KEMPIRE

How deep is your Love?

Close To The Noise Floor (Formative UK Electronica 1975-1984) / VA

closetothenoise
いま腹いっぱい!といっても栄養的にはどうかな?レトルトのさばの味噌煮(小さい)がメインディッシュで、あとはキムチでご飯大盛り気味、と品目はたった3品ではないか。まあとはデザートでりんご食べたので4品か。そういえば一日30品目とか前あったね。今はもうなくなったのかな(笑)こんなもんだろ一人暮らしは。それで腹いっぱいで頭働かないわ今。↓レビューはまだ食べる前だから書けたけどね。それにしてもあんまり頭のいいレビューは書けんね。今更ながら。人間、能力以上の仕事はできんということ。仕事じゃないけどな。

タイトル通りでしょうか、英国の表題の10年間、今のではないエレクトロニカ(そんな言葉は当然当時は無し)系の黎明期と言っていいのか?分りませんが、その手の中でもノイジーな方面の音源を収集しているコンピのようです。CD4枚組、ヒューマンリーグやジョンフォクスやOMD(次点的?にはブラマンジェやアイレスインガザ辺り)などその手のビッグネームから、少なくとも私は初めて聞く名前ばかり、まで全60曲、を編纂しているCherry Redも本領発揮の?ある意味圧巻のコンピのようにも思えます。そのように知らないネームばかりなのでDISCOGSでちょっと辿ってみると、知らなくても当然のような例えば7"シングルだけのアーチストなどもいるようで、やはりCherry Redの一端かもしれませんが膨大な知識に裏付けられた収集能力に感心したりしました。ただ、その辺で個人的には少し鼻に付いたり、ざっとではありますがそれでも4〜5回4枚を通して聴いた限りでは、やっぱり少しマニアックじゃないかい?と思ってしまいます。

そんな音的には、まあこんな個性的過ぎる種種雑多なアーチストの60曲をとても一言ではまとめられませんが無理に共通の雰囲気を言ってしまうと、やはりタイトル通りなのでしょう、ほとんど全てが生のドラマーを使わないいわゆる打ち込みによるビート、それも変則的なビート上で、ノイジーなギタープレイや人力的なパーカッションを打ち鳴らしていたり、歌というよりも叫んでるようなボーカリゼーションを繰り広げている、という所でしょうか。そんな中も上記のようなビッグネームは、偏見かもしれませんがセールスにも繋がりそうな整理されているサウンドで、かなりポップス色があります。彼らはCDの1,2枚目に収録されていて、対して意図的なのかそれとも私の偏狭な見方かもしれませんが、CD3,4枚目にはいわゆるノイズ方面の方々が多いかもしれず、そういった意味では良い対照(的)になるセットかもしれません。

ただやはりどうも、これを聴く対象者(マーケティングターゲット?)とは一体どの辺なのだろうか?と気になるコンピではありますね。副題(Formative UK Electronica 1975-1984)から想像して、例えば若者で今のEDMなどから入り興味を持ってUKのその手のルーツを遡ってみよう、などのある意味ストイックでアカデミックに音楽を聴くような人向けにも思えてしまいます。それとも私のような狭量な知識の中から知ってる名前を見つけて「よくわからんけど他の人にも面白そうな曲があるかもしれん」という単なる好奇心の持ち主辺りが買うのかもしれません。それで十分に意義のあるコンピでしょうか。

DISCOGS

(なにか前のエレクトロ系コンピでも書いてますが(笑)ここから2曲も厳しい&これがベストかも怪しいところ)

