KEMPIRE

How deep is your Love?

Cylobian Sunset / Cylob

cylobiansunset
時々思い出す君と行った鬼押出し園の思い出、夏なのに夜はめっきり冷え込む北軽井沢「避暑地だからね」と僕、「どうしよう、Tシャツとかキャミとハーフパンツくらいしか持ってこなかった」と君、「それはまずいな、言わなかった僕もわるかった」「じゃあ羽織るもの貸して」「オッケー」と出した薄手のカーディガンにちゃんと手を通して着た君のしぐさに少しドキッとしたな。夜空は満天の星空、標高が1000m超の所なので気温もそうだけど排気ガスなどほぼ無縁の場所で、澄み切って文字通り降ってきそうな星、「アレガ、デネブ、アルタイル、ベガ、キミハ、ユビサス、夏の大六角!」と当時の流行歌を歌おうかと思ったけど、そんな一等星さえも埋もれてしまう星々だった。でも一番光っていたのは隣の君だったけどね。何光年も離れている星々と何センチも離れていない君、それを両方見れたあの時はやっぱり思い出深い。一生の思い出となる素敵な時をありがとう。

しょっちゅうは聴かないがたまに無性に聴くたくなるタイプの音楽、まあテクノの人?なら多分知ってる系アーチストでしょうか、サイロブがエイフェックスツインのRephlexから出したアルバムのようです。この名義では1stのようですし、当方のもそうですが邦盤でも出たくらいなのでその手では有名かつ代表的なアルバムでしょうか。別に前から知ってるアピールする訳ではないですが、いやそうなのかもしれませんが(笑)この人を知ったのは本人名義ではなく、このサイロブとしての同RephlexからのデビューEPで、その"Industrial Folk Songs"も曲数的には6曲収録(でも短い曲もあり)で本作「Cylobian Sunset」の前年1995年に出てたようですが、比較的話題になってたと思います(どこかで)そして満を持してリリースされたフルアルバムだと思います。"Industrial Folk Songs"がその名の通りかもしれない、かなりメタリックな音色ほぼそれのみを使った実に単純なボーナスビーツ集的な作品だったのにして(DISCOGSで全曲視聴やアマゾンでMP3で買えます)本作はやはり気合が入ったのでしょうか?一転もはやボーナスビーツとは呼べない音楽的な曲としての体裁を感じる、メロディーによるメランコリックながら基本的にはやはりインダストリアルな感覚を持つという言わばお宅打ち込み音楽でしょうか。まあそう言うならばRephlex自体がそういうレーベルなのでしょうが、そういった意味でとても初期Rephlex的な作品ンあのかもしれません。場合によってはエイファックスツインチルドレンとかもって言えば真似っ子やパクリとさえ言われてしまうようですが、この人のオリジナルの部分を探すと、オリジナルリリース盤のラスト2曲(LPでB4,B5)で顕著かもしれない、エイフェックスのアンビエントとはまた違った、タイトル通りにもあるようにユートピアの夕暮れとでも言うような幸福感と哀愁感が同時に存在している雰囲気にあるような気が個人的にはします。そしてその2曲が時々無性に聴きたくなります。

DISCOGS


Forever / Cranes

田宮良子
暇なんだろうねBSで寄生獣の映画版やってたので他にすることもなく見てたけど、そういうパターンだと意外と面白く見れる。期待しないのがいいのだろうね、ただ前後編立て続けにやったので、前編はおおおもろいやんと思ったけど後編(完結編)はダレた…というか前編はテンポいいんだけど後編はいらないシーンがあるなと。まあ原作(漫画)は相当前読んだきりなのであまり比べらないけど、前半は忠実、後半はけっこう映画オリジナルの部分がある印象だね。その辺がうまくいってなかったかな>後編。しかし忠実な前編は泣けるわ。原作者、岩明均は人が悪いと思うんだけど(笑)かーちゃんが寄生獣に乗っ取(寄生)られるのはずるいわ(涙)乗っ取られながらも主人公(息子)との決闘シーンで、子供のころ天ぷらの油が主人公にかかるを防いだ同じ右手で最後もう一度、自ら切られることで攻撃を微妙にずらして息子を救うとか絶対泣くよ、かーちゃん…と。原作や映画等見てる人のは納得してもらえると思う(笑)ただそのかーちゃんの余貴美子ももちろん演技上手いからなんだけど、裏主人公と言ってもいいと思う田宮良子を演じた深津絵里がよかったね〜深津さん別に好きでもなかったんだけど、ファンになった(笑)これも話知ってる人には言わずもがな、田宮良子というキャラが寄生獣と人間との間で揺れ動くという魅力的なキャラクターなんだけど、しょっちゅう顔半分割れたする言わば汚れ役だけど、よく演じきったなと。寄生獣の中で頭も強さもダントツのエリートだけど、人間の女性に寄生したのが良かったのか悪かったのか、人間に寄生した者同士のセックスなど全て冷徹な実験で始まりながらも、人間の子供を産み育てていくうちに母性を通して人間を学んでいくという設定も天才的だわ>作者。あとは北村一輝(市長)の演説もよかったかな(笑)他の生物たちの生の上に成り立っている人間こそが寄生獣ではないか!という、これもくどいかもだけどてっきり寄生獣だと思ってたら寄生獣側に立つじつは人間だったというね、SATに殺されてから分かる。とまあ前編泣けるネ申的、しかし後編は…うーんまずまずと…感想でした。ちなみにアマゾンプライムでも両方みれますよ。

