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Etudes Pour Piano (- Premier Livre -) / Vingt Regards Sur L'Enfant-Jesus (Selection) / Gyorgy Ligeti / Olivier Messiaen - Volker Banfield

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師走って一年で一番苦手な一月だわ(一が多いな)。なんで皆んなして忙しなくなるねん…と。皆んなして意識的にゆっくりすればこんな忙しなくならないんじゃない。しかし誰か一人でも忙しなくしだすと、接点のある隣人もいやが上にも忙しなくなりだし、連鎖反応的というよりも半ば強制的に忙しなくならざるを得ないのだな、水面に石を落とすと輪が広がるように。納期とか締め切りとか12月は撤廃しない?超個人的願望だけど。結局日本人は皆んなで忙しなくなるのが好きなのかもしれん。週末、月末、年末とかの区切りも好きだしね。大晦日って一年で最大の区切りってことなんだな。

なぜか以前にも1枚書いている(同じ独Wergo盤)オーストラリアの現代作曲家Gyorgy Ligetiと仏現代音楽界のビッグネーム?Olivier Messiaenの曲を独のピアニストVolker Banfieldの演奏による盤のようです。まずは一曲目Ligetiの濃密かつ緻密かつ怒涛のように、まるでAI搭載の自走式の精密な殺戮マシーンが迫ってくるような曲と、そんなものを恐らくとても正確に(正直筆者には間違ってるかも判らないくらいのピッチ)譜面通りなのか弾きこなしているピアニストBanfield氏の超絶な演奏技法の前に戦慄をすら覚えます。元々Ligetiの曲はそのような精密機械のようなポリフォニー(多声音楽)を得意としている人らしく(MicroPolyphoyとのこと)その真骨頂のような曲では?とド素人は思ってしまいましたが、その後はさすがにその一曲目ほどではないものの、現代音楽なりに現代的な不安と不穏な響きをピアノだけで表現しているこのピアニストの再現力とやはり技量には脱帽の曲群です。対して、メシアンの方は同様の現代性は感じながらもLigetiほど濃密(Condenced)な曲ではないので、人によってはこちらの方が幾分落ち着いて聴ける曲群かもしれません。両者(Ligeti、Messiaen)ともに曲によっては又は曲中に静寂な部分もある曲もあるので、全体的には少なくともうるさくはないと思いますが、いずれ同種の不安感を煽られる、文字通りメランコリック(鬱な)雰囲気の言わば典型的な現代音楽という所でしょうか。それにしてもやはり一曲目の戦慄と旋律が走るような曲の凄さと正確な演奏に勝るインパクトは、狭量な筆者は他にあまり知らないような曲ではあります。しつこいですが(笑)濃密な一曲です。

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(奏者違いでこっちのほうが緊迫感ない気がする…)

Game Over / Bark Psychosis

gameover
普通に?Netflix大好きっ子なのですが、じっさいよくやってると思う、私など税込み702円でフル活用させてもらってると思いますね(上には上でもっと活用してる凄い人もいっぱいいると思うけどね)。最近だとSAWの全シリーズ(1〜7だったか)イッキ見でもうなんかスプラッター?に対する感覚が麻痺して、人肉って旨いかもしれんな…などと思ってしまったな。あれでも(微ネタバレです)全シリーズ無理やり話を繋げてるのには萎えたな。もう忘れてるんだけど(いろんなもの見すぎてごっちゃになってきてる特にホラー系…)番長?のあのおっちゃんが死んでからも、彼の計画に皆んな乗って(乗せられて?)例の機械じかけの処刑ゲームはto be continued!していくわけだけど、どこまで彼の計画だったんだよ?と途中でわからなくなったりね、頭悪いからかな(笑)しかし世の中そんな上手い事いくかい!と思うほどの一種予定調和ぶりが萎えたのかな。あんなおっちゃんいたら人心掌握術のまさに悪魔だろうね。でももう最後の7だったかな、最後までけっこうグロさは落ちなかった気がしたけど、その辺でほとんどコントのように思えて笑ってしまったけどね。というかあれ半分コントみたいなもんだよね。いかにも白人気質のいわゆるバタ臭い映画なんだけどだとしても良く出来てる名画だとは思うね。ゲームオーバー!

ということで数ある勝手に心の友のバンドの編集盤の1枚です。本盤のリリースは1997年、アマゾンのレビューなど見てもレーベルの3rd Stone側がシングル曲からどうやら勝手に編集して1枚にしてしまったような盤だとは思うのですが、編集盤の性でとっちらかってるような印象はありながらも逆にこのバンドの多彩かつ多才な多様性がよく出てしまった好編集盤だと思います。シングルになった1曲目"Blue"は実はあまり好きではないのですがインディダンスの曲調、どうやらWireの曲らしい2曲目(本盤のエクスクルーシブ曲だと思います)は少しおしゃれなジャズテイストのカバー、そして代表曲と言ってもいい3曲目"I Know"はファンには言わずもがなのドリーミー&メランコリックな大名曲等々、こんな初っ端の3曲だけを取り上げても彼らの上記のようなバンドとしてのテクニックや力量と才能を感じずにはいられません。もちろんその後も"I Know"タイプの内省的な曲や長尺のセッションが繰り広げられる早すぎたポストロック(時代的にはまだそんな言葉がなかったと思いますので)といえる曲など、やはり寄せ集めた感は否めないながらも、おそらく彼らの奏でた曲調がこれ一枚で大体分かると思う好編集盤です。それにしても知名度がいまいちなのが、信じられないのと残念なバンドであります。

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