Life Is Easy / Fall Of Because

fallofbecause
日記なり、出してない人に年賀状を出さねばならず(基本的に自分からは出さず来たら出すスタイル)年賀状も切れていたため、めんどくせーなーと思いながらもその辺は妙に律儀なので買おうかと思ったけど、それを思い立ったはなぜか新宿中央公園でした。さてどうしたものか?とスマホも持ってない身なので、以前出した思い出から「うーん西口のバスターミナル方向に郵便局があったはず」と思い歩きはじめたはいいが、なぜか逆の中野方面へ。当然「ないな…」となり通りすがりの高層ビル内にも郵便局はあるはずと思ったが時間も夜7時なのでみなしまってる模様、と勝手に思いまたビルに入ってさがすのもしんどかったので、そうだ、コンビニでも年賀状売ってるだろ、と見えたローソンに入ったが、無し。しかし次のファミマにはあったのだ。でもPasmo(私はPasmo派)等のプリペイドカード類では買えないんだってね。あれは官製なので公共料金などと同じ扱いだそう。と店員さんに教えてもらい渋々現金払い。結局すげー疲れたんですけど…で新宿駅まで歩く気力もなくなり、しかしすぐ近くに西新宿五丁目駅が!(マップ検索で見てみてね)でもさあまた次の都庁駅だっけ?で乗り換えなければ、地下鉄大江戸線の新宿駅に行けないんだけど!?となにか年賀はがき1枚(10枚組)だけのために要領&効率の悪い一日でしたよ。明日もし書くならば、知ってる人もいると思うけど新宿メトロ食堂街にてク○(失礼)まずい海鮮丼を食ったお話です。お楽しみに!

なるほど米国90'sインダストリアル系の代表的なバンドと言っていいのでしょうか、そのゴッドフレッシュの前身的バンドの唯一のアルバムのようです(シングルもなし)ゴッドフレッシュはそれなりに好きですが、しかしいつもながら熱心なファンではないので特に後期?など知りませんので、それでも初期の方がやはりエナジーに満ちている気がし、良いのではないかという程度です。そしてこの前身バンドも全く同様のエナジーに満ちている気がします。エナジーに満ちているとは何ぞや?とはさておき、本作とゴッドフレッシュの違いを無理に指摘するならば、やはりまだまだやりたい事の整理が出来ていないという所でしょうか。いややりたい事はゴッドフレッシュの初期何枚かを聴いているという事後ゆえに分かってくる類の事であり、もしそれなくして本作単体だけを聴いたとした場合は、これはこれでとてもネガティブなエナジー(またですが、まあ恨み節的な雰囲気でしょうか…)で全編貫かれている、メインストリームではないという文字通りの意味でオルタナティブでエクストリームでラウドなロックの傑作とさえいえるアルバムだと思います。しかしゴッドフレッシュを先に聴いてしまっている者としては、やはりどこかとっ散らかっているような、まだ実験段階のような、そのようなサウンドにも聴こえてきます。だとしても、ネガティブなエナジーで満ち満ちている、そういった意味で稀に見るほどロックらしいロックのアルバムかもしれません。あの人がロックかどうか?は置いておいても少なくともロックに多大なほどの影響を与えた人物として、ロックがノーベル文学賞をもらえる時代が来たのだろうか?とはいろんな意味で感慨深いですね。だからあの人は表彰式に出なかっただろうと思います。脱線しました、ある意味(ブルースベースの?)ロックらしいロックの最後の輝きが見えるような好作です。

DISCOGS


Street Sounds Electro The Ultimate Boxed Set / VA

electroultimate
こ、これは…店屋で見つけてその場で小躍りしてしまうようなブツはたまにあり、しかし家に帰ってから実際に聴いてみると「ああ、こんなものだな」とほとんど想定内のサウンドの場合がほとんどの中、これはタイトル通りという意味では想定内ですが、しかしその収集という意味での豪華さには家に帰ってからも踊りっぱなしです。Street Soundsという海賊盤屋に毛が生えたような?UKのレーベルが憧れ半分で本場USのエレクトロ〜初期ヒップホップの12"の音を執拗に集めた1〜22のシリーズを全て網羅のCD2枚+エレクトロに影響を与えた又はエレクトロ自体のレジェンダリーなPV12本収録のDVDの3枚組のようです。まずDVDはもう見飽きたくらいの(笑)12本ですし、そのほとんどはYT等で見れるものばかりなのであまり有り難みはないのですが、中では気になったのは"10 Speed - Tour De France"というPV、タイトル通りのクラフトワークの代表曲でしょうが、10 Speedという謎のグループがカバー(しかもクラフトワークのリリースと同年)という事らしいのですが、どう聴いてもクラフトワーク自体なのですが…PVも本人たち4人が全身黒タイツでレース用自転車で走っているという物。なんなんすかね(笑)おそらくクラフトワーク自体の覆面(になってませんが)グループだったのでは?その次には本人達の"Trans Europe Express"が…あとは個人的にマンパリッシュとジョンズンクルーのPVが比較的高画質で見れて好感でしたが。