forever
前段とつなげるわけではないですが(笑)まあ同じような印象の?クレインズ(クレーンズ)のDISCOGSを見ると4thになる本作、インディ系ながら大手だと思う(スピリチュアライズドなど擁するので)Dedicatedからなので実質1st的な傑作「Wings Of Joy」に続く全く同路線のやはり実質2nd的なアルバムだと思います。衝撃的だった「Wings Of Joy」に劣るどころかその頃よりこの路線が板についてきて小慣れているはずの本作ですが、「Wings Of Joy」のなにか危なっかしいゴシック路線のエレポップ風味もあるシューゲイザーとでも言うそんな未分化な不安定さが相当魅力的に響いてきたのに比べてしまうと、良くも悪くもプロっぽく安定したサウンドになっていると思います。しかし深みは増しやはり機材なども良くなっているのかなんとなくまだローファイだった「Wings Of Joy」よりずっとクリアでいわゆる音の分離も良いサウンドなので、もしかしたら一般的にはこちらの方がより傑作ということになるかもしれません。まあやはり衝撃的なインパクトは「Wings Of Joy」の方が上だとは思いますが、言わば「Wings Of Joy」の発展形なのでしょう、結局リラックスもできる気持ちの良いサウンドには違いないものと思います。ちなみに現行盤?はCherry Redからでボーナストラックにはシングルカットもされた"Jewel"のロバートスミス(The Cure)によるリミックスやリリース当時ボーナスディスクだった全曲も収録なのでお得かもしれません。

DISCOGS


Fatherfucker / Peaches

fatherfucker
ああ10/31のハロウィンか、なにかこの頃で一年早いな…と実感するねブログ的に、だけどね(笑)そんな出来事というか思ったことでも書くと珍しくバスに乗ったんだけど、あるバス停で結構な歳であろうおばあちゃんが、たぶんお爺ちゃんだろうか(誰かはわからなかったので)見送りに来たんだろね、発車のとき元気よく手を挙げて挨拶してたのがとても印象的だったね。でも自分ももちろん杖をついてて、家の遠近はわからないけど、わざわざ見送りに行くというのも大変だろうに、そこは愛(情)なんだろうか?そこにくるものがあってね。私なんて誰かをバス停とかに見送りにいったことなど一度もないよ、人で無しかね(笑)弁明すると、行ってもしょうがないじゃんと思ってしまうんだよね、良く言えば合理的なもので。しかし人間それ(合理性)だけではないんだろうな。合理的うんぬんじゃない部分、自然にそうしようと思う気持ち、それって大切だよなと。だいたい自分が逆の立場、誰かがわざわざ見送りにきてくれたとしたら、こんなに嬉しいことはそうそうないなと今気付いたよ(笑)自然というか本能的なものか、年月をかけて自然に出てくる湧いてくるような情ってやっぱり人間的に、また生きていく上でも一番くらい重要なものなんだろうね、打算的な意味も含めて。そうするとそちら、見送りに行く、という方が実は合理的な行動なのかもしれん。とそのおばあちゃんを見てて思ったよ。久々えらく真面目だな。