さて肝心のCD2枚、しかし鋭い方はお気づきのように、CD2枚にLPとはいえ各11枚づつを.wav/.cda等の無圧縮ファイルでの収録は到底ムリで、結局192kレートのmp3で収録です。その点でDISCOGSでは「音が悪いよ…」「せめて320kにしてよ…」などの意見があり、また反論意見もあるように、少なくとも私は全くその点気になりませんでした。だいたい、聴けば分かるのですが音源はマスターテープからではなく(たぶんほとんどが)、それどころかDJによるタンテでのノンストップミックスであります。そこに音質云々は私は求めません。そもそもラジカセ(笑)での視聴などで満足出来てしまう程度の耳ですし、mp3プレイ可能で高級な?CDプレイヤーで聴くならばともかく、ほとんどのリスナーはこれをPCで聴くのでないかと思います。むしろ少しだけ残念なのは、上記のようにDJによるミックスなので各曲が約30秒〜2分(もしかしtらRadio Edit的物かも)ほど12"のバージョンよりも短くなってる点なのですが、しかしそれももちろん変な?ミックスではなく流しっぱなしで最初と最後だけを次の曲と繋げている程度なので、ほとんどオリジナルのバージョンと言ってもいいと思います。中にはむしろ長くなってる曲などもありますし(笑)

なにか概論的な事ばかりで長くなってますが、内容の解釈的には?これだけの曲(202曲+12PV)を私は一気に聴き、プレエレクトロ(主にDVDのPVの方)→初期エレクトロから黎明期のヒップホップが生まれていく様、という恐らくポピュラー音楽史上では既に周知の事実を実際の音を聴きながら、その流れのようなものが理解ったような気分になれたのが何よりの収穫でした。年代で言うと、プレエレクトロと言ってもDVD収録の曲は年代的には幅がありエレクトロ前のクラフトワーク辺りは1970年代後半〜完全にヒップホップ後のニューオーダー辺りは1980年代前半ですが、CDの方もその幅内であり、恐らく一番多い=「エレクトロ」が盛り上がっていたピークはやはり1980年代初頭ではないかと思われます。しかし個人的にはより初期、このコンピで言っても初期の1〜6くらいまでが大変に魅力的です。何でもそうかもしれませんが、黎明期というのは何だか解からないようなカオティックで何でもありのような、これから何かが始まるという勢いのあるエネルギーに満ちていますね。まあそれはこの2017年に整理されたポピュラー音楽史を見た上という偏見がそう思わせる部分もあるのでしょうが、やはりこうやって実際に聴いていてもそう思わせる何か、は確実にあります。その辺、説明するのが難しくなによりめんどくさいので割愛させていただきますがそう思わされた私は幸福だったなと(笑)そう幸福この上ない瞬間をこんなコンピから頂きました成人の日の三連休に。やはり概論&ただの感想文にはなりましたが、このコンピに私を巡り会わせてくれた神には感謝です。

最後に12"のDISCOGS画像でも。これら全て揃えるとなると多分20万はくだらないのでは…
electroboxed


DISCOGS

(この中から2個は厳しかった…)


Play Masenko Combo / C Cat Trance

Play Masenko Combo
めちゃくちゃマイナーではないながらも、何と言うか英国ロック界と言っていいならば、その中では徒花的な存在だった気がするバンドのコンピを除くとCDでは唯一のオリジナルアルバムでしょうか。コンピの方は目ざとくCherry Redと所属レーベル的な所(Ink Records)から2枚出てるようでアマゾンマーケットプレイスで超安く買えそうです。そのコンピなどと当然何曲か被り、1stミニアルバム的なLPが1983年に、そして本作(原盤はもちろんLPでやはりミニアルバム的+CDボートラで上記1stから一曲を除き収録)が1987年と、そもそも活動期間がその程度のバンドなのでその点はしょうがないのですが、Cherry Redからのコンピは持っていてそれとはあまり被りませんし、バージョンも違い本作の方が長いです。それにしてもその2枚を聴いても一貫した似非エスノミュージックが全面的に展開されています。