うーん本日安かったから買ってみて失敗の巻CD(マキシCDじゃないよ)店のポップ書きにエレクトロクラッシュとか書かれてたので、まあ嫌いではないジャンルだし10%OFFで342円だったので買いましたが、まだ一聴ですが、それでも何と言うか面白いかこれ?といった感じです。ちなみに2003年物なので15年も前の作品という前提も踏まえてもらって。エレクトロクラッシュと言うよりも、パンクディスコと言ったほうが合ってる気もしました。まあ玉石混交なのが我がブログなのでたまには石の方も出そうかという意味でも書いてみますが、ちょっとどう表現したものか、でもあまり悪く書く気もならない不思議と。超上から目線で申し訳ない(>Peaches)、どうやらカナダ出身の女の子、という感じがしない大体ジャケやタイトルもちょっとエグい、エンハンストで入ってたビデオを見たら昔の言葉?でグルーピーでも本物ぽいいっちゃってる感じの姉ちゃんという所でしょうか、それは見た目かもしれませんが、その見た目でこういうとりあえずやってみた!ぽい言わば素人に毛が生えたような音楽をやはり勢いだけで録ってみたようにも聴こえる、取り留めもないような曲が続いていきます。その辺で評価が分かれるような気がするのですが、とは一応プロ(作品を売ることでお金を頂いている)なのだから自分が好きな事をただやればいいってもんでもないぞ、という実に頭の固い意見(否)もあれば、いや自分の好きな事を思いっきりするのが人生、そしてあなたはそれを認められてXL Recordingsからこのような立派な一枚のアルバムとして発表しそれなりに売れている(多分)そんな幸福なことは他にあるかい?(賛)といったように好き嫌いきっぱりなほど分かれるような音楽かもしれませんし、そんな本作だと思います。つまり人によって、つまんね二度と聴くか!か、一人の女の子(かな…)が自分が好きな音楽をそれもほとんど一人で一枚のアルバムとして造り上げた素晴らしく芸術的な傑作、となるか、といった所でしょうか。それくらいでしょうか…個人的にはどちらでもいいのですが、再度聴くかどうかはわからない…ああ、なぜかエンハンストでは未収録ですが他のPV見てゲストボーカルの御大イギーポップがまだまだ若い時(といっても56歳くらい…)でかっこ良かった、ロックだわ〜この曲だけはまた聴くかな…結論的には、姿勢は嫌いではない、しかし音楽的にはあまり面白くない個人的には…です。

DISCOGS


How Dare You! / 10cc

inspiration3470
前も書いてる我が家の2階大改装の続報です。といっても大した進展もなく(笑)まあ一番は余計なPCを買ってしまったという所から。Dellなんだけどね、仕事に持ち出してたノートブックPCがあまりにクリエイティブではないブツだったので、しかしだからといってわざわざマウスコンピュータとかで売ってるヒャダイン推奨のクリエイター用PCなどを20万近くも出して買うわけにもいかず、InspirationとかいうシリーズのCPUは2番目くらいに安い?インテルCore i3-8100 なので第8世代らしいけど高いやつの6コアじゃない(笑)まだ4コアのやつを5万円で買ってしまったよ。しかし台湾かなそこからのBOT製品なので結局到着まで1ヶ月ちかくかかったね。まあ急ぐ話でもなし気長に待ってたけど。それでもまだHDDだしメモリも8GBだけなのでやはりクリエイティブではない、なのでSSD256GBとメモリ8GB(どちらもどこメーカーだったか…サードパーティ的な)を買ってメモリは付けたのまでは良いが、内部ケーブルであるSATAの電源ケーブルの方がHDDとDVD-Rの二股だったので、SSDと計3股は必要で高いのも何なのでアマで謎の中華製を頼んだら、まだ来ない。またこれも中華便なので3週間くらいは我慢するけど。なのでまだなにも動かないという近況です。動き始めたらまた書きますよ(笑)


howdareyou
10ccの4人体勢ではラストアルバムとのこと、原盤はもちろんLPなので全9曲計43分、聴いているとあっという間に終わりますが、曲順など考えられているのでしょうか、なんでも当時は4人全員OKを出さなければアルバムに収録しなかったらしく、それも納得で本作からは一曲も外せないような名盤でしょうか。しかし全9曲とはいえ1曲中にも3パートくらいに分かれてそうな曲もあり、それらが続くので上記のような流し聞きではなく、スピーカーの前でじっくり聴いているとこの人達の次々と曲が溢れてくるような才能が感じられます。それにしてもほぼデビューの頃らしいですがビートルズ"Oh Darling"を巧妙にパクった代表曲"Donna"の頃から変わらず感じるビートルズの多大な影響は本作でもしっかり感じられて同じ4人組という所からも乱暴に言ってビートルズの(解散頃に出てきたので)生まれ変わりのようなバンドだなあ、とその辺UKのオールドなロック門外漢は思ってしまいます。簡単に言えば何というかビートルズが当時現役だったらこのようなアルバムを出していたのかもなとも。そんな間接的にビートルズの偉大さと影響力の凄さを本作から感じてしまいました。それではなんなので10cc的にも、とんでもない才能を持った4人が集まって、巧妙ながらも最後に打ち上げた壮大な仕掛け花火のような単純に楽しいアルバムという印象です。

DISCOGS


Winter In The Belly Of A Snake / Venetian Snares

winterin
映画週間なのか?比較的見てるけど、一昨日だったかなぜかカズオイシグロ原作の「わたしを離さないで(Never Let Me Go)」というのと、今度テレビドラマ版がBS再放送だからやってたのか「聖の青春」の映画版を立て続けに見てしまい、これって微妙にオーガン(Organ)繋がりだよな、と思ったgoglemanですが、結局泣けたのは「聖の青春」のほうだったという。「わたしを離さないで」(は綾瀬はるか版ドラマ未見、ぜひ見たい)ももちろんノーベル賞作家の原作かつ好きなキャリーマリガン主演ということでことで、SF的ながら重いストーリーでこう言っちゃ何だが面白かったんだけど、やっぱり事実は小説より奇なりなのかね、「聖の青春」は実在の人物のこれも語弊あるかもだけど悲劇ということで、より真剣に見てしまったよ。もちろん当人の生き様にも来るところがあったんだが、やっぱり両親の描写シーン、特にかーちゃん(竹下景子)のシーンと、ネタバレかもしれんがまた私だけかもしれないけどもう末期で、先輩棋士(安田顕)とプロ仲間(柄本時生)に主人公聖(松ケン)が「手術でキン○マ取ってきましたよ、もう(性欲とかエロとか)煩わしくない、すっきりした!」と言うシーンなどで号泣です。羽生善治(東出)とのシーンには意外と泣かなかった。あいつ(東出)演技下手なんだもん…対して松ケンは太って本人に寄せてきたのには感心したよ。やっぱり作り物にはない真実味には心揺さぶられるね。ちなみにその後もっとも作り物感のあるMナイトシャマラン「ハプニング」てのも見てしまい、話的になにも解決されないモヤモヤ感に口直しならぬ後味の悪さで台無しに。まあそれもまた一興。

ブレイクコア第一人者?アーロンファンクのメイン名義による何作目でしょうか、多作すぎて分かりませんが、数枚しか知らない中では一番バラエティに富んでる気がする正直傑作だと思います。しかしこの人のアルバムやEPのジャケもいくつか手掛けているTrevor Brownによる例によって暴力的なジャケで買うのをためらってしまいそうなので(店舗でレジに持っていくのも)、このジャケで損をしている気もしなくもないですが、暴力的というならばやはり内容的には合っているのかもしれません。知ってる人には想定内なのかもしれないませんが、ドリルンベース〜ブレイクコアな他人の音楽のブレイク部や自分自身による打ち込みビートさえも、おそらくRecycle系のサンプル分解ソフトか場合によってはそれらソフトも使わず手動でビートを切り貼りしているかもしれない、そんな暴力的なぶった切りのビートや時にベースに、妙にクラシックな(実際クラシック音楽からのサンプルも多いかもしれません)ストリングスなどの上モノや常に不穏な雰囲気のSE的音などが乗るというスタイルでしょうか。中では割とまともな曲ながらやはりドリルン的な変拍子に聞こえてしまう言わばつんのめって乗れないビートになんとなくDボウイぽい歌が乗るという少し異色な歌物から始まりますが、すぐに2曲目で上記のような不穏なクラシック調+ブレイクコアという曲調になるという前半こそ想定内ですが、中盤から3〜8分台の曲の間に1分台の小曲が挟まっていくという本作はそういった体裁自体でもバラエティに富んでるかしれません。小曲にはMisfitsの曲のカバーなどもあり、カバーなど珍しいのではないでしょうか。やはりジャケに勝るとも劣らない常に厭世的な彼ベネスネ氏の世界観の一旦を垣間見させるような代表作にもなるのかもしれませんね。

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KEMPIRE(基本その日に買うてきた音源をいかにも前から知ってる風に語るブログ)

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