どういった経緯でこのような、言ってしまえばヒョロヒョロとした白人が恐らく誰(中近東人)から習うことも無く憧れだけで雰囲気中近東音楽を、それも執拗に奏で続けてしまったのか?は英国音楽七不思議の一つくらいなのですが、DISCOGSを参照して中心人物的(二人組ですが)なJohn Rees Lewisの前に在籍したバンドMedium MediumをDISCOGSだけで聴いた限り、バンド名通りなのか?いかにもなほど中庸というかイメージのしやすいポストパンクバンドの音の中に、おそらくUKダブからの影響なのでしょう、どこかこのC Cat Tranceと同じ匂いのやはり「いかがわしさ」のようなものが共通した気がしたので、もしかしたら彼の中では当然のごとく一貫した流れの音の発展系がこのバンドだったのかもしれないな、と今思ったところです。

個人的超独断分析とさえ言えないようなダラダラした感想ではありますが、そんな事をしたのはこのC Cat Tranceのしたかった奏でたかった音がやはりどうして?と気になってしょうがなかったからです。とは言え本作中でも上記のようなポストパンク〜UKダブ的なテイストの方がエスノテイストよりも大きい曲もあり、ゆえにいっそうポストパンク→似非エスノミュージックという特殊な経緯を辿ったこのバンドのやはり特異性を感じずにはいられません。書いたように、Ink Recordsというインディーズレーベルからとはいえデビューし、きっと当時の時点ではそれなりのセールスもあったであろうこのバンドながらも、それはまるで素人が勢いだけでエスノ系音楽を奏でてしまったような音楽を聴いていると、全く不思議ながらなんとも抗し難いほどの魅力を感じてしまうのは何故なんでしょうか?私の中では、特殊かつ既に隙間という意味でやはり徒花であり、英国音楽の中での一つの特異点にさえ思える神秘的なバンドです。God save the C Cat Trance!

DISCOGS


Geologies / Hector Zazou

geologies
いつの間にか新宿中村屋が再開してたので久しぶりに行ってけど(B2ね)なにか味落ちてたかな…メインの純印度式カレーってやつ、肉は骨付きなので手羽とかの鶏肉だと思うんだけど、あんな骨でかかったかなと、ルーの味もなんとなく今一歩でしたね。中村屋が出してるレトルトの方が美味いんじゃないかな…セットのサラダはコンビネーションとかいうのでポテトサラダが真ん中にあるやつだけど、ファミレスのちょっといいやつって感じで普通。チャイ(インドティー)はシナモンの香りが素晴らしくて結局それが一番という…あれで2300円は高いわ。店舗改装で経費かかったのかしらんけどだいじょぶかな中村屋、あのコスパで。でもあそこは立地が良すぎるからやっていけるのだろうな、これからも。ウェイター&ウェイトレスのサービスとかは流石中村屋なのか、いいんだけどね。余裕があって疲れたかくつろぎたい時しかもういかないわ。

古くは1970年代(後半)Recommended RecordsからのZNR(主要メンバー二人Zazou 'n' Racailleの略とのこと)や80年代にはCrammed Discsからアフリカ系のアーチストBony BikayeとのZazou Bikayeなどのユニットもあった故Hector Zazou(1948-2008)のソロアルバムのようです。結局ソロのアルバムが一番多いので本作が何枚目かも分からないのですが、DISCOGSを見る限りは比較的初期のアルバムのようでCrammed Discsから1989年リリースです。いきなりアマゾンレビュー参照ですが、やはり少し気になるのはジャケでアマゾンでは一人が何故このジャケなのか?と言う方がいますが、私も一聴後には理解出来ませんでした。しかし何度か聴いている内にこれはこれでなんとなく色気がある曲調に合ってる気がしてきたところです。元々フランスのアーチストであり(出身は北アフリカとのこと)、ZNRの時点から同様の艶のある音楽を作り続けている人だと思うのですが、この辺の感覚的な印象はもちろん個々人で全く違ったり場合によっては真反対なほどの印象を受ける類のものかもしれないので、あまり押し付けるような事は言えないながらも、個人的にはやはりヨーロッパ〜もしかしたらアフリカ移民などによってもたらされた部分もあるかもしれない所謂異国情緒やアンニュイさが、艶やもう少し俗っぽく(分かりやすく)言うとセクシーさを醸し出しているのかもしれないと思われます。もちろんそれだけではない、少し鬱なほどの雰囲気や静寂さなど様々な曲調もあるのですが、それらも含めてやはりヨーロッパの夜の都市のようなセクシーさ漂ってくるアルバムだと思います。傑作ではないでしょうか。

DISCOGS


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